先日、もう少しで5歳になる☆くんの親子レッスンがありました。
さまざまな理科の実験道具を出してくると、
最初から最後まで目がキラキラ状態のまま、
もう楽しくてたまらない様子で遊び続けていました。
☆くんは、どうしてなのか、なぜなのか…
自分で推測したり、試したりするのが大好きなお子さんです。
お母さんの話では、
ピタゴラスイッチのような遊びを喜ぶかと思って、
ビー玉の転がる機能のついたおもちゃで遊ばせてみると
興味を持たなかったので、
家でどのような働きかけをしたらいいか迷っている…というお話でした。
また☆くんは、以前、七田式に通っていたのですが、こうした学習法も☆くんの個性に合わなかったそうです。
どのような働きかけが合っているのか、判断が難しい一面があるのですね。
虹色教室での遊び方を見ていると、
確かに既存のおもちゃに熱中することは
ほとんどありませんでした。
しかし写真のような
パイプカバー(ホームセンターで160円ほどで売っています。)
を使って、
音の伝わりを実験したり、
中にビー玉を入れて、傾きによる変化を調べたりする時は、
興奮した様子でさまざまなアイデアや考えを話しながら、
長い時間遊んでいました。
☆くんのアイデア
パイプカバーを2本つなげたらどうなるだろう?
パイプカバーを垂直に立てて、いくつもビー玉を入れてみると、
いったん下にたまったビー玉が、パイプカバーを少し浮かせたとたん
いっきに出てくると思うよ。
パイプカバーの終点に、金物でふたをしておくと、カンカン音がすると
思う。
音が伝わる時、手でぎゅっとにぎっておくと
どうなるかな?
といったことです。
☆くんは、他にじしゃく、こま、鏡、水玉レンズ、
熱で移動する液体、空気砲、
などのシンプルな物の性質を使った実験遊びに
熱中していました。
☆くんは、おもちゃそのものを楽しむより、
その性質をよく知ることにより、
あれこれ頭で考えてみることが楽しい様子です。
おもちゃも高価なものではなく、
さまざまな実験を楽しめる基本の道具(100円くらいで手に入ります。)
を用意してあげると良いのかもしれません。
算数のゲームで遊んだ時も
少し複雑なルールやゲームからくるイメージの世界を非常に楽しんでいました。
ですから、シンプルなオセロのようなゲームは、
すぐ飽きてしまうかもしれません。
子どもにおもちゃを選ぶ時は、
おもちゃ側に比重がいく子と
自分の中のイメージの世界に比重がいく子では、
与えると良いおもちゃの価格がずいぶん違ってくると思います。
おもちゃそのものにどっぷりかかわって
その素材感からも影響を受ける子には、高価な木のおもちゃなどが適しています。
自分のイメージの世界が大切な子には、
100円グッズやおりがみと大人が与えてあげるちょっとした知識があれば、
いつまでも楽しく遊べるかと思います。
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それを見極めるのが難しいですね^^;
そして量的にもどれくらい与えていいのかずっと手探りです。
わが子だからか客観的に観察するのは非常に難しいですね。
チャンバラごっこしたり
電話ごっこしたり
電車ごっこしたり
上の方の物をたたいたり
時にはスナック菓子のようにかじったり(涙)・・・。
すごく楽しそうです *^-^*
オカメインコは、今年の冬から5羽産まれました。
なかなか更新できませんが、今後ともよろしく。
虹色教室すてきですね。またゆっくり見せてもらいます。