池内紀はドイツ文学者で、カフカその他の翻訳でお世話になった。
エッセイストとしても独特なユーモア、ペーソスを持ち味とする。
岩波新書「文学フシギ帖 ―日本の文学百年を読む」こんな本を読みだしたらやめられなくて、お仕舞まですべて読んだ。
「子規と明治の女」「久保田万太郎と湯豆腐」「堀辰雄とステッキ」「金子光晴の『鮫』」「尾崎放哉の孤独」など、短いページの中に彫金師みたいな、これまで「だれもいわなか . . . 本文を読む
犬小屋のある片隅にふと目が止まりました。
犬は長生きしたとしても11-12年。犬小屋を遺し、ご本尊は消えてしまいます。
大型犬など、最期を看取るのはたいへんですよね(´Д`)
街中を歩きながら、この一隅へきて、何かを感じたのです。
庇の黒と、背景の緑。
去ってしまった“過去”の思い出沁みついていますね。 . . . 本文を読む