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ユースホステルでの幼稚園児さんたちのレッスンに行ってきました。
工作道具やおもちゃや実験道具をキャリーバックにパンパンにつめ込んで出かけているとはいえ、
ひとりで持ち運べるものなんて知れています。
最初のレッスンの場として借りているココプラザの和室は、テーブルが2台あるだけの
何にもない空間。
でも、それくらい物が少なくて、できることが限られていると、
そこで得られる楽しさは
「あるものを利用して、どれだけ知恵を絞って面白い遊びを創り出すか」
にかかってきます。
物があふれる豊かな時代の、いたれりつくせりのサービスに囲まれて生活している
子どもたちにとって、
自分の頭で、
無から有を生み出す
ことは、心躍る体験のようです。
最初にあったのは、2本のひも。
ひとりがケーブルカーを作り、それが奪い合いになりました。
ケーブルカーは紙コップに輪ゴムをつけて作り、
輪にしたひもの一方えお引くことで、動かします。
そこで、もうひとつケーブルカーを作り、「やっぱり、エレベーターにしよう」と
いうことで、参加のパパさんに肩車をしてもらって、エレベーターを設置。
ついでに、紙皿を貼ったゴミ袋(を切ってつないだもの)でマンションも作りました。
ハムスターが待っています。
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自分もエレベーターが作りたい子が現れたものの、もうひもがありません。
そこで、ビニールテープを貼り合わせてひも作り。
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何かが足りないって、
問題解決する楽しみを味わうのに、ぴったりの瞬間でもあります。
私が子どもの頃、「一休さん」というアニメが放映されていました。
一休さんが、いろんな人から難題を突き付けられた後に、
座禅を組んで、静かに考え込んでいて、「アッ!ひらめいた!」という様子で
解決するのを爽快に眺めていた記憶があります。
でも、小学生の私には一休さんの「とんち」は、
無理に言葉でこじつけているようで、納得できないところもありました。
毎度、毎度、もっと目でみて、あっと驚くような仕掛けを期待していたような……。
その間に、ティッシュ箱で連結する電車を作っていた男の子たちは、
ざぶとんを使って、地下鉄を走らせる空間を作って盛り上がっていました。
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となりの工事も完成。
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途中で、ティッシュで作った電車にモーターを取りつけたところ、
ひとりの女の子は空飛ぶ飛行船を作ることを思いつきました。
何もなかった空間は、駅、線路、マンション、エレベーター、ハムスターたちの村と家、女の子のお家、
さまざまな乗り物……飛行船、地下鉄、寝台列車、宇宙船、新幹線
などであふれていました。
息子は6月のお誕生日に仮面ライダーのベルトをいただいて以降、遊びといったらベルトを使っての闘いごっこ(1人でも)で、工作をすることがほとんどなくなっていました。
ところが、今日帰ってきてから、風船でおばけを作り、開け閉めできるカーテンを私と一緒に作り、カーテンの後ろにお友達を描きました。
カーテンの後ろには風船も描きました。
それから画用紙で おうちを作りました。
いただいたモーターには、風船をつけたり、ネズミの顔をつけたり、ブランコをつけたり、
紙皿にひもをいっぱいつけて回したりして楽しんでました。
最後はモーターで動く車のオモチャが作れるんじゃないかと言い出し、どうやったら作れるか、あーでもないこーでもないと親子でいっぱいお話しました。
息子の性格についても、 イメージの世界の憧れと現実のギャップ のお話は 漠然と感じていたのですが、教えていただいて 納得しました。
彼の小さな感情の動き、なかなか捉えきれてないですが、私が意識してよく見ていきたいし、小さな自信をどんどん積み重ねていけたらと思いました。
たくさんお話聞かせていただき、ありがとうございました。深夜遅くまで申し訳ありませんでした。
参加者の皆様ともいろいろお話できてよかったです。
なにより、息子はお友達と一緒にお風呂に入るのも初めてだし、一緒に寝るのも初めての体験でした。すごく楽しかったみたいです。
本当にありがとうございました。
事務Kさんに作っていただいた家が一番うれしかったみたいで、壊れてはなおし壊れてはなおしを繰り返ししていました。
事務Kさんにも娘とのかかわりを教えていただけて本当に感謝しています。ありがとうございました。
今回は娘の遊びの広げ方を学ぶことができて、私自身の軌道修正ができてよかったです。
深夜遅くまで相談にのっていただき本当にありがとうございました。
ブログに今回のレッスンで私が学んだことを少しづつ記事にしようと思っていますので、不都合があればお知らせください。
本当にありがとうございました。