二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

交換レンズではなく、交換ボディという考え方

2016年02月14日 | Blog & Photo
(水源地のフェンスにスズメがいっぱい(^^♪)


今日は朝方小雨がパラついただけで、その後天候が回復し、ただいまの気温18度C、まるで4月中旬といえるようないいお日和となった。とはいえ、明日からまた真冬の気温に逆戻りだとか。いったいどうなっているのやら(゜ヘ゜)?

ところで、Kさんというカメラマニアな友人がいる。「はぐれ雲」という写真集団をやっていたころ知り合った、2歳年下の男性である。元公務員、一昨年の春に退職し、いまはやっぱり公務員をしていた奥様と、悠々自適の生活をしておられる。
かつては毎週のようにお会いし、写真を見せあったり、東京へスナップにでかけたり、居酒屋で酒を飲んだりと親しくしていた。しかし、この6~7年、だんだんお会いする機会が少なくなった。
そのKさんから、先日ほぼ1年半ぶりに電話があったので、ランチを食べがてら、ゆっくり話し込んだ。

ランチを食べながらKさんの話を聞いていたら、「交換ボディ」ということばが飛び出してきた。発言したのはわたし。
この数年、D7000~D7100~D7200と、彼はニコンのDX機を遍歴してきたという。
FX機はD610を使っていて、レンズはFX用、DX用あわせて7本持っている。
「レンズは去年標準ズームを買い替えたけれど、ほとんどははじめて買ったのを使いつづけている。ボディは入れ替えが激しいけれど、レンズはそのまま愛用しているんだね」
「へええ。じゃ、交換レンズじゃなく、まるで交換ボディだね」
そのとき思いつた語なのだけれど、われながら、この考え方が気に入ってしまった。
「ああ、うん。なるほどねえ。D610も、600を買ったあと、1年で買い替えている。」Kさんもすぐに賛同してくれた。
「つぎはD500を買おうかと思うんだけど、どうかねえ。いやD7200は手許に置いておくつもり」
プアマンたる三毛ネコさん、しばし返答に窮した(汗、汗)。


ボディ1台に、レンズを2~3本持って撮影にいく。必要に応じ、レンズ交換する。
そういう意味では交換レンズは交換レンズなのだが、5年6年というタームで考えたら、交換しているのは、レンズではなくボディだということになる。
カメラはその昔は耐久消費財であった。わたしなど、いまだその気分が抜けきれない。
しかし、いまではカメラボディは消耗品となっているのだから、これは当然の現象だろうなぁ(´д`;; カメラに限らず、IT商品の賞味期限(販売によって、想定した利益が得られる期間)は一般的に6カ月~1年だという話を聞いたことがある。
ところが、レンズはボディとは運命をともにしない。ご主人に先立たれた女性と同じく、かなり長寿命なのだ!!( ・_・)

投資するなら、レンズに投資すべき・・・という意見があるが、それはこのことを指しているのだろう。
あとで確かめたら、Kさんが昨年購入したズームというのは、AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR(FX用)、定価は税抜きで156,000円。それほど高価とはいえないけれど、お安いともいえないだろうゞ(´Д` プアマンたるわたしには、新品などおいそれと手が出る品ではない。


(遠くに霞んで見えるのは榛名連山)


(高崎ではおそらく、いちばん世帯数の多いマンション。老朽化がすすんでいると思われる)


※データは、ボディ:オリンパスPEN E-P3、レンズ:17ミリF2.8プログラムモード。
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