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一宮友歩会・第46回例会  河川探訪シリーズ・境川編part1  大府市・刈谷市を歩く

2013-10-09 00:03:55 | 一宮友歩会

今回は名鉄豊明駅をスタートして豊明市、大府市を歩き、刈谷市でゴールしました。
豊明市、大府市は尾張の東端。刈谷市は三河の西端で国境(クニザカイ)の地、一帯を歩きました。

名鉄豊明駅(豊明市) → オシロ池(大府市) → 極楽寺(大府市)→ 普門寺(大府市)→ 
藤井神社(大府市)→ 日高公園(刈谷市)→中手山貝塚(刈谷市)→医王寺(刈谷市)→ 
椎の木屋敷(刈谷市)→亀城公園(刈谷市)→本刈谷神社(刈谷市)→名鉄刈谷市駅


今回のコース地図。
10月でも暑かったです。
コースが15キロとなっていましたが、暑さでヨタヨタになり、15キロよりも多いような感じがしました。


豊明駅を後にして歩き出しました。
この坂道を登り切ると国道1号線の歩道となります。


境川ので坊を歩きます。
夏の雑草が綺麗に刈り払われていました。



近崎神明社へ来ると「おまんと祭り」の柵が整っていました。
後は祭りの本番を迎えるだけでしょう。
右は昨年のおまんと祭りでしょうか。ポスターの一部分です。



大府市神田町に来ると公民館祭りが行われていました。
公民館祭りのために通行止めにするのは、とても熱心なことです。


右は公民館の前に差し掛かりました。
左は整頓して並べられた自転車です。子どもたちの自転車なのでしょうが、キチンと並んでいます。



太鼓や金管楽器の演奏です。
神田町を挙げての公民館祭りです。
日頃の練習の発表の場で有ります。


五ケ所村の記述のある石碑を覗き込みます。
古い字体で読み難くなっています。



極楽寺に着きました。
この寺は知多新四国の2番札所になっています。



普門寺から出てきました。
こちらは3番札所です。



神明社での説明です。
ここには中手山貝塚が有ります。


神明社に貝塚があり、Yさんの説明がありました。
貝塚と言うと、その近くに居住していた人が貝を捨て、貝塚になったとものと思っていましたが、そうでは無いらしいのです。
海から採ってきた貝を茹でて干し、山の地域に持つて行って、物々交換したのではないかと言うのです。
縄文時代ですから、当然、米作はまだ、遣っていません。
山の地域から何を貰ってきたのでしよう。木の実なのか。キノコなのか。また、獣の干した肉と交換したかも知れません。想像は膨らみます。
当時、海はもっと奥まで来ていて、入り江を形成していました。貝塚は干した貝を生産した工場跡だと言う説です。
貝だけでなく、魚を捕らえたでしょうが、イルカの骨が出たりする遺跡がありますが、魚の骨は出土していません。

今までは、貝塚は普段の生活で出た貝が体積したものだと思い込んでいましたが、今回の説のように大量に干した貝を生産していた工場の跡となると見方が変わってきます。
色々と想像をめぐらせて見るのも面白いことです。


こちらは椎の木屋敷で説明するMさんです。
刈谷城は何度も城主が代わっています。三河の西の端で、今川氏の支配を受けた時期も有り、織田氏の支配を受けたときも有ります。勢力が弱いと他国の支配を受けてしまいます。



椎の木屋敷の由来と於大の方のブロンズ像。
この説明に有るように於大の方は戦国の世で波乱な生涯を送りました。



刈谷球状へ来ると女子ソフトボールをやっていました。右は豊田自動織機。
左は日立とデンソーです。
ソフト部用に立派なバスで来ていました。



球場では佐川急便と豊田自動織機の試合が行われていました。
右はダッグアウトの後ろからです。



境川と逢妻川の堤防を歩いています。
左が逢妻川。右が境川です。



平成大橋から上流を眺めました。
逢妻川が分かれ、再び合流し川の中に島を形成しています。



平成大橋から下流を眺めました。
背割り堤防が下流へ続いています。
この先は衣浦湾になります。
海が近くなっています。


平成大橋を歩きます。
この橋の下を五ケ村川。境川。逢妻川が流れています。
この辺りの川が一箇所に集中しています。
平成と名が付くのですから平成に架橋されたものでしょう。


平成大橋から下に農作業をする人が見えました。
良く見ると農作業をする人に見える案山子でした。



本刈谷神社に到着です。
こちらにも貝塚が有ります。



本刈谷神社では神事が行われていました。
境内には明日に備えてでしよう。白線で町内会の名が書かれていました。
これは神輿を留め置くためのものでは無いかとの声が有りました。



左は黒い礼服を着た人たちです。「ヤク落しの人たちでは無いか」という声が有りました。
右は舞を舞う少女です。



お疲れ様でした。
刈谷市駅に到着です。
この刈谷市駅がゴールでしたが、5人ほどの男性がJR刈谷駅まで歩きました。


歩いていて、「金木犀の香りがする」と女性の声。みんなが、その香を嗅ぎました。
惣作遺跡ではコスモスが風に揺れていました。こうして、歩いているから季節を感じれるのが良い点です。
近崎神明社ではおまんと祭りの準備が整った状態を目にしましたし、本刈谷神社では人々が並び、神事が執り行われているところを目にしました。
このように祭りに触れる事が出来るのもウオーキングの面白さです。

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2 コメント

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Unknown (Mota)
2013-10-12 11:37:01
一宮遊歩会さんで豊明から刈谷まで遠征されたんですか。
まだ暑かったでしょうけど、秋の気配もそろそろというところでしょうか。
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境川ウォーク (Kオジサン)
2013-10-12 21:05:00
豊明、大府、刈谷と歩きましたが、大府でおまんと祭りの準備が整った柵を見ました。
柵の中を馬が走る姿を見たことは有りませんが、Motaさんのホームページで取上げられていましたので、こう言う形なのだなと、すぐに想像できました。

高浜で、おまんと祭りが有りますが、この三河地方は多いですね。
これからも続いて欲しいですね。

友歩で歩くのは、歴史あり、文化ありで色々と面白いです。カミさんは山へは一緒しませんが平地なら一緒に歩けます。
でも、歩き終えて、足に堪えたようです。

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