Kオジサンの新・山歩きの記

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ウオーキング 中山道 往来(ウオーク)   石畳を歩けば、江戸時代の旅人気分

2016-11-05 23:38:14 | ウオーキング

中山道の細久手宿から御嵩宿までを歩きました。キッカケは名鉄駅に置いてあったパンフレットです。瑞浪市と御嵩町が共催する中山道をウォークすると言うイベントです。瑞浪市の細久手宿はJRの駅から離れており、シャトルバスで駅と宿場町を結んでくれますので、助かります。
この機会に中山道を歩いてみようと思いました。


名鉄の駅に置いてあったパンフです。
名鉄が協力だから駅に置いてあったのでしょう。瑞浪まで、JRで出かけました。担当者がJRに協力を求めなかったのだろうか。細久手宿に近いのが瑞浪駅です。JRもタイアップで協力しても良さそうと思います。


瑞浪駅へ

JR那加駅です。
下呂行きの普通列車が入線してきました。




美濃太田駅です。
名古屋行きの特急が出て行き、その後に多治見行きの普通列車が入線してきました。




多治見駅です。
中津川行きの快速が入ってきました。
快速と言っても、多治見までで、ここからは各駅に停車します。




中央線の線路です。
新線と旧線で線路が着いたり離れたりします。
もうすぐ、土岐市駅です。




瑞浪駅に着きました。




瑞浪駅の南側です。
スタッフが居て、シャトルバスの乗り場が北側に有る事を案内していました。




駅前のパン屋。
サンエトワールと言う店です。
左側のフランスデニッシュを買いました。美味しい味でした。




女性の4人組。
この人達も中山道往来に参加する人達です。


細久手宿へ

バスが停まっていますが、スクールバスです。
ここで、シャトルバスの到着を待ちました。




しばらくして、現れたシャトルバス。
御嵩町のマイクロバスです。
役場の人が添乗していました。




細久手宿が近付いてきました。
既にウォークは始まっています。


細久手宿にて

細久手宿スタートの受付です。
ここで、チェックを受けました。




急いで出発する必要は無いので、ゆっくりとしたスタートにしました。
歩く前に、五平餅を買います。




列に並んで買い求めましたが、前の人が4個とか8個と大量に買い込み、少し待たされました。




買ったのは1個です。
この場で食べれるようにトレーに乗せてくれました。




細久手宿の説明板が設置して有ります。



細久手宿から御嵩宿までのコース図です。
中山道御嵩宿・細久手宿ウオーキング実行委員会作成のパンフから引用しました。


これからウオーキングを開始します。

細久手宿の大黒屋。
旅籠ですが、今も営んでいる宿屋です。




大黒屋の中にお邪魔しました。
現在も旧中山道をウオーキングしている人が泊まるようです。
中を見せて貰いましたが、京都の寺田屋と同じような印象がしました。
ここに泊まれば、江戸時代の旅人気分に浸れる事でしょう。




(10:07)
幼児も歩いています。
気分が高まって走り出しました。
家族、一緒に歩けるのが嬉しかったのでしょう。



民家の庭先のモミジ。
紅葉が始まっています。




民家の入口にカカシが立っています。
無料で豚汁がいただけます。





この人達もこれから歩く人達です。
先ほど買った五平餅を食べています。
それに、豚汁を戴いています。




豚汁のお接待。
私も戴きました。
美味しかったです。




おウチの中を拝見しました。
壁の芸術。伊勢型紙です。




細久手宿を出ました。
手作りのカカシが見送ってくれます。




前を歩く人達。
曲がった道が、旧街道らしい道です。





街道の所々に中山道往来の幟旗が立っています。




平岩地区へ来ました。
左に行くと松野湖。直進が旧中山道です。



平岩地区へ来ました。




平岩地区の小沢商店です。
この店は映画。「キツツキと雨」に登場した店です。
このキツツキと雨には役所広司や小栗瞬が出演していました。




街道沿いの民家。
軒に柿が吊るされています。
こんな所にも秋を感じます。




干し柿が有った民家の先。
アスファルト道から山道に変りました。
この辺りから登り坂となりました。




坂道を登って行きます。
アスファルトの道から地道で、旧街道らしい道に変りました。



今日のKオジサンの後ろ姿。




ボツボツと反対方向から歩いて来る人達と出会うようになりました。




スポーツ少年団の子供たちです。




ご夫婦が木の枝に触って居ました。
近寄って、見せて貰ったらムカゴを取っていたのです。




鴨ノ巣の一里塚です。
左右の塚が残っている一里塚は珍しいと思います。




(10:56)
鴨ノ巣一里塚の説明板です。





反対方向から歩く人が来ます。
路には一杯に朴葉が落ちています。




反対方向から来る人達。
坂を登ってきます。
このあたりの道は道に草が生えています。
伸びた芝生のような感触です。




中山道の遠景。
街道を歩く人達です。




津橋公民館です。
おもてなしの場所になっています。




お接待で、お茶をいただきました。





反対方向から人が歩いてきます。
街道を歩く気分が味わえる所です。



誰かが戯れた跡です。




竹やぶが美しい場所です。




反対方向から歩いて来た人達。
親子の組でした。
ファミリーでウォークです。



お休み処。
現代の茶店と言った所でしょうか。
たて笛を演奏していました。




(12:06)
こちらもお休み処です。



この場所は、木賃宿が有った場所なのでしょう。
表示が出ています。




これから、謡坂を下って行きます。
江戸時代の頃のモノと言うより、今の時期になって整備されたものだと思います。
それでも、石畳が江戸時代の旅人気分を高めてくれます。




この先、坂道を下ってあの場所まで下りていきます。




牛の鼻欠け坂。
この坂を牛が登り下りしたと思うと、ロマンが広がります。




歩いて来て、この辺たり。
前にも後ろにも、人が居ません。
このような状態になると心細くなります。



昔の道の雰囲気の有るところを歩きます。
それでも、前後には人が居ませんでした。




道端にコスモスが咲いています。




和泉式部廟所。
パンフに、彼女は旅の途中で病に倒れたと有ります。




柿が色付いています。




昔の街道的な道から、旧国道沿いの道に変りました。




さらに進むと、御嵩町の町に入ってきました。
直線の道路で無いので、旧街道的ナ雰囲気か有ります。




御嶽宿に来ました。





こちらは商家竹屋と言う家屋です。
今で言う総合商社的な所です。




御嶽宿の町並みです。




中山道みたけ館です。




これから館内に入ります。
1階が図書館。2階が資料館となっています。




館内の2階が資料館で、「きちん宿」の部分を再現しています。
列車の時間の事が有り、見学はこれまでに留めました。




中山道の通りに出ると人だかりが有りました。
ここは御嵩宿わいわい館です。
乗って残そう名鉄広見線の幟旗が見えます。
広見線の廃止の声が出て来ているのでしょう。



(13:51)
名鉄御嵩駅に来ました。




御嵩駅の南側。
ゴールで、ゴールテープを切るようテープを張ってくれています。




ゴールして貰える完歩証が並んでいます。
いかにも、手づくりと言う感じがします。




御嵩駅の内部です。
乗車券の自動販売機が有りました。
普段は、駅員が居ないのでしょう。




これから乗るワンマンの電車。
1時間に2本の列車が有りました。




沿道の各所にカカシが立てて有りました。
手作りのカカシです。
このイベントを少しでも、盛り上げようとしている取り組みが感じられました。


感想
中山道往来。瑞浪市と御嵩町の共催でした。名鉄の駅でパンフを手に入れて、カミさんに一緒に行かないかと言いましたら、膝が痛いから辞めとくと言われました。
このイベント。誰かが言っていました。今回で5回目のようです。細久手宿から御嵩宿まで歩きました。距離にして、11.8キロとなっています。石畳の坂を通って、江戸時代の旅人はこのような旅の気分を味わったのだろうかと、旅人気分に浸りました。それでも、牛の鼻欠け坂を過ぎた辺りでは、前後に誰も居ない状態になりました。その時はイベントでありながら視界に人が居なくて心細くなりました。それを思うと、当時の旅人はさぞかし、心細い思いをしたことだと思います。
大黒屋の内部を見せてもらったり、お接待を受けたりしました。
昔の街道を歩き、往時を想像してのウオーキング。
面白かったです。




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