「メイクンブレイクのゲームする子?」とたずねると、
3歳6ヶ月の★くん、●くん、4歳0ヶ月の☆くんの3人が手を挙げて
集まってきました。
さいころを振って、その目に合わせてタイマーを合わせて、カードに描かれている
立体パズルを作るゲームです。
★くんと☆くんが、簡単レベルの課題のカードでチャレンジ。●くんの番になったとたん、☆くんが
積み木を渡すのを嫌がって一悶着。
そこで●くんには、メイクンブレイクによく似ているアングリーバードのゲームをしてもらうことにしました。
アングリーバードのゲームは課題のカードに合わせて積み木をくみ上げるところが
メイクンブレイクと同じで、
作った積み木の上に設置した敵のキャラクターを
鳥のパチンコで撃ち落とすゲームです。
●くんが楽しそうに遊んでいると、☆くんはこれもしたくてたまらなくなったようです。
自分から謝って●くんに許してもらいました。
お友だちといっしょにしているとこうしたトラブルがつきものですが、
だからこそ、「もっとやりたい」「面白い」という気持ちも高まるし、トラブルを解決する力もついてきます。
☆くんは感覚が優れている子で、物とゆっくり関わる過程が大事な子です。
ですからメイクンブレイクのきれいな積み木に触れて
課題をやってみたとたん、もっと自分でやりたくなって貸したくなくなったのです。
感覚が優れている子たちは、「自分のお気に入り」を大切にするので、
貸し借りで揉めることがよくあります。
1歳10ヶ月の弟くん。見立てるのが上手になって、お兄ちゃんたちが飽きて別の遊びを始めても、
ずっと「アイスクリーム作る」などと宣言しては、形を作って遊んでいました。
最初に線路を作り出したのはお母さん。整然と並んだ線にうっとりして、小さな歪みを
ていねいに直していってます。
ひとりひとりの子が素材と触れ合うように遊ぶ場面では、素材を五感で味わうように集中したり、
きれいなパターンを作ったりして、このタイプの子の長所がよくわかるのです。
でも人と人との関わりの中で、その場の流れに柔軟に合わせていくのは
苦手な子が多いです。
その点、直感を使って考え目的に焦点を合わせる子たちは、素材とていねいに触れ合うような
静かな場面では落ち着きのなさや乱雑さが目立つけれど、
勝ち負けがあるゲームや目標がはっきり決まっている課題では
高い能力を発揮する子が多いです。
そのどちらもよい資質なので、苦手な分野では、それに愛情を抱いて楽しく取り組めるような環境を用意して、
得意な分野では持って生れた才能がより洗練されていくように
手助けしています。
ザリガニの脱皮した皮です。日本酒につけています。
ビンを開けて、お酒の匂いを嗅いでみて、「水じゃない、いやな匂い~」「もう一回、匂わせて!」と
ザリガニの皮以上に日本酒の匂いが人気でした。
さて、夏休みが終わり息子Rの日常の宿題が増え、小1にして早速宿題問題にぶつかっております。毎日プリント一枚(算数の計算)とカタカナか漢字のワーク一ページですが、息子はとてもプレッシャーのようです。宿題しなさいと私から言うことは控えていますが、最後まで宿題のプリントをしていないと、学校で担任の先生に厳しく言われる(時にはクラスで立たされる)こともあるようで、泣きながら宿題をしていきます。できない内容ではないので、慣れればできるのかな?と思っていましたが、宿題の内容が、足し算、引き算、書き順といったもので基礎的な部分の強化を重視した感じになっています。今まで、自分で問題を作ったり、お絵かきをする中で文字を自分で調べて書いていたのに比べると見劣りする勉強方法で私自身も「決められたことをする、宿題もその一部」という担任の先生のスタンスに疑問を感じてしまって、担任がすすめるように家で息子に宿題を指導できずにおります。結果、息子を苦しめてしまっている部分があります。でも、あとのびできるように、自分の好きなことができる時間を低学年のうちに作っていきたいと思いながら日々戦いです。先生の過去記事に宿題のことがありましたが、どんなふうにご意思を通されたのか、記事がありましたら教えていただけませんでしょうか。 お忙しい中本当に申し訳ありませんが、お時間のある時でいつでも結構ですのでよろしくお願い申し上げます。