二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

巨大災害がやってくる

2019年05月18日 | シャッフル/books
「火山入門」(NHK新書)と「南海トラフ地震」(岩波新書)の2冊を読んだが、どちらもおもしろかった。
火山はいずれ大爆発を起こすし、巨大地震はまた日本列島を襲う。
都市機能は麻痺し、数十万数百万の人たちが逃げまどったり、死んだりする。

災害列島日本を最新科学はどう説明してくれるのか?
災害を最小限に食い止めるには、いかなる方策があるのか? 
「そのとき」は必ずやってくる。それに備え心の準備をしておかねければならない。
そういった興味から読んだのだ。

「火山入門」は図判が少なめで、もの足らぬところはあったが、3-4時間で火山学の核心にふれることができる。

「のどもと過ぎれば熱さ忘れる」というのが、日本人の欠点であり長所。
「方丈記」にも、「平家物語」にも、巨大地震の記述がかなり詳細に描かれ、中世の人たちの恐れ呻くさまがありあり伝わってくる。

IT社会の脆弱さが暴露される日がいずれやってくるぞ|;゚ロ゚|w

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