ベルサイユのばら50−半世紀の軌跡−

2024-05-15 01:55:12 | TAKARAZUKA
OGさん、やけにコッチに目線を送ってくれるやん!?

ちなみに3階席下手前方側に座っており、オペラ越しでスターさんと目が合っていました。

フィナーレでもめちゃ手を振ってくれてるやん!?

あれっ?ひょっとして私って有名人???藁


終演後、後方座席で誰も立って退席しようとしないから、あれっ?まだ規制退場してるんだったけ???

と思って、座っている集団をしかと見たら…、

後ろの席に、恐らく全、本科生が座ってた!!

終演まで全く気付かなかったよ!

そりゃそうやわな!私を見てるわけがあらへん!

(笑)

そういえば、阪急電車に制服を着た本科生が乗ってた。

化粧していたから間違いなく本科生だろう…。


ということで、初日に行ってきました!

初演の軌跡を映像で辿り、50年前に主演された方々の歌とトーク、平成初演の方々の歌とトーク、再現シーンとフィナーレ。ベルばらに携わった方々の死を悼みつつ、半世紀上演され続けられた(る)ことを祝う?感謝する内容になっていた。

やはり、初演のトップさん、ショーちゃん、オトミさん、ツレちゃん、ターコさん、

めちゃくちゃレジェンド感オーラがあった!

全く半世紀の時が経ったとは思えないくらいの圧倒的な存在感と若々しさと貫禄があった!

マイペースなターコさん。仕切り上手なショーちゃん。意外と大人しめのツレちゃん。上級生のショーちゃんに容赦なしのオトミさん。

4名のレジェンドと植田御大のミニトーク。皆さんお喋りが好きだから時間が押す押す。もっと聞きたかったけど…。

植田御大の脚本は、状況説明する台詞が多いからついつい歌舞伎調になってしまうが、植田御大のコスチューム物は様式美があるから、歌舞伎同様にワンシーンワンシーンが名場面になってしまう不思議さがある。エリザベートも同じやね。

今回は、トーク&ソングに出られる方々がマジ第一次マイ宝塚ブームのトップスターさんが揃っているので、もっとトークが聞きたかった。

ネッシーさんに、シメさんに、ヤンさん、カナメさん、いっちゃん、マリコさんが揃うだけで、平成版ベルばら初演の星組やん!?めちゃくちゃ激萌え!!

当時は、いっちゃんの特出オスカルと北斗ひかるさんの特出ジェローデルを旧大劇場で観させてもらい、映像ではゴンちゃんこと大輝ゆうさんのオスカルを観させもらいましたが、

カナメさんもヤンさんもめちゃくちゃ評判が良かった。

後々花組でも月組でも再演され、再演といっても内容は刷新されているけどね…。

花組ではカナメさんとヤンさんのオスカル、月組はカナメさんのトップお披露目オスカルとカリンチョさん特出アンドレを観させもらいました。

カリンチョさんといっちゃんの雪組の再演ベルばらで雪組ファンになったので、特出は基本雪組を選んでました。

っていうか、そもそも、オカンが阪急系列で働いてなかったから絶対観れなかったよ!しかも、明菜さんのアレがあった後だからね。アレがなかったら絶対宝塚にハマることはなかった。宝塚嫌いだったからね。

当時は、明菜さん一筋だったから、オカンが録画していた宝塚のビデオテープを明菜さんに書き換えていたからね。

10周年で再演してたら間違いなく観てないしね。

平成初演の1989年は、フランス革命200年とベルばら15周年が重なった年だから、

運命のイタズラと言うべきか、

縁って不思議!

まさかまさか、私が宝塚にハマるなんて思っても見なかったよ。

ベルばらマジックに掛かったと言うべきか、家に帰って♪愛あればこそ♪めちゃ歌いまくってたよ。当時のプログラムに載っている脚本のフェルゼンの台詞を暗記したしね。

一番ビックリしたのは間違いなく親父やと思うけどね。藁

親父はいつも、男か女か分からんモノにハマりやがって!が口癖だった(笑)

今日は、シメさんが、雪組特出の時だけしか歌われていないフェルゼンの曲を情感込めて歌ってくれたら、

超激萌え!!感謝感激雨あられ!!!

(笑)

あれから足掛け35年も宝塚を観てきたことになるんやな~。感慨深い!


私の話はさておき、

カリンチョさんがいらっしゃらないのが残念で仕方ないですが、

今回は、あまりOG公演には出られないネッシーさんが平成版の長でいらっしゃるから本当に新鮮!

もっとトークが聞きたかった!

ヤンさん星組特出エピソードと、マリコさん特出エピソード&星組本役新公主役エピソードは、今では絶対に考えられないスケジュールだったから、さすがプロ!としか言いようがない。

当時は特出される皆さん、自分の組と掛け持ちで合間を縫っての出演だったから本当に大変だったと思う。

ヤンさんは、一足先にニューヨークから帰ってきて2日後にオスカル本番だったもんね。ベルばらに限らず、月組のミミちゃんことこだま愛さんは、帰国後2週間もなく本公演のヒロイン、ショーでは歌って踊らないといけない。

たった2日間の稽古にも関わらず、ヤンさんの星組特出オスカルはめちゃくちゃ評価が高かった!マジ伝説だったからね!

だから、花組でヤンさんのオスカルを観させもらいましたが、歴代オスカルではヤンさんを超える方にまだ出会ってない。それくらい骨の髄までオスカルだった。映像に残っていないのが残念で仕方ない。でも、実況CDはヤンさんのオスカル。声だけでもヤンさんの情熱が伝わってくる!

ベルばらに関しては、やはり、カリンチョさんといっちゃんの雪組が一番、作品として素晴らしい!もちろん演技も素晴らしい!

やっぱさ、ポリニャック夫人とジャンヌの存在は欠くことは出来ないと思うんよね。

最近は2人とも出てこないから、作品の深みに欠ける。

今日は、再現シーンで光月るうさんがジャンヌの歌を歌ってくれたからめちゃくちゃ嬉しかった。本当は娘役さんに歌ってほしいけどね…。

きっと、咲ちゃんの雪組にもジャンヌは出て来ないんだろうね…。

またもや話が脱線。やはり、ベルばらは私も語り尽きない。話たいことだらけ!

今回は、再現シーンが、完全にぶつ切りではなく、ちゃんとストーリー仕立てに構成されていて、

他のキャストでも観たくなった!

今日は、かなめさん(凰稀かなめさん)のオスカル、同期の緒月さんがアンドレ。タカコさんのフェルゼンにゆりちゃん(星奈優里ちゃん)のマリー・アントワネット。

めちゃくちゃ情感込めて演じてくれていて超感動!!

最初、かなめさんのオスカルの喋り方が女性ぽくて違和感がありましたが、ブイエ将軍とのやり取りやバスティーユと、カッコ良いオスカルになっていてマジ感動!

緒月アンドレは、現役のまんま。

タカコさんのフェルゼンもゆりちゃんのカペー未亡人も情感たっぷりで再現シーンじゃなくて、本公演を観てる感覚になった。

ストーリー仕立てになっているから、世界観に入りやすくなってる。

第一部はオスカルとアンドレ編。第二部がフェルゼンとマリー・アントワネット編になっていて、めちゃくちゃ良かった!

ちゃんとフィナーレもあって、ヤンさんの1人歌って踊る♪小雨ふる径♪もカッコ良かった!

新かなめさんのタンゴもあり、元祖カナメさんの曲もあり、シメさんが雪組特別でも歌った曲を歌ってくれたり、タカコさん中心の黒燕尾があったり、わたるさんとゆりちゃんのボレロもあって見応えアリアリ!!

どなたか存じませんが、エトワールの方も素晴らしい歌唱力でした。

マジ、違うキャストで観たくなる構成になってる!

実はあと1回見に行くので楽しみ!!

初日を観た本科生は何を思っただろうね?

OGが手を振っていた時、本科生も手を振っていたのかな??

終演後は静かに座っていたから、感情が読めなかった…。