ユースホステルでのお泊りレッスンに行ってきました。
子どもたちには、安全のために他の泊り客も使っているトイレを使わせず、
教室で借りている和室にあるトイレを
使うように言っています。その(恐ろしさのかけらもない)トイレでの話。
「先生、トイレの戸をトントンって叩いたら、戸の向こうで、わははって笑い声がした
けど、開けたら、誰もいなかったよ」とAちゃん。
「ほんとうなの?それは怖いわ!」というと、
Aちゃん以外の子たちも、口々に、部屋の天井からボンッて音がしたけど、
誰もいないの、絶対、このユースホステルおばけがいるよ」
「わたしは不審者見つけたよ!」(おそらくただ食堂の前で、食事の
時間を待っていた人です。
と大興奮で報告してくれました。
「そんな恐ろしいことがあるなんて!まるでユースホステルの怪談だわ!
次に泊まる子たちに新聞にして教えてあげないと。
あっ、でも、怖くてトイレに行けなくなる子がいたら困るな~。
眠れなくなる子がいたらどうしよう?」というと、
「それなら、お守りを作ってあげたらいい」
「おばけがいなくなる呪文を書いておいてあげるよ」と目をきらきら
させながら言っていました。
それからみんなせっせと新聞作り。
力作です。
夜に眠れなくなる子の心配もしてくれています。
「おばけはこないで」という紙の入ったお守り袋も作ってくれました。
Aちゃん作のおばけのポップアップ絵本。
Aちゃんの弟くんとお友達は、懐中電灯でおばけを作って大喜び。
いっしょに参加してくださっていたBちゃんのおばあちゃんがホオカムリをして
現れると、
3歳の弟君たちまでが、「どろぼうだ!!」と叫んで、キャーキャーはしゃいでいました。
今の子にも「ホオカムリ=どろぼう」が通用するとわかりびっくり!!