月組 大劇場千秋楽 by L.V.

2024-05-12 23:04:15 | TAKARAZUKA
レイコちゃんとうみちゃんのサヨナラ公演の大劇場千秋楽なのに、

全然サヨナラの実感がないんだけど…。

サヨナラショーも大階段挨拶もカーテンコールも、思い出や余韻に浸ることなくあっという間に終わったって感じ。

2人とも大劇場サヨナラしたの?まだ大劇場の舞台に立つんじゃないの?くらいの雰囲気があったんだけど…。

って思ったのは私だけ???

ぶっちゃけ、ショーのフィナーレの方がサヨナラ色が強い印象。

ということで、たまたま今日が休みだったので、梅田のTOHOシネマズでライブビューイングを観てきました!

実は、5月初めに2回目を観劇して、今日で3回目になります。

ぶっちゃけ、2回目は、1回目と真新しさがなかったので、ショーはめちゃくちゃ良かったんだけど、感想を書くような感動はなかったから感想は書いてませんが、

千秋楽は、ビックリするくらいあっという間に終わった。

2回目に観た時は、お疲れだったのか、お芝居に中弛み感があったけど、千秋楽は、めちゃくちゃパワフルだった!

映画館での鑑賞ということもあり、画面はデカいわ、音が超爆音だわ!で、睡眠不足だったのに全く寝落ちすることはなかった。それくらい迫力満点だった。

本当に、あっという間の4時間半だった。

お芝居もあっという間だったし、ショーも本当にあっという間だった。

1回目で、中村B先生の音楽と私の相性が悪いと書いたけど、3回も見ると結構好きかも?と思ってしまった。藁

オダチンが歌い、その後に初舞台生が踊る大地真央さんの曲(タイトル書くのがめんどくさい)も大好きだけど、

中詰前にちなつ様が銀橋を渡って歌う、アレンジが戦隊モノの登場シーンに使われるような音楽がめちゃくちゃ気に入ってしまった。アレは癖になる!藁

中詰以降はサヨナラ色満載で、卒業する生徒たちがちなつ様に送られて銀橋を渡って歌うところは毎回ウルウルさせられる。

あっという間だったから余韻に浸る時間はなかったけど、本当に良いショーだと思った。

そして、サヨナラショーは、

サヨナラショーらしくないわけではないけど、

なんせ、90年代前半の私の宝塚第一次ブームの名曲、ギャツビー、半次、ブラック・ジャック、ラッチマン(90年代後半)の曲をレイコちゃんが歌い上げてくれた時は、正直TMP音楽祭(今のTCAスペシャル)だと思ったほど!

レイコちゃん、めちゃくちゃ作品恵まれてるやん!と改めて思った。

ラッチマンだけは生では観てませんが、それ以外の再演モノはマジで素晴らしかった!

「川霧の橋」を観たときは、マジ芝居の月組復活だと思ったよ!

コロナ禍ということもあって、「今夜、ロマンス劇場で」やギャツビーは超チケ難&公演中止もあって観れないと思っていたから、戻りチケットゲットや公演中止前という幸運に恵まれてどちらも大劇場で拝見出来た時は、本当に本当に神様に感謝感謝でした!

キリヤンのお披露目から10年以上月組大劇場公演は見逃していない。

そうそう、私の四柱推命では月徳貴人という特殊星があって、デスノートもしかり、月とは生まれ持った縁があることを思い知らされた。

それはさておき、

雪組で、レイコちゃんの新公初主演を観た時からトップになるとは思っていたけど、まさか月組でトップになるとは思ってなかったら、月に城を構えるレイコちゃんが月組に来てくれて本当に嬉しかった。

そして、相手役も芸名に月があるうみちゃん。2番手も名前に月があるちなつ様。ちなつ様は時期月組トップ。

私にとっては、こんなに有り難いことはない!

コレまたぶっちゃけ書くと、ミヤルリが2番手の時、相手役はわかばちゃんになって欲しかったのに2人とも先に卒業。必然的に、わかばちゃんとライバル扱いされていたうみちゃんを応援するしかない。

タマキチ君の新しいお嫁さんがさくらちゃんと決まった時は、学年的にはもううみちゃんにはチャンスがないと思っていたけども、

レイコちゃんとコンビを組むことになって本当に嬉しかった!

最近は若い娘役がトップになる中、ベテランのうみちゃんが娘役トップになれたことは、全娘役とファンに希望と夢を与えたと思うね。実力があれば学年は関係ない!それはちなつ様にも当てはまることだけどね。

こればかりは、劇団も良い計らいをしてくれて感謝しかない!

レイコちゃん、うみちゃん、ちなつ様の月トリデンテ!

各人の学年と経験が最強の芝居の月組を復活させたと言っても過言ではない。

この3人が作り出す作品はどれも素晴らしかった。加えて、組子たちのレベルも高い!ひと昔の月組では考えられないこと!

本当に本当に凄い進化と成長と変化っぷりである!

レイコちゃんはどの役もぴか一だったけど、うみちゃんのデイジーは過去2番目の素晴らしさがあった。「DEATH〜」のグラツィアも「ブラック・ジャック」のアイリスも捨てがたい。

サヨナラショーには、そんか2人の思い出が詰まった作品の曲が集約されていて本当に本当に素晴らしかった!

ラストはまさかの2人で幕切れ。お芝居の幕切れも斬新だったけど、サヨナラショーも歴史を覆したね。

っていうか、あの終わり方だと、まだサヨナラショーが終わってない、2人はまだ大劇場とサヨナラしていない、まだ千秋楽が続いてる感覚になってる。コレは初めての感覚。

それもあって、時間はあっという間だし、千秋楽はまだ終わってない感覚だわで、千秋楽ならではの感慨深さや余韻浸ることがない千秋楽ではありましたが、

レイコちゃんとうみちゃん、そして一緒に卒業する4名さんを見届けることが出来て嬉しかった。

そうそう、同期からのお花渡しにこっちゃんとアリちゃんが来ていて、めちゃくちゃ豪華だったね。

こっちゃんがレイコちゃんに掛けた言葉がめちゃくちゃ気になる!

ちなつ様もレイコちゃんに結構長く話していたしね、内容が気になる!藁

いずれにせよ、

レイコちゃん、うみちゃん、麗泉里ちゃん、 空城ゆう君、彩音星凪君、 一星慧君、まのあ澪ちゃん、

大劇場卒業おめでとうございます!

東宝大千秋楽まで、お身体に気をつけて男役を娘役を楽しんで下さい!!