弐水会では、夏には山小屋で1泊するのが毎年の恒例となっています。今年は南アルプスの鳳凰三山が目的の山になっていました。
今日は第一日です。早朝に各務原を出発。バスは中央高速をひたすら走り須玉ICで降りて、乗換えするコンビニへ向かいました。青木鉱泉へ向かうには道路が狭く中型バスは交通規制で通行する事が出来なくなっていました。それで、セブンイレブン北杜武川店で乗換えしなくはなりませんでした。コンビニでは既に山梨中央交通のバスが待っていて、乗換えました。そして、この後、鳳凰山に登るお決まりのコースである青木鉱泉へ行き、鳳凰小屋へ向かいました。
鳳凰小屋への道ですが、ドンドコ沢を辿りました。
途中には、三箇所の滝が有り単調となる登山道に彩を付けてくれました。
出発
(04:47)
早朝の各務原市総合体育館です。
川島観光のバスが来てくれました。
(08:11)
バスは順調に中央高速を走ってきました。
左手に見えてきたのが八ヶ岳です。
網笠山や権現岳綺麗な裾野が望めます。
(08:39)
セブンイレブン北杜武川店に着きました。
この先、道幅が狭く中型バスは通行できないので、マイクロバスに乗換えしなくはなりませんでした。
コンビニ駐車場には、既に山梨中央交通のバスが待機していました。
この後、乗換えて青木鉱泉へ向かいました。
青木鉱泉
(09:14)
青木鉱泉に到着しました。
そして、登る準備をします。
(09:29)
仕度を整えて、サー出発です。
隊列の前方では下山して来た人と言葉を交わしていました。
今朝、小屋から降りてきたのでしょう。
(09:52)
大規模な砂防工事が実施されていました。
応急の橋なのか、常時有る橋なのか。
橋を渡って、先へ進みます。
ナデシコの仲間?
この花。シナノナデシコであると教えて貰いました。
ナデシコの中でも、高山性なのでしょう。
ドンドコ沢の指示標識。
そんな標識が有る登山道を登って行きます。
(10:50)
深く切り込んだ谷。
前方の広がった隊列の間隔が見える場所に来ました。
左はホトトギスの仲間だと思います。
右の花は何と言う名だろう。センジュガンピだと教えて貰いました。
そう言えば、歩いていて、ガンピと言う言葉が聞こえたような気がします。
可愛い花でした。
沢を渡って行きます。
この場所。
右側はゴロゴロと巨岩が有りました。
流れ落ちる水が滝のようになっていました。
この右が南精進ケ滝だと思ったら、違っていました。
南精進ケ滝
(12:20)
こちらが本物の南精進ケ滝。
案内表示板あり、間違い有りません。
急な登りとなってきた登山道。
両手を使って登ります。
白糸ノ滝
(14:56)
こちらは白糸ノ滝です。
幅が広がった滝。
白糸と言うより、白いカーテンが架かったような感じがしました。
五色ノ滝
(15:36)
3つ目の滝。
五色ノ滝です。
左は登山道から数十メートル滝へ向かうところです。
右は滝ですが、樹木が邪魔していました。
木の階段が有りますが、急な登りです。
高度が増してきて、カラマツだろうか針葉樹林に変わってきました。
(16:29)
登山道の勾配が緩くなり、登り易い道に変わってきました。
登山道の勾配が緩くなり、目にする花々が変わってきました。
左はシロバナノヘビイチゴです。
梅のような花の形で、ウメバチソウかと思ったら、シロバナノヘビイチゴだと教えて貰いました。
花の形だけでなく葉も判断の要素でした。
右はコゴメグサだと教えて貰いました。
歩いていて、こんなものを目にしました。
左はモンローリップです。コレは苔の仲間です。
以前にも目にした事が有りましたが、こんな赤が鮮やかなモノでは有りませんでした。
右はウスユキソウです。
前方に横たわる太い木が見えます。
登山道の左側近くを川が流れていて、鳳凰小屋が近いのは地図で判りました。
鳳凰小屋
(16:47)
鳳凰小屋に到着です。
この頃。
雨がパラついたりしました。
どうにか、濡れずに着けました。
応対してくれた小屋の女性から別館に行くようにと言われました。
別館の室内です。
二段の寝床となっています。
小屋の周りで見かけた花。
左はクルマユリだと教えて貰いました。
右の花の名は判りません。
この他にトリカブトが咲いていました。
高山性なのでしょう。
ミヤマトリカブトと言うべきか。
鳳凰小屋のトイレです。
鳳凰小屋のトイレは汚いというふうに聞いていました。
黒い家屋で、バイオトイレとなっていました。
近々に立て直したのでしょう。
小屋の入口です。
夕食の時間です。
お呼びがかかるのを外で待ちました。
テーブルにはズラ~とカレーが並んでいました。
カレーのお替り自由となっていました。
ジャガイモの入ったカレーで、豚バラ肉が美味しかったです。
備わっていた鳳凰小屋のーとです。
泊まった感想が綴られていました。
頂を見上げます。
明日、あの方向へ向かいます。
(18:50)
半纏を着た人は小屋のオーナーでした。
オーナーに話しかけていた人。
明日の山行について聞いていたのだろうか。
感想
歩き始めが9時半頃で小屋に着いたのが16時47分。トータルでは7時間余りの歩行時間を要しました。
コース的にキツイ箇所も有りましたが、無事に山小屋に到達できました。
良く歩いたと思います。
このコース。思っていた以上に色々の花に会えました。
花の名を教えて貰いました。
それに3ツの滝を眺める事が出来ました。
こう言うのも、このコースの好いところだと思いました。