多くの親御さんは、勉強だけでなくて、
「何か子どもが夢中になれるもの」
を見つけてあげたい!
と思ってます。
隠れている才能を磨いてあげたいとも思っています。
そこで、「スポーツやダンス、絵画などの習い事をたくさんさせてみて、
そのどれが子どもに合ってるのか様子を見よう!」
と考える方も多いです。
ところが、恵泉女学院大学大学院教授の大日向雅美先生は、
親が探してあげなくてもいい
「夢中」は自分で見つけてくる
とおっしゃっています。
eduの3月号の「わが子のピカイチ」の見つけ方・伸ばし方
という特集では、
うまく子どもが夢中になれる「大好き」を見つけてあげれたお宅が
どうやって、わが子の「これに夢中」というメッセージに気づいたのか、
ちょっとしたヒントが載っています。
落語に夢中な子どもさんのお母さんは、
お子さんが落語を聞いて大笑いするのを見て、
彼が夢中になれるものに出会った瞬間をキャッチしました。
お父さんは、ご自身が物静かなタイプで、息子が言葉で
自己表現できるのが「うらやましい」とおっしゃっています。
自分のコンプレックスを自覚している親の方が、
自分の子どもを丸ごと受け止めて
好きになれる可能性が高いかもしれないのだそうです。
進行性筋ジストロフィーの男の子は、
昆虫が大好き。
お母さんは、息子さんが、
「からだが動かせないぶんを取り戻すかのようにおしゃべりで、
周りを良く見ていて、話し上手」なのに気づいています。
虹色教室のお子さんたちを見ていると、
どの子も、自分が大好きなことを発信しています。
またキラキラする個性や才能が見えてきます。
ただ残念なのは、親御さんが気づかないうちに、
自分がうまくなりたかったものを子どもに期待していたり、
習い事で伸ばせる狭い選択範囲で「夢中」を捉えていたり、
自分の好悪、善悪で、
子どもの好みを判断したりしていると、
親が大好きな子どもは、自分の持って生まれた個性を犠牲にして
親の夢につくします。
子どもの「大好き♪」の発信を、
真っ白な心で受け止めてあげてくださいね。
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ついつい、自分の好みや、やりたかったことをさせてしまい、本当に好きなもののサインを見逃してる気がします。
「大好きのサイン」色々習い事を通して経験させて発見するものでなく、家庭でも見つけられるんですね・・・。親だと、ついつい傍らから客観視できずです・・。
1人遊びは、あんまりしないのに、絵本だけはじぃ~っと園から帰ってきてからも、眺めているのは、遊びの中でも好きな証拠なのでしょうか?
自分の子の特徴なのか、この年齢の特徴なのかの区別が難しいです。アドバイスお願いします。
息子は、ブロック、立体など集中するおもちゃが明確で安易に「この分野なのかな。」と思ってしまいますし、反対に娘はごっこ遊びや絵本の夢中なんですが、
こっちは「うーんよくわからない。」と思ってしまいます。私の中に、「夢中とはこんな感じ」と漠然とくくっているようで。
なんだか今日の記事を読んで、気が楽になりました。
つい、探してあげなきゃ!そういう場を作ってあげなきゃいけないのでは?と気負ってしまうほうなので。
絵本を見てるだけで、そういう風に考えたことがなかったので、とても新鮮です。
空想にふけってるような気がします。同じページをず~っと眺めているので。
生活をゆったりですね。自分でゆっくり眺める時間をもたしてあげたいと思います。
ありがとうございました。
そのためにも、色々なことに触れる機会は親がつくってあげなければならないな~と考えてます。
親のコンプレックスって部分が子供の興味のキーワードかも知れませんね(笑)
坊ちゃんの手術の件では、温かいコメントをありがとうございます。
私も先生を応援してますから、これからも頑張ってくださいね。
というより、一緒に頑張っていきましょうね♪
坊ちゃんのこれからの成長楽しみですね。