第一部は、サブタイトル通り混沌(カオス)やったけど、第二部は素晴らしかった!トータルでは、誰が主役やねん!?ってツッコミたくなった(笑)
ということで、1日置いてまたもや東京に行って来ました!これが今年の観劇納めでこざいます。
浦井氏のヘンリーシリーズのオーラス。ヘンリー6世の親父、ヘンリー5世の物語の二部作。今日は千秋楽でマチソワ二部作通しで観てきました。
タイトルは「ヘンリー4世」だけど、主役は息子、後のヘンリー5世となるハル王子ではなく、間違いなく仲間?のフォルスタッフの物語。
それにしても、第一部は、全くもって意味不明やったわ〜(笑)言葉がほとんど入ってこないから、何を喋ってるのか何がしたいのか理解できなかった。これは決して鵜山さんの演出に難ありじゃなく、シェークスピアの脚本?戯曲?そのものがカオスだったと思う(汗)
が、第二部でやっと、物語の趣旨が見えてきたって感じ。
でも、第二部で急にコメディ要素が満載になってきたから、あまりの第一部とのギャップにビックリ!でも面白かった!浦井氏ほとんど出てないけど…(笑)第二部は、第一部ともにフォルスタッフの佐藤B作さんが美味しいとこ取りしてましたね!素晴らしかった!
ストレートプレイの浦井氏、コンサートのときのトークがあまりにも天然炸裂だったから、お芝居はもうカッコ良かった!(笑)フォルスタッフの悪行三昧に影響された放蕩三昧の王子役がなかなか似合ってた。はっちゃけたパンクロッカー風な身なり。思わず、ニコールか!?とツッコミたくなった(笑)なぜニコール?それはいつか…(笑)
第一部に関しては、B作さんのアドリブに応えらない浦井氏が相変わらずで良かった(笑)この真面目さが好き(笑)
9月のコンサートの浦井氏は浦井砲連発だったのにね。舞台の浦井氏は役で遊べない真面目な人(笑)B作さんも似たようなこと言ってましたが、この真面目さが世の女性の母性本能をくすぐるんだろね(笑)私に言わせると、表現力は7年前に比べたら、数倍も成長したのに、アドリブの返しは、浦井氏が好きな新感線でもダメなんよね〜(笑)m(_ _)mそこの相変わらずさが人間的に好き。
第二部は出番が圧倒的に少なかったけど、王位継承のシーンが素晴らしかった!王位継承する覚悟と決断。そこには未来のことも言及されており、これは「ヘンリー6世」を再演せなアカンやろ!?と思った。まさしく、息子ヘンリー6世の運命を悟るかのような予言。絶対「ヘンリー6世」やるべき!生で観させて!もちろん、浦井氏主演で!!!m(_ _)m
この作品、ホンマ、佐藤B作さんのフォルスタッフなくして「ヘンリー4世」は成立しないと言っても過言でないくらい素晴らしいアプローチでした!蜷川版では、吉田鋼太郎さんも好演だったそうですが、B作さんも素晴らしかった!
フォルスタッフの運命。まさしくシェークスピアらしいオチ。でも決して惨めなオチではなく、新国王ヘンリー5世の特赦付き。そこもシェークスピアらしい展開でしたね。多分(笑)
もちろん、シェークスピア作品らしい言葉遊びも盛り込まれており、第一部がカオスだっただけに、第二部が分かりやすくて面白かった。
第一部では、岡本健一さんがティボルト並みの勇ましさがあって、これまでも鵜山作品では浦井氏と対立シーンがありましたが、第一部はカッコ良かった!なのに!!
第二部のクレージーパンク青年役が!!!完全に壊れてたね(笑)役者魂を感じた!ここまで捨て身で演じてくれるとは思ってなかった。
岡本さんだけでなく、硬派な文学座の方も堅い役とお馬鹿キャラ役を演じ分けており、その捨て身な演技にも感動しました!鵜山先生、今回ばかりはめちゃ要求が多いね!(笑)
第一部第二部ともに女優陣も頑張ってギャップがある二役を演じ分けていて素晴らしかった。
あと、第二部では急激に出番が多くなったラサール石井さんや綾田俊樹さんもB作さんに負けじとかなりのアドリブ攻めで客席を楽しませてくれてました。綾田さんには客席から温かい拍手を貰えて嬉しいそうでした(笑)
そうそう、勝部演之さんの声や台詞回しが平さんにソックリでビックリした!まるで平さんがそこにいるかのような声がして、めちゃ勝部さんの声に癒されました!あと、今井朋彦さんのちと甲高い声も好き。この鵜山組、声が素晴らしい!
あ、中嶋しゅうさんもエエ声と存在感でした。誰かのボケに対して素に近い演技が最高だった!「アンサンディ」が楽しみ!
あと、音楽が、まさかのQueenの曲使用で驚きましたが、カーテンコールのロック曲は、まるでコンサート会場に来ているかのような手拍子とノリが最高だった!なのに、浦井氏は、“ありがとうございます!”しか言わない。もっと話ししてよ!って誰もが期待してたはず!(笑)
ま、今日は二部作通しだったから、流石にお疲れだったことでしょう。
浦井氏をはじめ、皆さんお疲れ様でした!
ホンマ、「ヘンリー6世」演ってよ!
今日のまとめ:浦井氏が確実に着実に役者の王道へと階段を上っていて素晴らしかった!低音の声の出し方も自然になってるし、見せ方も上手くなってるし、もう演技やアプローチに関しては文句ないね。あ、アドリブに応えられるようにもう少し、いや、もっと柔軟性があれば、何でも出来るよ!頑張れ、浦井!次回、「ビッグ・フィッシュ」楽しみにしてます!必ず行くからね!(笑)
二部作、合計6時間のお芝居、本当にお疲れ様でした。東京まで見にきて良かった!本当にありがとうございました!m(_ _)m
全然お芝居に関係ないですが、今日から新しい趣味を始めました。これは来年の年末に報告しますね。

↑コレ、第一部の時の様子

↑コレは、第二部の時の様子。皆んな、分かってるわ〜(笑)
ということで、1日置いてまたもや東京に行って来ました!これが今年の観劇納めでこざいます。
浦井氏のヘンリーシリーズのオーラス。ヘンリー6世の親父、ヘンリー5世の物語の二部作。今日は千秋楽でマチソワ二部作通しで観てきました。
タイトルは「ヘンリー4世」だけど、主役は息子、後のヘンリー5世となるハル王子ではなく、間違いなく仲間?のフォルスタッフの物語。
それにしても、第一部は、全くもって意味不明やったわ〜(笑)言葉がほとんど入ってこないから、何を喋ってるのか何がしたいのか理解できなかった。これは決して鵜山さんの演出に難ありじゃなく、シェークスピアの脚本?戯曲?そのものがカオスだったと思う(汗)
が、第二部でやっと、物語の趣旨が見えてきたって感じ。
でも、第二部で急にコメディ要素が満載になってきたから、あまりの第一部とのギャップにビックリ!でも面白かった!浦井氏ほとんど出てないけど…(笑)第二部は、第一部ともにフォルスタッフの佐藤B作さんが美味しいとこ取りしてましたね!素晴らしかった!
ストレートプレイの浦井氏、コンサートのときのトークがあまりにも天然炸裂だったから、お芝居はもうカッコ良かった!(笑)フォルスタッフの悪行三昧に影響された放蕩三昧の王子役がなかなか似合ってた。はっちゃけたパンクロッカー風な身なり。思わず、ニコールか!?とツッコミたくなった(笑)なぜニコール?それはいつか…(笑)
第一部に関しては、B作さんのアドリブに応えらない浦井氏が相変わらずで良かった(笑)この真面目さが好き(笑)
9月のコンサートの浦井氏は浦井砲連発だったのにね。舞台の浦井氏は役で遊べない真面目な人(笑)B作さんも似たようなこと言ってましたが、この真面目さが世の女性の母性本能をくすぐるんだろね(笑)私に言わせると、表現力は7年前に比べたら、数倍も成長したのに、アドリブの返しは、浦井氏が好きな新感線でもダメなんよね〜(笑)m(_ _)mそこの相変わらずさが人間的に好き。
第二部は出番が圧倒的に少なかったけど、王位継承のシーンが素晴らしかった!王位継承する覚悟と決断。そこには未来のことも言及されており、これは「ヘンリー6世」を再演せなアカンやろ!?と思った。まさしく、息子ヘンリー6世の運命を悟るかのような予言。絶対「ヘンリー6世」やるべき!生で観させて!もちろん、浦井氏主演で!!!m(_ _)m
この作品、ホンマ、佐藤B作さんのフォルスタッフなくして「ヘンリー4世」は成立しないと言っても過言でないくらい素晴らしいアプローチでした!蜷川版では、吉田鋼太郎さんも好演だったそうですが、B作さんも素晴らしかった!
フォルスタッフの運命。まさしくシェークスピアらしいオチ。でも決して惨めなオチではなく、新国王ヘンリー5世の特赦付き。そこもシェークスピアらしい展開でしたね。多分(笑)
もちろん、シェークスピア作品らしい言葉遊びも盛り込まれており、第一部がカオスだっただけに、第二部が分かりやすくて面白かった。
第一部では、岡本健一さんがティボルト並みの勇ましさがあって、これまでも鵜山作品では浦井氏と対立シーンがありましたが、第一部はカッコ良かった!なのに!!
第二部のクレージーパンク青年役が!!!完全に壊れてたね(笑)役者魂を感じた!ここまで捨て身で演じてくれるとは思ってなかった。
岡本さんだけでなく、硬派な文学座の方も堅い役とお馬鹿キャラ役を演じ分けており、その捨て身な演技にも感動しました!鵜山先生、今回ばかりはめちゃ要求が多いね!(笑)
第一部第二部ともに女優陣も頑張ってギャップがある二役を演じ分けていて素晴らしかった。
あと、第二部では急激に出番が多くなったラサール石井さんや綾田俊樹さんもB作さんに負けじとかなりのアドリブ攻めで客席を楽しませてくれてました。綾田さんには客席から温かい拍手を貰えて嬉しいそうでした(笑)
そうそう、勝部演之さんの声や台詞回しが平さんにソックリでビックリした!まるで平さんがそこにいるかのような声がして、めちゃ勝部さんの声に癒されました!あと、今井朋彦さんのちと甲高い声も好き。この鵜山組、声が素晴らしい!
あ、中嶋しゅうさんもエエ声と存在感でした。誰かのボケに対して素に近い演技が最高だった!「アンサンディ」が楽しみ!
あと、音楽が、まさかのQueenの曲使用で驚きましたが、カーテンコールのロック曲は、まるでコンサート会場に来ているかのような手拍子とノリが最高だった!なのに、浦井氏は、“ありがとうございます!”しか言わない。もっと話ししてよ!って誰もが期待してたはず!(笑)
ま、今日は二部作通しだったから、流石にお疲れだったことでしょう。
浦井氏をはじめ、皆さんお疲れ様でした!
ホンマ、「ヘンリー6世」演ってよ!
今日のまとめ:浦井氏が確実に着実に役者の王道へと階段を上っていて素晴らしかった!低音の声の出し方も自然になってるし、見せ方も上手くなってるし、もう演技やアプローチに関しては文句ないね。あ、アドリブに応えられるようにもう少し、いや、もっと柔軟性があれば、何でも出来るよ!頑張れ、浦井!次回、「ビッグ・フィッシュ」楽しみにしてます!必ず行くからね!(笑)
二部作、合計6時間のお芝居、本当にお疲れ様でした。東京まで見にきて良かった!本当にありがとうございました!m(_ _)m
全然お芝居に関係ないですが、今日から新しい趣味を始めました。これは来年の年末に報告しますね。

↑コレ、第一部の時の様子

↑コレは、第二部の時の様子。皆んな、分かってるわ〜(笑)