小学1年生の子たちの科学クラブで、
『えれめんトランプ』(元素カード112枚と,素粒子カード28枚からなるゲームです)
で遊びました。
みな初心者なので、素粒子カードは使わないことにし、
レアメタルとレアアースのカードを手にしたら「元素のパーツ」(教室の教具です)を
それぞれ1個と2個もらえるというルールを加えると、子どもたち大喜び。
「元素のパーツ」はカードを出す際に、数を調整するのに(7のカードを出したいのに
6しかない時などに、パーツをいっしょに出すと7と同じ扱いにする、
という使い方をしています。
ゲーム自体はウノと同じようなルールなので、簡単そのもので、
パッパとカードを出して終わり……なのですが、
終わった後に元素の周期表を出すと(本屋で購入したもの)自然発生した、
自分たちが思いついたルールで遊びはじめ、すごい盛り上がりを見せていました。
子どもたちが考えたのは、
「上(周期)が6で、下(族)が5」「「上(周期)が4で、下(族)が7」と
言いながらかるたのように、元素を見つけるというゲーム。
あんまり熱中していたので、終了させるのに苦労したほどでした。
Aくんがお母さんといっしょに作ったというミニオンズ。
「あーそれね、うちのおじちゃんも、地蔵盆の時、写し絵して、灯ろうに描いて
いたのよ」というと、「えっ!おじちゃん、ミニオンズ(の映画)作った人?」という
トンデモな勘違いをする子がいたので、
「ちがうちがう、写し絵。この近所の地蔵盆に飾る灯ろうにミニオンズの写し絵を
したのよ。自由帳の下に絵を敷いて、えんぴつでなぞることあるでしょ。あれよ」
と言うと、子どもたち一同、「そうか~。」とビミョーな笑顔。
線分図クイズ。
「Aくんのお年玉が10000円だったんだけど、
お母さんが、お金をふたつに分けて、2000円多い方をAくんに渡して、
もう一方を銀行に貯金したの。お母さんはいくら貯金したでしょう?」
ピンときていない子がいたので、
子ども銀行のお金を出してきて考えました。
みんなしっかり理解できました。