二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

写真日和 ~2015年4月5月のフィルムギャラリーから

2015年05月05日 | Blog & Photo
このところ、頻繁に日記=blogをupしている。
連休はこれといった予定はいっさいなし。
その朝目を覚ましてから「なにをしようか、今日は」とかんがえる。
自由でのびのびして、ゆーらりゆらり、写真日和と読書を愉しんでいる。

夕べ北風が吹き荒れ、本日は気温が急降下↓
「おや、お天気くもりだぞ。テッサーのボケ味わってみるチャンス到来だな。
だけど、どこへいって、なにを撮る?」
な~んて、朝から自問自答している閑人(ひまじん)なのであ~る。
お出かけもいいけれど、渋滞にははまりたくないしね、金輪際(T_T)

ヤシカの二眼レフか、ニコンのFM2気分とでもいうのかな。
どちらもオール金属のレトロカメラだけれど、こういうカメラを操作していると、
「おれが撮ったんだぞ、この写真」
という実感にひたれるのがイイのだ(^^)/


はてさて、topの写真はわが家の外流し。
「いいちこ」は父親が晩酌に呑んでいる焼酎の使い切りパックで、予想以上に渋い発色となった。
ややローキーにしたのが効いている。



ここはわが家の畑。
その昔むかし、養蚕で使用した竹カゴを廃物利用して、父親が屋根をこしらえた。
なんのためかというと、ここにキュウリの蔓を這わせるのです。



これは染谷川に設けられた堰。
わが家からクルマで数分のところにある。この下流5~600米のところに、
カワセミの棲息域があって、この冬数カット撮影している。
おっとり、もっさりしたフィルムの描写。レンズはもちろん単焦点レンズの潔さと、絞りの選択幅が広い50ミリF1.4。
この一台この一本で、大抵の写真がこなせるとかんがえたくなるわたしの力強い子分である。



アヤメかな、カキツバタかな?
背景にボケをあしらうと、こうなる。二線ボケふうに破綻しそうで、どっこいネバル(*_*)
この時代のレトロフォーカスレンズ特有のテイスト感みたいなものにしびれるのだ(笑)。



透過光はこんなふうに描写する。たしかF2.8くらいの絞り。
小技が効いている。
こういう“美しい”といってもいい再現力を見ていると「フィルムとは別れがたいな」という思いが、あらためてこみあげる(^^;)



左側はわが家の塀。
あっ、黒猫が横切っていく、シャッターチャンス!!
時間と空間がスパークする、その一瞬を見逃してはならない♪





■機材
カメラ:ニコン NewFM2
レンズ:Aiニッコール50mmF1.4
フィルム:コダカラーGOLD200
スキャナ:キヤノン9000FM2(解像度1200dpi)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 五月のみどりの風に吹かれて... | トップ | 無鄰館(桐生市)のドアその... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事