二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

だれもが通った(ポエムNO.4-04)

2020年08月11日 | 俳句・短歌・詩集
   (2014年5月 桐生市)



いろいろな心配事を
胸の風呂敷にいっぱい
いっぱい抱えてきみは生活している。
昨日も一昨日も似たような生活。

自分で決められることは少ないし
決めたはずのものや予定や約束
・・・が年中ほころびてしまう。
まあ いっか

まあ いっかとは思えず臍を噛むこともある。
あれやこれは
結局どこへいったんだろう。
すべてが煙のように消えたはずがない。

遠くでカッコウが鳴きはじめた。
老眼やかすみ目が年々悪化するなあ。
世の中は心配したってどうにもならないことだらけ。
今年68 来年69。

だれもが通った道さ だれもが通った。

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