息子とおしゃべり……という内容の記事が多い割りに、娘とおしゃべり……という記事は少なめです。
娘が多忙を極めていて、なかなか会話する機会がないこともありますが、
娘の場合、私と会話するときのほとんどが、何か失敗した場合とか今現在改善できそうなことを見つけたときとかに、その問題点を分析して、次からどうしようかしら……という話がほとんどなんですよね。(現実的でしっかりものの娘……)
その話を取り上げれば、「プライバシーの侵害よ~」と叱られそうで、キビシイ……のです。
それで、結局、わが家ネタは、ちょっとポヤッ~としたところが、私と馬があっている感じの息子……との会話が多くなります。
このところの暑さと眼精疲労で、頭痛と食欲不振でぐったりきていた息子。
晩御飯に呼ぶと、それまで寝ていたらしく、少しすっきりした様子で
2階から降りてきました。
昨晩は、ダンナさんは地域の飲み会、娘はバイト……で、夕食は息子と私だけです。ゴーヤやら、魚介やら、夏バテ防止メニューにしました。
息子はちょっと食欲が出たらしく、元気に箸をすすめながら、こんな話を始めました。
「昔から確率が好きだから、これまで確率が出たら、
どんなに難しくてもそこは満点取れるぐらい得意だったんだけど、
それでも簡単な部分で、問題とイメージがきちんとつながっていない……というか、問題とそれからイメージするものとの間に微妙な落差があるところが
あってさ、
それで最近、数回、センターの確率でこけたんだ。
そんな簡単な問題でミスする場合もあるんだな~とびっくりして、
確実に自分で操作できるイメージを作って、
問題を整理しておく必要があるな~と感じたよ。」
「簡単に操作できるイメージって、具体的にいうとどんな感じ?」とたずねると、
「どんな問題が出ても通用するシンプルなイメージでさ……
今ちょうどポーカーにはまっているし、
ポーカーの確率計算に、確率の問題のあらゆるパターンを置き換えて整理できるように
しておこうかなって思っているんだ。
いろんなパターンを、カードとしてイメージすることに統一すると、
サイコロの6面なんかも6枚のカードに置き換えて考えていけるから、
頭が整理しやすくなるよね。」
「そういうことね。統一したひとつのイメージを完全に通じておくと、
それを基準すれば、確かに考えていくのが
楽になるわよね」
「話がかわるけど、この間、授業でベニスの商人について書いた文章を読んだんだ。経済についてちょっと面白い解釈が載ってた。
経済学って、もともとは、資源から、
価値を生み出して分配していくしくみについて考える学問だから、
労働によって何かを生産する側、生み出す側と受け取る側の関係を良いものにするというか、
労働して生産している人々に利益が十分いくような流れを考えていくための
研究ともいえるんだけど、
今の日本では、何も作り出していない生産物を流通させている人々が、多くの利益を得ているって問題について、扱っている話だったよ。
それ見て、
ポーカーだけじゃなくゲーム一般……特にモノポリーなんかは、
経済の縮図として眺めると面白いな~と
思ってんだ。
ポーカーもモノポリーも、手持ちのものを
いかに高く見せるか、売るかの取引きで成り立っているゲームだからね」
「そうよね。
ゲームで遊ぶ時、そうした経済の縮図に触れるところが面白いのよね。
そうそう、今度のイベントで、工作や遊びの空間に、
社会や経済の縮図となるような流れをつくって
楽しみたいと思っていたところだったのよ。
幼い子でもできる工作となると、まったくの自由工作ではなくて、
ここは銀行、ここは郵便局、ここは宅配業者、スーパー、
消防署、図書館、たこやき屋、美容室……と
子どもが作品作りに参加しやすいブースを作った方がよさそうだな~と思ってて……
それだと、はんこ押すだけ、たこやき丸めるだけから工作に参加できて、
アイデア豊富な子は、上限がなく発展させることができるでしょ。
そうして個々に製作しているものを、
作ったお金を使って流通させて動かしていくと、
たくさんコミュニケーションが生まれて面白いと思ってね」
「それいいね。きっと盛り上がるよ」
「もともと、小さな形では、こうしたことはいつもやってきたことだから。
でも、多くの人とそれをを作っていくって、それはそれでアイデアが混ざって面白いことになりそうだな~と思ってるのよ」
何か……自分の言いたいことで締めくくってしまいましたが、
夕食時が息子との楽しいおしゃべりタイムとなりました。
その後すぐ、息子は勉強……受験生は大変ですね。
今日中に、昨日のいくつかの記事の続きを書きますね。
web拍手を送る)
娘が多忙を極めていて、なかなか会話する機会がないこともありますが、
娘の場合、私と会話するときのほとんどが、何か失敗した場合とか今現在改善できそうなことを見つけたときとかに、その問題点を分析して、次からどうしようかしら……という話がほとんどなんですよね。(現実的でしっかりものの娘……)
その話を取り上げれば、「プライバシーの侵害よ~」と叱られそうで、キビシイ……のです。
それで、結局、わが家ネタは、ちょっとポヤッ~としたところが、私と馬があっている感じの息子……との会話が多くなります。
このところの暑さと眼精疲労で、頭痛と食欲不振でぐったりきていた息子。
晩御飯に呼ぶと、それまで寝ていたらしく、少しすっきりした様子で
2階から降りてきました。
昨晩は、ダンナさんは地域の飲み会、娘はバイト……で、夕食は息子と私だけです。ゴーヤやら、魚介やら、夏バテ防止メニューにしました。
息子はちょっと食欲が出たらしく、元気に箸をすすめながら、こんな話を始めました。
「昔から確率が好きだから、これまで確率が出たら、
どんなに難しくてもそこは満点取れるぐらい得意だったんだけど、
それでも簡単な部分で、問題とイメージがきちんとつながっていない……というか、問題とそれからイメージするものとの間に微妙な落差があるところが
あってさ、
それで最近、数回、センターの確率でこけたんだ。
そんな簡単な問題でミスする場合もあるんだな~とびっくりして、
確実に自分で操作できるイメージを作って、
問題を整理しておく必要があるな~と感じたよ。」
「簡単に操作できるイメージって、具体的にいうとどんな感じ?」とたずねると、
「どんな問題が出ても通用するシンプルなイメージでさ……
今ちょうどポーカーにはまっているし、
ポーカーの確率計算に、確率の問題のあらゆるパターンを置き換えて整理できるように
しておこうかなって思っているんだ。
いろんなパターンを、カードとしてイメージすることに統一すると、
サイコロの6面なんかも6枚のカードに置き換えて考えていけるから、
頭が整理しやすくなるよね。」
「そういうことね。統一したひとつのイメージを完全に通じておくと、
それを基準すれば、確かに考えていくのが
楽になるわよね」
「話がかわるけど、この間、授業でベニスの商人について書いた文章を読んだんだ。経済についてちょっと面白い解釈が載ってた。
経済学って、もともとは、資源から、
価値を生み出して分配していくしくみについて考える学問だから、
労働によって何かを生産する側、生み出す側と受け取る側の関係を良いものにするというか、
労働して生産している人々に利益が十分いくような流れを考えていくための
研究ともいえるんだけど、
今の日本では、何も作り出していない生産物を流通させている人々が、多くの利益を得ているって問題について、扱っている話だったよ。
それ見て、
ポーカーだけじゃなくゲーム一般……特にモノポリーなんかは、
経済の縮図として眺めると面白いな~と
思ってんだ。
ポーカーもモノポリーも、手持ちのものを
いかに高く見せるか、売るかの取引きで成り立っているゲームだからね」
「そうよね。
ゲームで遊ぶ時、そうした経済の縮図に触れるところが面白いのよね。
そうそう、今度のイベントで、工作や遊びの空間に、
社会や経済の縮図となるような流れをつくって
楽しみたいと思っていたところだったのよ。
幼い子でもできる工作となると、まったくの自由工作ではなくて、
ここは銀行、ここは郵便局、ここは宅配業者、スーパー、
消防署、図書館、たこやき屋、美容室……と
子どもが作品作りに参加しやすいブースを作った方がよさそうだな~と思ってて……
それだと、はんこ押すだけ、たこやき丸めるだけから工作に参加できて、
アイデア豊富な子は、上限がなく発展させることができるでしょ。
そうして個々に製作しているものを、
作ったお金を使って流通させて動かしていくと、
たくさんコミュニケーションが生まれて面白いと思ってね」
「それいいね。きっと盛り上がるよ」
「もともと、小さな形では、こうしたことはいつもやってきたことだから。
でも、多くの人とそれをを作っていくって、それはそれでアイデアが混ざって面白いことになりそうだな~と思ってるのよ」
何か……自分の言いたいことで締めくくってしまいましたが、
夕食時が息子との楽しいおしゃべりタイムとなりました。
その後すぐ、息子は勉強……受験生は大変ですね。
今日中に、昨日のいくつかの記事の続きを書きますね。
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