二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

正岡子規を読む

2013年02月19日 | エッセイ(国内)
正岡子規に対する関心がいつごろ芽生えたのか?以前「病床六尺」「仰臥漫録」を読んで圧倒されてしまい、この二草庵摘録にも書評をアップしてある。私見によれば、近代における俳句や短歌は、子規によって息を吹き返した文芸である。子規の大才がなかったら、はたしてどうなっていたか、知れたものではなかろう。それほど彼の功績は大きいものがある。 というわりにはその後関心がそれてしまって、ろくすっぽ読まずにここまできてしまった。わたし自身は俳句はつくらないが、芭蕉、蕪村、一茶は教科書で習ったときから心惹かれ . . . 本文を読む
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