日本の「政治」の〈可能性〉と〈方向性〉について考える。

「政治」についての感想なり思いを語りながら、21世紀の〈地域政党〉の〈可能性〉と〈方向性〉について考えたい。

「システム」は人の上に人をつくり、人の下に人をつくり続ける

2019-10-22 | 社会 政治

「システム」は人の上に人をつくり、人の下に人をつくり続ける

福沢諭吉が言う、天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず、とは嘘なのだが、それをもっともらしく諭したところに多くの人の共感を呼んだのだろう。福沢は勿論のこと、みんな分かっているからだ。生きている社会がそうではないことを。

それにしてもこの何週間の空気は、一体なんだろうなぁ、この閉塞状況は。とにかく息が苦しいのだ。ただそれでもよく食べ、焼酎を飲み、よく眠れてはいるが。そんな私を少し楽にしてくれるのは、私が「システム人」として担い続けている「システム」とその自己完結運動の歩みと悪戦苦闘し続けていることかもしれない。そのシステムはいつも私に教えてくれる。すなわち、システムは人の上に人をつくり、人の下に人をつくることを。この「人」の集団が構成する国家もシステムから見れば、システムは国の上に国をつくり、国の下に国をつくり続けるということになる。

そんなシステムに対して、私は何とかできないものかと向き合ってきたが、どうにもならないままだ。その挙句はこの私自身がどうやら疲れ果ててしまった感がある。それでもそんな私に対してシステムは叱咤激励しながら、生きている限りはしっかり考えろ、そして何とかお前にしかできない軌跡を残せと。それがシステム人としてのお前が果たすべき役割である、と話しかけてくれているように思えるのだ。と言うか、ここまで来てしまったのだから、そう思いこむしかないだろうが。このくそったれと、時々一人で呟きながら、生きていくしかないだろう。

 


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