小4の★ちゃんと小3の☆ちゃんのレッスンで
巨大なピタゴラスイッチの装置を作っていました。
きっかけは、幼い子向けの玉転がしのおもちゃに
★ちゃんが玉を入れて、動きを楽しんでいたことです。
ビー玉などを転がす遊びをしたことがなく
物珍しかったようです。
そこで、大きいサイズのピタゴラスイッチのような装置を作ってみては?
と誘うと、★ちゃんと☆ちゃんは
大はしゃぎで、「ここからビー玉が落ちちゃうからブロックで滑るところ作らないと……」
「これの上にすべる棒のやつ置いたら?」
と、ふたりでちゃっちゃと動いていました。
ピタゴラ装置とはいえ、女の子ふたりで作っていますから、
レールの脇もゴールに置いたお城にも
キラキラグッズやキャラクターの指人形を飾り付けていました。
ブロックの黄色い棒と青い棒は、★ちゃんのイタズラです。
ちょっとでも動くと、棒が倒れてきます。
算数タイムに小数点の移動について学びました。
ワークだけでは理解しにくかったようなので、
マッチングカードを作って、持って帰ってもらいました。
特に難しかったのが、「0.1分は何秒か?」という
問題です。
1分は60秒だとわかっていても、
理解しずらいようだったので、
ブロック60個(ブロック1個が1秒です)を10分の1にする……つまり10に分けて
ひとつ分がいくつか考えることにしました。
☆ちゃんは、「3×8個のおはじきを、18個ふやすと、
たて、横それぞれ□この正方形になる」
という問題でミスしてしましました。
3×8=24 24+12=36 と計算して、答えに36個と
書いてしまったのです。
ミスを直しのために、ブロックを並べたり、
絵を描いたりして考えるようにうながしていると、
「あっ、わかった!」と☆ちゃんはようやくひらめいて
答えをなおし始めました。
それを見ていた★ちゃんが、急にひらめいた様子で、
「36÷□=□
49÷□=□」
といった問題を作って、☆ちゃんに渡していました。
すると、大喜びでそれを解き終えた☆ちゃんも
★ちゃん用のテストを作って出題。
最後にお互いに丸つけをして、100点と
書いていました。