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kオジサンの中山道旅日記 その7  JR那加駅前から名鉄御嵩駅 まで

2018-04-16 23:13:14 | Kオジサンの中山道旅日記 

4月16日(月) 晴 JR那加駅前から名鉄御嵩駅まで

私が住む各務原市を中仙道が東西に貫いています。
或るキッカケで中山道を歩いてみようと言う気が起きました。そして、行動を起こしたのが、中山道を西へ歩くことです。第1回目として2月19日に各務原市から岐阜市までを歩きました。そして回を重ね、6回目で4月4日に京の三条大橋に着き、一応の区切りを迎えました。
次は、東に向って歩くことです。私の性格はやり出したら、キッチリと遣らないと気が済まない性格です。体力、金力が持続するか判りませんが、東に向って歩くのを始めました。 

第7回です。JR那加駅前から鵜沼宿まで行き、太田宿、伏見宿、を経て御嵩町の名鉄御嵩駅までを歩きました。歩き始め。各務原市内、中心部の中山道は国道21号線が大部分であり、車が多く往来しています。コース的に面白味に欠ける所です。
鵜沼羽場町から旧中山道となり、街道らしさの雰囲気を感じれました。時期的には、スミレの時期でいろいろのスミレを目にしました。岩屋観音を過ぎて木曽川沿いの街道を歩きました。日本ラインロマンテック街道と名付けられた街道です。景色は好いのですが、旧街道らしさが無いコースでした。太田宿の中心部に太田宿中山道会館が有りましたが、月曜で休館日でした。

歩いていて、反対方向から歩いて来る人、4人に会いました。いずれも街道歩きを楽しんでいる。そんな人たちでした。

JR那加駅前  ― 各務原市民公園  ― 六軒一里塚  ― 名鉄弧線橋 ― JR各務ヶ原駅
JR弧線橋 ― 山の前一里塚
 ― 衣装塚古墳 ― 鵜沼宿脇本陣・芭蕉句碑  ― 
大安寺大橋 ― 高札場 ― 赤坂の地蔵堂 ― 
合戸池 ― もりの本やさん ― 
うとう峠の一里塚  ― 岩屋観音 ― 行幸公園 ―  深田スポット公園
 ― 虚空蔵堂  ― 太田宿中山道会館  ― 旅籠小松屋 ― 神明水神公園 ― 古井の一里塚 ― 
太田橋 ― 今渡・渡し場跡公園 ― 今渡神社  ― 恵土の一里塚跡 ― 一本松公園 
― 伏見宿本陣跡 ― 比衣の一里塚 ― 鬼の首塚 ― 名鉄御嵩駅  



今回、歩いたコース地図です。
岐阜県十七宿 散策ガイド。「日本歴史街道」中山道連合から出典しました。

JR那加駅前

(08:45)
JR那加駅前の真っ直ぐ南。
那加本町の通りです。



本町通りと中山道が交差する場所。
初回はここらに西に歩きました。
今回はこの場所から東に向かって歩きます。


各務原市民公園

各務原市民公園です。
この公園は、かつて岐阜大学の工学部と農学部が有った場所です。
岐阜大学が岐阜市に移転し、その跡が市民公園となりました。




(09:00)
各務原市役所の前を歩きます。
信号機が邪魔だった。
信号機を避けて撮れば良かったのにと、後から思いました。





国道21号線が那加バイパスとして新しい道ができました。
この道は旧の21号線であり、車の通過が少なくなり落ち着いた道になりました。


六軒一里塚

(09:20)
旧21号線沿いに設けられた六軒一里塚の標柱です。
スローガンの看板が設置して有りますが、違和感が有ります。
折角なら、街道の案内地図でも設置すればと思います。



コンクリート塀の向こう側が航空自衛隊の岐阜基地です。
大きな格納庫が有ったりして飛行場を想像させます。
アレが中山道から見える管制塔です。
ジェット機の爆音が聞こえます。





国道21号線は弧線橋となっています。
中山道は左の道を真っ直ぐ進みます。



名鉄弧線橋

名鉄各務原線を越える歩道橋です。





歩道橋から川崎重工の敷地内に飛行機が見えます。
T-33Aジェット練習 機です。
ライセンス生産されたジェット機ですが、保存展示して有ります。

 





(09:38)
鵜沼川崎町を歩きます。
車がひっきり無しに走っていますが、タマタマ、こんな場面が撮影できました。




鵜沼各務原町です。
沢山の車が走っている。
こんなのが普通でした。


JR弧線橋

(10:15)
ここでも、国道21号線は弧線橋となっています。
この弧線橋。JR高山線を越える弧線橋です。
中山道は左の道を真っ直ぐ進みます。



山の前一里塚

この辺りに一里塚が有る事になっています。
土屋モータースで、車を洗車している男性に一里塚の場所を聞きました。
資料では播隆上人の名号碑(山の前の一里塚)となっていますので、播隆上人の碑の在り処を尋ねたら知らないと言いました。一里塚はと、聞くと向こう側と言う応えでした。

渡道橋を渡り、右の一里塚の指示標識に従い、進みました。
この場所に一里塚の標柱は立っていないのです。
あの岩石が播隆上人の名号碑のようです。
左の石には旅人道中安全と刻まれていました。
一里塚の場所を探すのにドッチへ行けば良いのか判りませんでした。手作りの指示標識は有り難かったです。

衣装塚古墳

(10:48)
空安寺の東側。
円墳の衣装塚古墳が有ります。




坂を下りてくると、信号機の隅。
ポケットパークが有り、鵜沼宿の石柱が設置して有りました。




鵜沼宿の中心部へ来ました。
電柱が撤去してあり、宿場町の雰囲気を出していますが、背の高い照明灯には違和感を感じます。



鵜沼宿脇本陣

(11:00)
復原された鵜沼宿脇本陣。
今日は月曜日。
休館日で入り口が閉じていました。





鵜沼宿脇本陣の一角に芭蕉の句碑が有ります。



大安寺川大橋

鵜沼宿脇本陣から東に歩いてきました。
大安寺川に架かる大安寺川大橋です。
街道を意識して木製の欄干になっています。




(11:05)
大安寺川大橋の東側。
英泉の浮世絵「鵜沼ノ驛従犬山遠望」の石碑が有ります。


高札場

坂祝バイパスの東側に高札場が設置して有ります。




旧21号線は右にカーブしていきました。
中山道はこのまま直進です。
この先の道。
街道らしさが有ります。




坂を上がって来て、合戸池に来ました。
この池、農業用の溜池みたいです。
池が出来た当時は農業用だったのですが、周りに農地が無くなり農業用ではなくなったみたいです。




(11:31)
緑苑の外周道路。
生活環境保全林である「日本ラインうぬまの森」に向かっています。




前方からザックを背負った男性が歩いて来ました。
挨拶をして言葉を交わしました。
埼玉県から歩き続けているのだそうでした。
今回は金曜日から歩き出し、今日月曜日まで歩いている。この後、岐阜まで行くと言っていました。
向かう方向は違いますが、同じ中山道を歩く人です。同志に遇ったような気がしました。



もりの本やさん

「日本ラインうぬまの森」に来ましたが、月曜でお休みです。
ゲートの横をすり抜けて進みます。
この建物。
「もりの本やさん」です。うぬまの森のセンターハウスです。
休館日で閉まっていました。
ここで昼食にしました。



(12:04)
石畳みの道で坂祝方面に繋がっています。
ここの左手に、うとう峠の一里塚が有ります。



うとう峠の一里塚

木が有り、判り難いのですが、土が盛られた塚の形となっています。
何回か来ていて、気がつかなかったのですが、丸い山の形です。
頂点部の木を残し、他の木は切り払ったほうが、より塚らしい形知になるでしょう。




うとう峠の一里塚から樹林の中を下って行きます。
木々が繁り、街道らしい雰囲気が有ります。
この辺り、マムシが出るのでしょう。「マムシ注意」の札が立っています。





何スミレか。
スミレが2輪咲いています。




(12:26)
坂を下ってきて、来た場所です。
ここでは、高山線の線路の下を通ります。




国道21号線沿いの歩道を歩きます。
踏み切りの警報機が鳴り出し、岐阜行きの普通列車がエンジン音を立てて走り去りました。




(12:42)
二人目の旅人の遭遇です。
この男性は北海道から来たのだそうです。
シリーズで毎回、繋ぎ繋ぎ歩くのでなく、今回はこの区間。今回はこの区間と言うふうに歩いていると話しました。
今回は伏見宿から岐阜の加納宿までで加納城址を見たりすると言っていました。
街道を歩くばかりでなく、他の目的も絡めて歩けば、良さが広がる事でしょう。



岩屋観音

岩屋観音に来ました。
ここの階段を登って来る時、ザックを背負った男性と出合いました。
男性に街道歩きですかと聞きましたら、山に登って来たのだそうでした。
ここの近く。猿啄城(サルバミジョウ)という小高い山が有ります。その山に行って来たのでしょう。




岩屋観音から歩く道。
フェンス越しに木曽川を見下ろせます。
前日の雨で川の水が濁っています。
路傍のフジが満開を迎えようとしていました。





(12:54)
国道21号線沿いに築かれた堤防で、一番下流の場所です。
浸水を喰い止めるゲートが設けて有ります。





堤防上に上がりました。
下流方面を望みます。
山と山の間。
凹んで谷になっている所がうとう峠から下りてきた街道です。
その右の岩の壁が岩屋観音です。




今日のKオジサンの後ろ姿です。
これから堤防上を歩きます。





日本ラインロマンチック街道と名付けられている堤防道路です。
この堤防の場所には、道路沿いで、かつて民家やガソリンスタンドが有りました。
昭和58年9月28日に台風と秋雨前線の影響を受けて水害が発生しました。
多くの家屋が浸水し、その後、年数を掛け、美濃加茂市から坂祝町に堤防の築造工事が行われて今日の姿となりました。
左の道路が国道21号線です。それに、旧中山道でも有ります。今では堤防が高くなり国道から木曽川が見えなくなってしまいました。住民の安全のため、眺望を捨てた。そんな感じのコースです。
重要な国道で引っ切り無しに車が通りますが、タマタマ、通行が無かったタイミングです。



日本ラインロマンチック街道。
行幸公園にこんな案内表示が設置して有りました。
もともとの中山道は今の国道21号線に沿った街道です。
その街道沿いに取組一里塚跡が有ります。
この案内表示に一里塚の場所が紹介してあると好いのではと思います。




堤防の道にスミレが群生しています。





(13:50)
坂祝町と美濃加茂市の境まで来ました。





(14:13)
太田宿に来ました。
街道らしい感じの道です。



太田宿中山道会館

太田宿中山道会館へ来ましたが、月曜日で休館日でした。



旅籠小松屋

(14:32)
かつて旅籠となっていた旧小松屋です。
今はお休み処となっています。





旧小松屋の内部です、
屋敷内には坪内逍遥や播隆上人を紹介していました。




(14:44)
神明水神公園の横を通り抜け、堤防に上がりました。
この堤防も水害後に整備されたのでしょう。



古井の一里塚

文化会館の敷地内に一里塚跡の標柱が立っています。



太田橋

(15:02)
前方の橋が太田橋です。
あの橋を渡ると、可児市になります。
橋を渡っていて、左下に島が見えます。中ノ島です。かつて日本ライン下りの出発場所ですが、今では運行されなくなりました。そして、公園として整備されていました。


今渡・渡し場跡公園

太田橋を渡り今渡・渡し場跡公園です。
黒い石碑に 木曽のかけはし  太田の渡し  碓氷峠がなくばよい  とうたわれと刻まれています。





(15:38)
可児市の今渡に来ました。
前方から女性が歩いて来ました。
この人も街道歩きの人でした。
東京から来た女性で、今日は御嵩宿から歩き始めて、この先。名鉄の日本ライン今渡で終えると言っていました。





前方は太多線の踏切です。
多治見行きの普通列車が通過して行きました。



恵土の一里塚跡

この石碑。
一里塚の跡。これより約30メートル東とあります。
土田の一里塚なのでしょう。
裏には中山道開宿400周年記念事業と刻まれています。




(16:07)
前方から男性が歩いて来ました。
この男性も東京の人でした。
何処から何処まで歩くとか、詳しく聞くのも失礼ですし、・・・・・・。
今日の行程は釜戸から可児までと言っていました。
可児で終えるとなると、もう少しで終りになります。






旧国道21号線です。
可児御嵩バイバスが出来て車の交通量が少なくなっています。


一本松公園

(16:25)
信号機の傍ら。
一本松公園が設置して有ります。松が1本有りますので、・・・・




一本松公園に設置して有った中山道の案内図です。
旧中仙道が国道21号線と着いたり離れたりしています。
この案内図、設置してから一度も手を加えていないのでしょう。見難くなっています。ソロソロ、取替え時では・・・・・。



伏見宿本陣跡

伏見宿本陣跡の石碑です。
伏見公民館に設置して有りました。





(16:38)
御嵩町の高倉地区まで来ました。


比衣の一里塚

旧21号線に着いたり離れたりする中山道。
街道が離れた所で、比衣一里塚の碑が有りました。




(16:58)
ここも着いたり離れたりするところです。
国道に、中山道が左へ向かうサインが出ています。


鬼の首塚

鬼の首塚。
道路の反対側から撮影しました。
電車の時間が気に掛かりました。
出来たら、説明を読みたかったです。



(17:17)
御嵩の街中を歩きます。





もう直ぐ御嵩駅です。
中山道の標示です。
左に折れて行く形になっています。


名鉄御嵩駅  

(17:23)
お疲れ様でした。
御嵩駅に到着です。




入線して来た新可児行きの電車です。
この電車。17時29分発です。



今日の歩行距離です。


感想
今日は東に向かって歩き出した、第1日目です。35キロ余りを歩きました。良く歩きました。
反対側から歩いて来る人、全ての人に話しかけました。何処から来たのとか、何処から何処まで歩くの?と、色々と言葉を交わせる事が面白いです。


今日の経費
名鉄御嵩駅から名鉄新那加駅まで 730円
お握り 230円
カップ麺 108円
ウィルキンソンドライ 103円
ガリガリ君   75円

          合 計 1,246円


kオジサンの中山道旅日記  その8 
5月4日(金) 晴 名鉄御嵩駅からJR武並駅まで  へ

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