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kオジサンの中山道旅日記 その22  アパホテル軽井沢荘からJR西松井田駅 まで

2018-11-06 23:45:52 | Kオジサンの中山道旅日記 

11月05日(日) 晴 アパホテル軽井沢荘からJR西松井田駅 まで

前回の続きの再開です。軽井沢宿から碓氷峠を越え、坂本宿そして松井田宿を目指しました。
雪が降る前に碓氷峠を踏破したいと思っていました。和田峠を越えた時、岐阜県の男性に松井田から高速バスに乗車できると聞いて、実行に移しました。松井田宿のバス停は松井田仲町です。インターネットでバスのシートを押さえました。でも、松井田仲町から乗車する時刻は23時59分です。そんな時間まで何をして過ごそうかと思ったのです。このバス停の近くにはネットカフェや日帰り温泉などが全くない場所でした。確実に待てる場所は前橋駅南バス停です。バス会社に電話したら買い求めたチケットを修正してくれません。キャンセルして、新たにチケットを買い求めるようにと言われました。
ネットでシートを押さえ、コンビにで金を払い込む。便利な時代になりました。

朝、アパホテルを出てからローソンでお昼用のお握りを買いました。その後、雲場池に寄りました。この雲場池、先日テレビで紹介していましたので、どんな池かと寄ってみました。旧軽井沢銀座通りを通って碓氷峠に向かいます。まだ、朝が早いので観光客の喧騒さは無かったです。峠への道は、始めはシッカリした道でしたが消えてしまうような道でした。
峠に有る何件かの餅屋。旅人が往来した時代には賑わった事でしょう。碓氷峠からは長い下り坂でした。安政遠足の表示板が何本も立っていました。峠から降りて来て坂本宿を通過。碓氷峠鉄道文化むらの横を歩くとEF63が行ったり来たりしていました。上信越自動車道の下を抜けてから道を間違え大回りをしました。その時、サルの群に遭遇しました。大きなボスザル。写真はボケています。緊張していたのでしょう。JR松井田駅まで行くつもりをしていましたが、少し暗くなってきたので、JR西松井田駅で終りにしました。

横川から軽井沢に向う列車はアプト式で勾配を登りました。軽井沢から横川に向うのなら、逆方向なので楽だろうと思っていましたが、峠でして軽井沢から碓氷峠へ向うのも登り坂が有りました。思い違いをしていました。

アパホテル軽井沢荘 ― ローソン  ― 六本辻  ― 雲場池  ― 旧軽井沢銀座通り
 ― 軽井沢宿 
― 脇本陣跡 ― つるや ― ショウの胸像 ― 二手橋 ― 
しげの屋 ― 碓氷峠 ― 
熊野皇大神社 ― 思婦石 ― 人馬施行所跡 ― 
陣場が原 ― 一つ家跡 ― 山中坂 ― 
山中学校跡 ― 山中立場跡 ― 栗が原
 ― 座頭ころがし ― 一里塚 ― 堀切 ― 
碓氷坂の関所跡 ― 四軒茶屋跡 
― 弘法の井戸 ― 覗 ― 刎石坂 ― 堂峰番所 ― 
旧国道18号線 ― 浄水場
 ― 坂本宿木戸 ― 芭蕉句碑 ― かぎや ― 本陣跡 ― 
薬師の湧水 ― 
薬師堂 ― 川久保橋 ― 碓氷関所跡 ― 碓氷峠鉄道文化むら ― 
第15中仙道踏切
 ― 碓氷神社 ― 五料茶屋本陣 ― 五料高札場跡 ― JR西松井田駅


アパホテル軽井沢荘

アパホテルの朝食会場です。




泊り客が少ないのか、それ程混雑していません。





チョイスして来た朝食です。
右の赤いのはボルシチです。
朝からボルシチ。
ヘビーだと思い、少量にしましたが、美味しかったです。





(08:26)
ローソンでお昼のお握りを買いました。
雲場池に向うので軽井沢の街の中を歩きます。
この辺り、別荘のような建物が多く、独特の雰囲気がありました。





六辻に来ました。
ここは、ロータリーになっています。


雲場池

(08:36)
先日、この場所の黄葉の様子をテレビで放映していました。
それで、軽井沢に来たのであり、この場所に寄って見ました。
白いドレス。
中国人のカップルです。
5組ほど居ました。
紅葉の場所なのですが、抱き合ってポーズを取るカップルが目障りに見えました。



池の周りを周回しました。
紅葉真っ盛りでした。



旧軽井沢銀座通り

(09:10)
旧軽井沢銀座通りに来ました。
まだ、朝早くで観光客で混雑していません。
こんな状況でも、バスガイドに引率された団体が来ていました。
やがて沢山の人が訪れるのでしょう。





中山道の指示標識です。
こんな標識が有るから宿場だと判るのですが、コレが無いと宿場だとは判りません。




土屋写真展です。
そして、展示してある当時の写真。
この写真屋。
古くから営んでいる写真屋のようです。




あづまや 「力餅」の提灯が下がっています。
この店。
旅人が往来した時代から営んでいるのでしょう。



つるや

(09:23)
こちらはつるや旅館です。
旅館と言うより、旅籠と呼んだ方が好いのかも知れません。
古そうな旅籠です。





レトロなスタイルのバスが来ました。
フロントガラスに路線バスと表示しています。
見晴台と表示して、回送となっています。
と言う事は、見晴台まで運行してその帰りなのでしょう。





前を外国人が歩いています。





(09:33)
分岐点で遊歩道入口。
それに碓氷峠2.9Kmの表示が有ります。





前を歩く外国人。





(09:43)
分岐点で右に行くと遊歩道。
左は中山道です。
先ほどの分岐点と言い、この分岐点と言い、もう少し整理できないものだろうか。





ここで先を歩いていた外国人と一緒になりました。
何処から来たのかと聞いたら、スコットランドからでした。
どれ程、滞在するのかと聞くと、2週間と言っていました。
奥さんのブラザーが日本人と結婚したのだと話しました。

英会話は出来ませんが、相手が話すことの50パーセントくらいは理解できます。
兄弟が結婚したと聞き、「コングラチュレーション」の言葉を発すれば良かったと、後から思いました。




この辺り。
紅葉が進んでいます。
道幅があり、シッカリした道です。でも、・・・・・。
落ち葉のジュウタンを踏みしめてと言う感じです。





進んできたら道が無くなってしまいました。
ロープが張って有り、かろうじて道だと判ります。






(10:13)
ガードレールの道に上がります。
あの道。
三度山林道と言うようです。




しげの屋

(10:21)
林道を横切り、峠の頂部に来ました。
しげの屋と言う餅屋が有ります。ここが長野と群馬の県境のようです。

ここは碓氷峠で何軒かの餅屋が有ります。
「みすヾや」「碓氷山荘」「見晴亭」そして「しげの屋」です。
旅人が往来した時代から有る餅屋で、旅人がここで一服したのでしょう。
こんなに餅屋が並んでいるとは思っていませんでした。





峠です。
これから下り坂になります。





(10:44)
落ち葉の坂道です。






安政遠足の標識が設置して有ります。
この道は、和宮道で比較的、歩き易い道です。
私は左の中山道を歩いてきました。
中山道は道幅が狭く、和宮道程歩き易い道では有りません。





(11:06)
江戸側から京に向って来て、右が和宮道。左が中山道へと分かれ道。
ここが陣馬が原です。

陣馬が原へ来る時、後ろから鈴の音がしていました。
抜いて行った男性が現れました。
男性と言葉を交わしました。
男性はこの近くに住んでいると話しました。
今日は軽井沢から横川までを歩くと言っていました。





檜の並木道です。




山中坂

(11:26)
山中坂へ来ました。
またの名を飯喰い坂と言われています。
坂道を登るのに、飯を喰わないと力が発揮できない。そう言うところから別名で呼ばれました。




下っていく坂道。
木が美しく紅葉しています。





(11:52)
江戸側から登った来た男性。
何処から来たのか、聞かなかったのですが、今日は横川から軽井沢までを歩くと言っていました。
既に東海道は踏破したのだそうです。
その時、京都が近付くに連れて、歩けた事を感動したと話しました。
私はあの京都への道で石が敷き詰められ、レールになっていたのが凄いですね。と相槌を打ちました。
中山道は全体を歩くのでなく、掻い摘んで歩くと言っていました。


座頭ころがし

滑り易いところで座頭ころがしと呼ばれている場所です。




外国人の夫婦と出合いました。
彼らも碓氷峠を下って行くのでした。
オーストラリアから来たと言うご夫婦です。
何日、日本に滞在するのか、聞いたら「ワン ウイーク」と2デェイと言いました。




9日間中山道を歩くのでしょう。
ガイドブックを撮影させて貰いました。
下の欄外に「NAKASENDO WEY SELFーGUIDED TOUR」と有ります。

検索したら、こんなのが出ました。
https://www.kimkim.com/c/nakasendo-trail-10-day-self-guided-tour
コレは10日間で旅するものです。
木曽路の馬籠や妻籠。それに奈良井や鳥居峠。
そして、碓氷峠。
街道歩きの好い所取りなのでしよう。
彼が持っていたガイドブックに、ENAの文字が目に留まりました。
恵那の方も歩いたりするのでしょう。

10月16日に自宅へ戻る時塩尻駅で見かけたガイドに案内された外国人のグループが木曽平沢で下車していきました。
外国人たちは木曽路の中の好いところを歩いていると思います。




(12:12)
オーストラリア人夫婦が抜いて行きました。





(12:25)
江戸側から男性が二人歩いてきました。
今日は横川から軽井沢まで歩くと言っていました。
歩いて来て、この先も坂道が続くと、道の状況を話してくれました。






坂本宿が見下ろせる覗まで下りてきました。





(12:40)
覗からの眺めです。
坂本宿が見下ろせます。





(13:09)
碓氷峠の下りの道を降りて来ました。
前方に旧国道18号線が見えます。
そして、左側にあずま屋が見えます。
このあずま屋で遅いお昼にしました。






あずま屋に掲示してあった碓氷峠のコース図です。






旧国道を横切り中山道を歩きました。
歩いて、見えたのがレンガ施設の頭でした。
それで、道から離れて降りたら、トンネルの入口でした。
何と言う名のトンネルだろう。
反対側には線路敷が続いています。
かつては、この難所を列車が往来しました。





(13:39)
坂本宿に入って来ました。






(13:42)
JRバスのバス停が有りました。
毎日の運転でなく、好い季節だけの運転です。
それも、1日に1本だけです。
バス停から去って行くバスを見ました。13時31分のバスだったのだろうか。





(14:12)
運行しているEF63です。


碓氷関所跡

碓氷関所跡に寄りました。





(14:46)
碓氷峠鉄道文化むらの裏側となる場所。
EF63が行ったり来たりしています。




歩いて来て休憩している女性。
この二人と男性1名でした。
碓氷峠を下りてきたのかと聞くと、そうだと言っていました。



碓氷峠鉄道文化むら

碓氷峠鉄道文化むらの正面に来ました。
鉄道文化むらの配置が判ります。



第15中仙道踏切

(15:12)
横川から中山道を歩きます。
後ろから走ってきた列車。
この場所の先は踏切りになって、その先が国道18号線になります。





国道18号線沿いを歩きます。






(15:19)
前方から女性二人 歩いてきました。
今日は松井田町から歩いて来て横川で泊まるのだそうでした。
横浜と千葉から来た彼女達。
もともと、横川で泊まるつもりだったのでしよう。
松井田からは遅く出発していました。





(15:51)
五料の街の中を歩いています。
曲がった道で街道らしさが有ります。




(16:03)
五料の街を過ぎた後の事です。。
この道は、来てはいけない道でしたが、道を間違えて来てしまいました。
坂道の前方。
サルの群れが居たのです。
犬くらいの大きさのボスサルが見えます。
サルと目を合せてはいけないと、足早に歩きました。
緊張からカメラはボケていました。

この後、坂を下って行き、田の中を大回りして鉄道の方に向かいました。

JR西松井田駅

(16:27)
暗くなってきたので西松井田駅で終わりにします。





今日のウオーキングの歩数です。




JR西松井田駅

(16:34)
高崎行きの普通列車が来ました。
この駅から乗車したのは私だけでした。



JR高崎駅

(17:06)
高崎駅で両毛線の列車に乗り、前橋駅を目指します。



JR前橋駅

(18:04)
前橋駅に着きました。
駅の南側に出てみました。
そして、食事の出来そうな場所を探しました。


わん

EKITAの2階。
「わん」です。





注文したのはおでんの盛り合わせ。
焼き鳥。
そして、冷酒です。
おでんのダイコン。1本のほぼ半分の大きさです。
それに、上におぼろ昆布が乗っています。
こんなの食べるのは初めてです。
柔らかく、美味しかったです。




(20:13)
前橋駅の待合室です。
バスの到着時間まで居る場所が無く、駅の待合室に居ました。



前橋駅南口バス停

(22:00)
前橋駅南口のバス停です。
ここでバスが来るのを待ちました。





(22:45)
バスが来ました。
日本中央バスの深夜高速バスで「シルクライナー」と言うバスです。
群馬と名古屋、そして奈良と大阪を結んでいます。

このバス、22時50分発です。
ドライバーが2人乗車しています。
ここで乗車したのは私と、若い男性でした。

前橋からこのバスに乗りました。
でも、このバス。
高崎でも停車しました。
ですから、わざわざ前橋まで来る必要が無かったのです。





(01:20)
バスは上信越自動車道、そして中央自動車道を走行しました。
コレは姥捨SAで休憩した時のモノです。
車内照明が落とされていましたが、SAに停まった時は明るくなりました。



恵那峡SA

(03:23)
恵那峡SAで休憩です。
昼間ならバスが優先で停まるところですが、トラックがズラリ。
トラックに挟まれて、バスが恐縮しているように見えます。





(04:50)
名古屋駅太閤通口のバス停に着きました。
途中から雨が降り出しました。
予定よりも若干、早く到着しました。



JR名古屋駅

早朝の名古屋駅。
こんなに人の居ない名古屋駅を見るのは初めてです。





名古屋駅の中央口です。
列車の時刻を表示していますが、どれも始発列車です。





5番ホームへ回送列車が現れました。
5番線ホームの表示は豊橋行きと大垣行きになっていました。
同じホームで反対方向。
どう言う事だろうと思ったら、列車を分割するのでした。





左が大垣行き。
右が豊橋行きです。
分割して、幌が収められました。


JR岐阜駅

(06:08)
高山線の列車です。
高山側から来ました。
この列車に乗れば自宅はもう直ぐです。


感想
碓氷峠を軽井沢から松井田までを歩き、1つの区切りを持つ事が出来ました。雪が降る前の時期にと思っていたので、ひと段落です。
夜行バスに乗車する。好い体験が出来ました。でも、バスの中では熟睡は出来ませんでした。それに、このバスは高崎駅の東口にも停まるのでしたので、前橋まで行く必要が無かったのです。松井田仲町から前橋に変更しました。もう少し、研究の余地が有りました。
中山道歩きの上手な外国人。
軽井沢から横川へ歩いていてスコットランド人夫婦。そして、オーストラリア人夫婦と出合いました。タマタマ、見かけたオーストラリア人にはガイド本を見せて貰いました。Kオジサンの旅日記の、その20ではガイドに案内されて木曽路を歩く外国人グループを塩尻駅で見かけました。アノ時の人たちは団体でしたし、今日見かけたのは個人です。形態は違えども、中山道を歩く外国人たち。そんな姿を目にしました。日本人でも余り街道歩きを、やらないのに外国人は上手く中山道を歩いていると感じました。

今日の経費

前橋駅南口から名古屋駅太閤通り バス代 7,000円
バス解約手数利用 940円
お握り 342円
飲料水 211円
わん 2,169円
お土産 928円 
マクドナルドコーヒー 100円
JR名古屋駅からJR那加駅 670円
               合計 12,360円


kオジサンの中山道旅日記  その23
12月23日(日) 曇り一時雨 JR西松井田駅からアパホテル高崎駅前 まで  その後に上野へ

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