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月組「Misty Station」

2012-02-05 21:02:15 | TAKARAZUKA
ツッコミところはあるんですが、もりえちゃん贔屓と致しましては文句の言いようがない素晴らしいショーでした。

もりえちゃんファンの一人として、斎藤先生には心から感謝します!

それこそ、このショーではもりえちゃんの色んな表情が見れて全く飽きが来ないです。

斎藤先生はもりえちゃんの魅力を良く分かってる!スーツで踊るワイルドもりえちゃんはマジ超萌えポイントです!帽子の押さえ具合にあの流し目。男目線でも堪らんすわ!

いつもスポットライトが当たるポジションにいて、本当に最後の最後にこんなにももりえちゃんを引き立てて頂き感謝しますm(__)m

たくさん出番はあるわダンスはあるわ、いきなりの銀橋ソロ、他にもちょこっとソロが何曲もあり、たくさんもりえちゃんの歌声が聞けて大満足してます!ホント、オペラグラスから目が離せませんでした。

もりえちゃんだけでなく、まりもちゃんの魅力も最大限に引き出してくれていて、「エル・アルコン」のギルダのような女海賊のようなシーンは最高にカッコ良かった!

ちなみに、11時の部では剣が全くライトが点灯してなかったからギルダに思えたけど、15時の部では赤いライトが点灯していたので「太王四神記」のカクダンに見えた。同じシーンで二度楽しめました。

もちろん、キリヤンとのデュエダンも素晴らしかった!っていうか、使用曲がマイウェイは卑怯や!めちゃ泣けてくるちゅうねんっ!リフトも素晴らしかったし、ホンマこの二人のデュエダンは最高!今までで一番感動したかも。ホンマ拍手もんでした。

あ、そうそう。私も「ファイナル・カウントダウン」世代なんで、あの曲は好きなんですが、まさか黒燕尾で使用されるとは思ってませんでした。まあ、これは百歩譲って良しとしましょう。

でも、キリヤンのサヨナラ公演のショーで録音は絶対アカン!しかもプロローグのメインで。出来れば、録音でない生オケで演奏出来るようアレンジし直して欲しい。せめて、東宝ではお客さんのためにも録音なしでお願いしたい。あそこだけめちゃドン引きしてしまう。これって私だけが思ってんのかな…?

個人的にはめちゃ満足なショーなので、録音だけはなんとか生オケ用にアレンジしてもらいたい。

最後に愚痴ってしまいましたが、月組公演まだまだ通いまっせ!

今日のまとめ:もりえちゃんファンは必見です!

ひょっとして、斎藤先生も松本零士フリークなんかな…?と思った(笑)

追記:「魂のルフラン」って「エヴァンゲリオン」の曲なんや。エエ曲やん!マンガは一度も観たことないけど凄くヒットしたらしね。なんか、はまる人にははまるらしいやん。多分、私ははまる質なんだと思う。偉そうに語っておりますが、実は初演の「仮面のロマネスク」も生で観たことないんです。さてこの二つの共通点は…?ないわ(笑)勘違いしてた。ただ単に観てなかっただけでしたm(__)m

月組「エドワードⅧ」

2012-02-05 18:53:49 | TAKARAZUKA
午前・午後とダブル観劇してきました。

大野先生も斎藤先生もエエ仕事して下さいました。

お芝居もさることながら、ショーでも泣いてしまいました。

いろんな思い出が走馬灯のように駆け巡ってきました(涙)

まずは、お芝居…

「英国王のスピーチ」の主人公ジョージ六世のお兄さんのお話。

なんか、キリヤンのディヴィッド(エドワード八世)とまりもちゃんのウォリスの掛け合いが、まるでパーシーとマルグリットの会話のようで、プロローグから和ませてくれました。演技派の祐飛&すみ花コンビにはない、キリヤン&まりもコンビならではの掛け合いは見ていて楽しかった。

打算から生まれた誤算。そして誤算から生まれた真実の恋。エドワード八世とウォリスの愛の軌跡の物語って感じかな…?ちょこっと「復活」に似た心理展開だけど、こっちはハッピーエンド!本当にハッピーだったのかは分からんけどね…って感じのやり取りはあるけど、やっぱりハッピーなんやろな~って思う内容でした。

自分の心に正直に生きた一年足らずの国王とキリヤンの歴史が上手くリンクされていて、プログラムには載っていないあの曲は二回とも涙涙でした。ホンマ、大野先生、キリヤンのために素敵な歌詞を書いて下さいました!そして見事な脚本演出でした。

それから、我が贔屓のもりえちゃんも美味しい役を頂いていてました。結局もりえちゃん演じるロバートは、ディヴィッドに真実の愛を気付かせるきっかけを作った大役でしたね。大野先生、Good Job!です。ラストにももりえちゃんのミニソロもあり、もりえちゃんファンと致しましてはなんの文句もございません。

まさおもやっと二番手らしい存在感が出るようになった。ラジオプロデューサーでもありソ連のスパイ、そして…。あんな怪しげなるエロさを自然に出せるようになったんやな…。いろんな顔が見れて、ここに来てやっと開花した感じです。

はっきり書きます。

まさおのトップ文句ありません。トップになったらもりえちゃんの分も頑張って欲しい!と素直に思えた。

まさおには「ロミ&ジュリ」が似合うかな。「ロミ&ジュリ」はみりおのために置いといて欲しいところですが…。個人的には、涼風真世さんみたいなフェアリー路線のトップさんになって欲しいな。←完全にトップになるもんだと決めつけてますが…。まさおで「PUCK」が観たくなった。ピッタリだと思う。

現実離れしたプロローグから始まり(かなりスピの世界が入ってます)、いろんなことが偶然ではなく必然だと感じさせてくれるそんな作品でした。

思った程無理のない流れで、キリヤンのオリジナル作品では文句なしに一番です。

ショーの感想は後ほど…。

今日のまとめ:キリヤン…初めてキリヤンの存在を知ったのはバウの「から騒ぎ」でした。この人絶対トップになる!と思ってから10年以上の年月が経ったわけですが、私の宝塚への再燃とキリヤンのトップ就任の時期が重なるなんて、今でも不思議な縁を感じてます。とっくにトップになってもいい存在だったのに…。などなど思い出してました。

もりえちゃんのロバートは、いつものもりえちゃんではあるんですが、台詞がないところ、スポットライトが当たってないところでも、ちゃんと記者の仕事(嗅覚を張り巡らす)を全うされてました。全体を見ていてるようで、やっぱりもりえちゃんをオペラグラスで追いかけてました(笑)

「TDV」の時の浦井アルフレートみたいなまさおの開演前アナウンス良かった。たまにはあんなファンサービス必要!新鮮やったし、まさおのトップ決定かなと思った。


追記:ご観劇されたかたの感想を読むと意外と否の方が多くてびっくりしました。え~なんで~???

ディヴィッドとウォリス、確かに惹かれあった過程は上手く描かれてないけど、少なくともウォリスは個人的にプリンス・チャーミング(ディヴィッドのあだ名)に興味があったわけやし、ディヴィッドはディヴィッドでウォリスとの偽装愛人関係を結ぶことで、王家の慣習に反発しようとしたわけで、そしたら本当の恋になっちゃったって展開やん。(確かにやけくそ感はあるか…。)もりえちゃんや千尋さんの役はディヴィッドに新しい時代の国王、慣習にとらわれないある種革命的な国家構築を目指した国王になることを期待していたのに、結局ウォリスとの愛を選んで退位したって話やん。ディヴィッド的には口では後悔してると言ってるけど、本心はまんざらでもないくせにっ!ってちょっとコメディタッチに描いたラブストーリーだと私は感じたし、すごくキリまりコンビにピッタリ!だと思いました。

「紫子」の時は賛が多くて、私は否だったのに、今度はその逆だとは…自分の感性がこんなにも世間とズレがあるなんて…、まっいいか。それが私の感性ですから(笑)第一、合わない人は読まないし…。

個人的に大野先生の印象がだんだん良くなってきてます。←どうでもいいか…。でも、先生の月組に対する愛はめちゃくちゃ感じました!斎藤先生もしかり。

ま、私に好かれたところで、劇団的にはなんのメリットもないわな。万人受けせなね。客足が一番大事やし…。

あ、そうそう。ディヴィッドがウォリスに送った花。あれでなんとかウォリスの気持ちを上手く表現させて欲しい。私なら枯れさせはしないわ!的な。