明日から3日間、熊本の遊びのアトリエさんのところにお邪魔させていただきます。
あちらで、5つの園の園長先生、主任の方々に
「子どもの困り感を知ることと、支える技術について」というテーマで
お話することになっていて、少し緊張しています。
先日、娘と息子といっしょに外で食事を取った際、
「うちのような小さな教室と幼稚園では、ずいぶん勝手がちがうから役に立つ話ができるかはわからないけど、
小さい空間で少人数を相手にしているからこそ気づくことと、耳に届く親の声を
うまく伝えられたらと思うのよ。
どの切り口で何から話すべきか、まだ迷っている……でも、
ほら、お母さん暴れる子やわがままが過ぎる子の相手をするのがうまいでしょ?
子ども同士のトラブルが頻発する時の具体的な対応法なんかも盛り込むといいのかもね。」
と冗談混じりに言うと、
娘が、「あー、きっと大きい幼稚園でも役立つと思うよ。あれは。
だって、わたしもいつもお母さんが子どもたちの大騒ぎの揉め事収めるの見てるから、
その方法、バイト先でマナーが悪いややこしいお客さんが来て、周囲の雰囲気が悪くなったら
使わせてもらってるのから。
かなりきくよ、トラブルメーカーは静かになるし、
ピリピリしてた店の雰囲気がなごむよ。」と言いました。
「えっ?お母さんは子ども相手だから、どうにでもなるけど、
大人で、しかもややこしい性格の人を黙らせるのは難しいでしょ?」と驚いて聞き返すと、
「そんなことない。大人にも十分通用するよ」と娘。
「で、お母さんがしてるっていうどんな方法を使ってるの?」と半信半疑でたずねると、
こんな答えが返ってきました。
「お店に出入り禁止になるような困った人がいても、直接、個人攻撃をすると
言われた人もイライラするだろうし、場の雰囲気もまずくなるでしょ。
だから、ユーモアを交えながら、全体に注意が行き渡るような伝え方をするの。
ほら、お母さんがいつもやってるでしょ。気まずい場には、ユーモアは絶対いるよ。
そうやってそこにいる全員がでルールを共有しなおして、明るい感じで、ルールに納得すると、
しつこく困ったことする人もそれ以上は調子に乗れなくなるのよ」
それは、わたしの方法……というより娘の話術かもしれませんが……。
ブログは11月8日~10日までお休みさせていただきます。
いつも楽しくこちらのブログを拝見しています。
参考になることがいっぱい!
今回の記事にありました
ユーモアを交えた解決方法を
具体的にぜひ知りたいです。
お時間のある時に記事にしていただけたらうれしいです。