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続き…

2012-08-08 21:33:44 | TAKARAZUKA
あえて書く必要はないけど、あえて書きます。

昨日書き残したこと:

大事なことは、目には見えないんだよ…。

このお芝居のメッセージ性に関しては、ホントそのまま。まだ「星の王子さま」に触れたことない方には、せめて本だけでも1度は触れて欲しいと思う。私自身、ずっと昔に友達からこの本をもらったんですが、当時は全く理解不能だったんですよ(笑)しかも、その本、失くしてしまってるし(汗)って以前に、あの時、友達はすでにこの世界観を理解していたことに驚き。

でも、今なら理解出来る年齢、というか理解出来る経験をしたので偉そうにこうやって書いているわけですが…、その偉くもないのに偉そうにしている私が言うのもなんですが、是非とも原作は1度は読んで欲しい!今は何もピンと来なくても、いつか必ず分かる時が来ると思うし、分かったら間違いなく私と同じように誰かに勧めたくなると思うので、私はイチオシでオススメします。

追記:締めには短いので、関係ないこと書きます。

今日の花ちゃんのブログ、むちゃ泣きそうになった。もし良かったら皆さんも読んでみて下さい。ああいうの、今の若い子には説得力があると思う。やっぱ、花ちゃんええ人やな~(涙)あ、トドちゃんもエエ人です!

何が何でも絶対、花ちゃんのエリザベート観ますからね!めちゃ楽しみ!どうか、邪魔がないように…m(__)m



関係ないこと2:バレーボール女子、銅メダルおめでとうございます!!!念願のメダルやね!オジサンもらい泣きしました(笑)

非国民発言しますが、正直今回のオリンピック全く興味なくて、テレビでも観てなく、職場で情報を仕入れていたんです。

今日は家でたまたまテレビをつけたら、ちょうど女子バレーボールの試合をしてて、すでに二セット先取していたのでまさか銅メダル獲得するんとちゃう???とドキドキしながら、時には怖くてチャンネル替えたりして見てたら、三セットストレート勝ち!

もう泣けました(涙)ロサンゼルス以来の28年ぶりのメダル!結構女子バレーは世界選手権でも見てたので、めちゃくちゃ感動しました。まるで、見ろ!と言わんばかりに導かれた感じ(笑)

最近は本当にテレビを見ないので、たまにテレビをつけると、米倉涼子さんのブロードウェイの道(?)や美輪さんとミッチーの対談をやっていたりと…、あと、三田佳子さんのシャンソン(?)も聞いた。まるで美輪さんかと思うくらい歌いながら演じてた。テレビに拍手してもうたわ(笑)三田さんも北島マヤの要素持ってるもんね。しのぶさんより天才かもね…。もう、ホント導かれた感じ。それ以外にも、花ちゃんのブログの件もそうですが、ここ最近偶然による導きが続いて、ホント不思議なことだらけ。何かの暗示なのかと思ったり…(笑)ま、いい方向にいけばいいですけどね(笑)

そうそう、米倉涼子さんのロキシーとの出会いは本当魂の導きだと思う。そう、人生でそう簡単に魂で演じたい役には出会わないと思う。米倉さんの記者会見での涙は魂の涙だと思ってます。実は、私が役者なら演じたい役はあるんですよ(笑)これも運命の出会い(笑)だから米倉さんの気持ちは良く分かる。ま、私の場合は100%叶いませんが(笑)誰か代わりに叶えて!いや、叶えなくていい。誰が演じても満足しないと思うから(笑)

米倉さん、日本凱旋公演頑張って下さい!陰ながら応援してます!

100%読まれてないと思いますが、米倉さんへのアドバイス。英語は下手でも明確に堂々と発音する方がいい。中国語みたいに母音の発音が難しいけどね。あと、ロキシーを演じるなら目線の運び方や、動きの機敏さ、ダンスでいうキレがあれば尚光ると思う。テレビ見て思いました。


追記3:さんまさんと櫻井君の司会の番組を見た。ゲラゲラ笑いながら見た(笑)でも、番組が終わると同時に、オリンピック本当に終わったんや~と少し淋しくもあり…。試合ほとんど見てないのに…。メダルを獲れた選手、惜しくもメダルを逃した選手、皆さん日本の日の丸を背負ってよく戦われたと思います。もちろん自分のためではあるけども、日本のためによく頑張ってくれたと思いました。今日、番組を見て、あ~生で見ておけばよかったと後悔しました。

皆さんの戦いはまだまだ続きますが、次の一歩に向かって頑張って下さい!感動をありがとう!と言いたくても見てないから正直には言えませんが、皆さんのこれからも陰ながら応援してます。


花組「CONGA」&昨日の続き…

2012-08-08 21:02:44 | TAKARAZUKA
昨日の続き…、

谷先生も正塚先生並に怖いイメージがあるけど、実は意外と夢見る夢男君なとこがある。あ、ロマンチストという意味です。決して霞を食べているという意味ではありません…。

私が思う谷先生の脚本の特徴は、ちゃんとメッセージを言葉で伝える点。説明的で、押し付けっぽく感じるかもしれないけど、時には明確な言葉が役に立つことがあったりするので、そういう脚本も時には必要だと思ってます。っていうのも、私自身過去に助けてもらってることがあるので(笑)

ついでに書いてしまうと、谷先生の作品って人情ものの和ものが多いけど、私は谷先生が描く歴史ものが好き。「秋…冬への前奏曲(プレリュード)」「望郷は海を越えて」「プラハの春」が特に好き。もちろん生で観てます。

題材はいいのに、構成(組み立て)が今一つだからめちゃくちゃ大好きな作品にならないんだよね。この「サン=テグジュペリ」も歴史の分野に入ると思うし、決して嫌いな作品ではないので、また歴史ものを題材にした谷先生の作品が観たい。あ、大劇場でね(笑)


ショー「CONGA」…、

ぶっちゃけ書きます、

めちゃくちゃ良い!!!

主題歌が口ずさめたらもう完璧!「CONGA」だけあってグロリア・エステファンの曲使用してた。もろ世代です(笑)

いや~、これは「アパショ2」に次ぐ興奮させるショーやった。藤井先生、ホントにGood Job!

これもぶっちゃけ書きます、藤井先生の「から騒ぎ」を観たとき、何この脚本!?と、めちゃイラッとしたので、それ以降実はあまり藤井先生の作品は好きではなかったんですよ(笑)ここ最近のショーを観てかなり印象が良くなりました。素直に良いと言える。

このショーのプロローグは一瞬「ノバ・ボサノバ」?と思わすような賑やかさと群舞に完全につかみオッケー状態に!

テンポは良いわ、ノリは良いわ、迫力あるわ、なんせ組の熱気が熱い熱い!超HOT!TOO HOT!ですわ(笑)

私はいつも通りB席で観させてもらいましたが、これS席だと大興奮間違いなし!ずっと手拍子で手が痛くなってたと思う(笑)

マユさんの客席イジリもあって、今日は前列の男性がターゲットだったんですが、マユさんがその男性に手を差し伸べようとしたので、その男性も握手しようと手を差し出したら、マユさんが手を引っ込めたので、その男性ガッカリしてか、床に転げちゃったんですよ(←吉本新喜劇みたいな関西のノリです。誤解しないでね)。上からそのやりとりを見てて、めちゃ面白かった(笑)ちなみに、マユさん、申し訳ないと思ったのか、直後の客席降りで、その男性の手にキスをされてましたね。そういうアドリブも含めて楽しかった。

ヤンさんの振り付けのシーンは思い出せないんですが、羽山先生の振り付けで、蘭の花のオブジェの中で、トップ二人のポージングからの妖しいデュエダンがめちゃ印象的だった。これ一番の見所。てっきり、これがヤンさんの振り付けだと思ったら羽山先生でした。で、他にもこのシーン良かったと思ったらやはり羽山先生だった。他の組のショーでも言えるんですが、結構羽山先生の振り付け好きかも。

他の組でも、ヤンさんの振り付けはいつも注目してるんですが、今回はプログラムを買ったのが観劇後だったので、どんなシーンだったのか思い出せないくらいどのシーンも熱気があり…分からなくなった…スミマセンm(__)mフォローをするつもりはないんですが、宙組のビリヤードのシーンは良かった。月組のノートルダム・ド・パリのシーンも好きです。←めちゃ取って付けた感見え見え(笑)

あ、ちょっと話が遡りますが、お芝居の振り付けに尚先生復活されてました。観劇後にプログラムを買ったので気付かなかったんですが、尚先生の名前を見つけてビックリ!最近、尚先生の名前を見ないからどうしてるのか気になってました。尚先生の振り付けと言えば、私は断然「~ギャツビー」なので、先にプログラムを買っておけばとホント後悔しました。先生の復活ホント嬉しかったです!

で、話を元に戻して、藤井先生のショーでは必ず誰かが女役をするんですが、今回のターゲットは…、見てのお楽しみ!壮さんだったら気持ちは半減してたかも…。

壮さんも、みわっちも見せ場があって、どちらかというと、みわっちの方が目立ってたかな…?みわっちが銀橋で歌ってるシーンが何回かあって印象に残ってる。藤井先生の愛ですわな。

そうそう、このショーを観て益々ダンスの花組の印象が強くなったんですが、めちゃまとまっていて素晴らしい!

観劇された方のブログで蘭ちゃんの声が…と結構目にしたんですが、問題ないと思います。元に戻ったのでは…?って以前にそんなに歌ってない(笑)お芝居もショーも踊りまくっていたよ!

ショーは無条件で楽しめます。このショーに関しては1階S席での観劇を勧めます!

今日のまとめ:東宝でご覧になる方、篤とお待ちあれ!

みわっちへ:みわっちの声って、シメさんの声に似ていると思いません?私はずっと思っていたので、実は密かにみわっちの声に癒されてました(笑)

みわっちって、ホント麗人みたいな人で、今回のショーは別として、男役独特のやらしさのない上品な男役オーラが好きでした。

みわっちの役で一番好きな役は「虞美人」の韓信です。今思い返すと、あの役が一番みわっちの人間性と重なっていたんじゃないかと思う。あ、ショレも面白かった(笑)ああいう個性的な役も出来るのにホントもったいない。

みわっちの麗人さはみわっちにしかない魅力なので、ずっと大事にしてもらいたいです。東宝の大千秋楽の日まで、とことんみわっちの男役像を追求して下さい。特にショーではギラギラぶりに磨きがかかりそうなので楽しみです!まだご覧でないファンの皆さんも篤と期待あれ!



花組「サン=テグジュペリ」

2012-08-08 00:31:56 | TAKARAZUKA
ちょっと病気発言していいでしょうか…?

どういうこと!?この作品のために読まされた感バリバリやねんけど…。ちなみに「星の王子さま」の本ではありません…。ダイモンのシーンでまさかの涙が…(涙)お陰でよく理解出来た…(笑)

すみません、独り言です(笑)

このお芝居、「星の王子さま」を読んでなからったらちんぷんかんぷんやと思う。これからご覧になる方でまだ未読の方は、最初にこの本を読まれることを勧めます。

これを観て「星の王子さま」ワールドを知るには端折りすぎだから。

夏休みの期間中なのでお子さんたちが多かったけど、なんのことか分からんかったんとちゃう?キャラクターとして星の王子さまが出てくるので、楽しめるっちゃ楽しめるとは思うけど…。ま、今は分からなくても経験を積んで大人になった時に気付いてくれたらいいと思うので、正直、谷先生の脚本演出に対しては私は文句ないです。

脚本に関しては、サン=テックスと二度の離婚歴がある妻のコンスエロとの関係を上手く「星の王子さま」とリンクさせていたと思いました。運命の出会いなのに、すれ違い夫婦になり…。でも最後は想いが一つになるといった展開。決してハッピーエンドではないけどもハッピーエンドな終わり方。

大人になったら忘れてしまう子供のような純粋な気持ちの大事さ。でも現実は、悪い意味で、私自身も含め大人になりきれない大人たちが多い。純粋でない大人の仮面を被った子供たち。そんな世の中だからこそ、忘れてはいけないもの、気付かないといけないこと、大切にしないといけないことを、ちゃんとメッセージとして伝えていたと思います。

本の中の一番重要な箇所しか触れていないので、ストーリーを知らない方には、なんのこっちゃ?と思うかもしれないし、台詞的に説得力が欠けるかもしれませんが、本を読んでからまた観て頂けると納得できると思います。決して宝塚の回し者じゃないですよ(笑)

サン=テックスの中いる星の王子さま。コンスエロの中にいる星の王子さま。そしてお互い相手に対しての感じる星の王子さま像や薔薇の花像を絡ませることで、我々皆の中にいる星の王子さまや、未来の星の王子さま達(子供たち)を大事にして欲しいという谷先生の願いを私は感じました。

未来の子供達を守るのは我々自称大人たちの役割だからね。


全体的には「JAZZYな妖精たち」を思わせるような雰囲気がありました。私はどちらも好きです。

今回もやはり注目は蘭ちゃんでした。前回の「復活」に引き続き(?)二役をこなしており、情熱的なラテンの女性コンスエロと可愛い星の王子さまを見事に演じわけていました。

蘭ちゃんの方がマユさんより出番が多く、その上、情熱的なダンスを披露したりと見せ場がたくさんで、今回も蘭ちゃんの化けっぷりに堪能させてもらいました。

今回マユさんとのダンスシーンも多く、というか、全体的にダンスシーンが多く、第二部のショーを観てるような感じだった。なんか、かなりダンスの花組を意識した演出だったな。で、思ったのが、花組の方が断然星組よりダンスの組だと実感した。かなり花組はレベルが高い。ぶっちゃけ、星組はチエちゃんのレベルに周りがついていけてない。テンポがズレているのが素人の私でも分かる。

他の組はさておき、このお芝居は歌もダンスシーンが多くてダンスの花組復活!と言っていいと思う。

マユさん演じるサン=テックスは、ある種自分勝手な性格だけど、妻より友達想いで、飛行機好き。飛行機に乗るか出筆活動のせいで、ますますコンスエロとはすれ違うばかり。結局はコンスエロの中に星の王子さまを見出だし、そしてコンスエロこそが大切な薔薇の花だと気付く展開。でも、時は戦争の真っ只中で戦争が二人を引き裂き、サン=テックスは…。十分大人なんだけど、子供っぽさも兼ね備えたサン=テックス像をマユさん流に演じてました。そう、マユさんも星の王子さまを演じてます。蘭ちゃんの王子さまとの見比べも面白い。

この公演を最後に目出たく雪組のトップに就任する壮さん演じるサン=テックスの親友ギヨメ。いつもの壮さんらしい溌剌としたキャラでしたね。この公演で花組とはお別れとあって、お別れを意識した演出があったのですが、あまり、脚本的に肉付けがされていなかったので感極まることはなかったのがちょっぴり残念でした。

そして、この公演で卒業するみわっちもまた同じことが言えるのですが、サヨナラを意識した演出なのに全く感情移入出来ないのが残念でならない。そこはもう少し脚本的に肉付けが必要だと思う。最後が引き立つようなエピソードがもう少しあればいいんだけどね。呆気ない感じがするのでもう少し余韻が残るといいな。

全体的には台詞は少ない、男役も娘役も出番は少なくともキャラ立ち出来る役が多かった。花組もなんだかんだで個性的だからチョイ役でも目立つのが良い。なんかいい意味でマユさんの宙組の流れを汲んだ感じがとても気に入ってます。それこそ、宙組から組替えとなったみーちゃんも出番は少ないけど目立ってた。みーちゃん、全然違和感なく花組に溶け込んでいて安心。

花組はあまり生徒の名前が分からないけど、個性が強そうでとてもいいと思う。花組なのに、宙組の血を感じるのは私だけかな…?

で、今日つくづく思ったのが、この蘭蘭コンビめちゃ良い!マユさんは包容力はあるわ、蘭ちゃんはその腕の中で泳ぎまくってるわで、見ていて不安がない。理想のコンビにかなり近づいている。っていうか、蘭ちゃんに化けものの要素があったことが一番の驚きやったけどね(笑)蘭ちゃんも実は恐るべしタカラジェンヌの一人だったとは…。

ショーとみわっちへは後日…。

今日のまとめ:谷先生のこのお芝居、完成度的には私の中では評価は高い方です。谷先生の作品って、良い作品は普通に良いけど、悪い作品は本当悪い。…つづく