虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

巨大なピタゴラスイッチ装置を作りました♪

2013-06-11 19:58:23 | 通常レッスン

小4の★ちゃんと小3の☆ちゃんのレッスンで

巨大なピタゴラスイッチの装置を作っていました。

きっかけは、幼い子向けの玉転がしのおもちゃに

★ちゃんが玉を入れて、動きを楽しんでいたことです。

ビー玉などを転がす遊びをしたことがなく

物珍しかったようです。

 

そこで、大きいサイズのピタゴラスイッチのような装置を作ってみては?

と誘うと、★ちゃんと☆ちゃんは

大はしゃぎで、「ここからビー玉が落ちちゃうからブロックで滑るところ作らないと……」

「これの上にすべる棒のやつ置いたら?」

と、ふたりでちゃっちゃと動いていました。

ピタゴラ装置とはいえ、女の子ふたりで作っていますから、

レールの脇もゴールに置いたお城にも

キラキラグッズやキャラクターの指人形を飾り付けていました。

 

ブロックの黄色い棒と青い棒は、★ちゃんのイタズラです。

ちょっとでも動くと、棒が倒れてきます。

算数タイムに小数点の移動について学びました。

ワークだけでは理解しにくかったようなので、

マッチングカードを作って、持って帰ってもらいました。

特に難しかったのが、「0.1分は何秒か?」という

問題です。

1分は60秒だとわかっていても、

理解しずらいようだったので、

ブロック60個(ブロック1個が1秒です)を10分の1にする……つまり10に分けて

ひとつ分がいくつか考えることにしました。

 

☆ちゃんは、「3×8個のおはじきを、18個ふやすと、

たて、横それぞれ□この正方形になる」

という問題でミスしてしましました。

3×8=24 24+12=36 と計算して、答えに36個と

書いてしまったのです。

ミスを直しのために、ブロックを並べたり、

絵を描いたりして考えるようにうながしていると、

「あっ、わかった!」と☆ちゃんはようやくひらめいて

答えをなおし始めました。

それを見ていた★ちゃんが、急にひらめいた様子で、

「36÷□=□

49÷□=□」

といった問題を作って、☆ちゃんに渡していました。

すると、大喜びでそれを解き終えた☆ちゃんも

★ちゃん用のテストを作って出題。

最後にお互いに丸つけをして、100点と

書いていました。

 


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