学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

歳をとることもまた新しい学びの始まり

2018-12-04 20:04:19 | 日記

「プラス思考」という考え方とはどのようにして頭の中に出てくるのだろうか。歳をとって人生の残りの日々を数え始めてもう一度その意味を考えてみようと思った。
月曜日のNHK総合TVの「あさイチ」のテレビを見ていて、歳をとるという意味を考えた。
内容は自分と離れて住む年寄りの親を近くに呼び寄せるという事にまつわる苦労やアドバイスであった。
年寄りは自分の世界に閉じこもる人と、外に出て近所の人や老人ホームの人たちとかかわろうとする人の二種類がある。人とかかわることを煩わしいと考える人と楽しもうと思う人とは明らかに違う。老人であろうが、若い人であろうが人間は人と人の間で生きているのだという事を自覚した時に生きる意識が変わる。‘人間’とは人の間と書く。人は人の間で生きていかなければならないと教えている。そう言えば昔、文化人類学を勉強していた時に日本は「集団主義」ではなく、「間人主義」であると教えられたことを思い出した。
日常に何らかの「学び」を得ることは、歳をとっても毎日が新しい学びの幕開けだという考え方をすることだと思う。今日とは新しい事を学べる新しい一日なのだと再認識した。残りの日々の毎日が自分が経験したことのない新しい一日なのだから。
Being old is fun; everything is new and exciting.
(歳をとるという事:それはすべてが新しく楽しみなことなのである)
番組の意図している所とは違うかも知れないが、人は必ず死なねばならないという事は死に方を考えなければならないということだ。家族の将来が幸せなものであることを願いながら人生を終えることができるような終末期の生き方を考えさせられた。
上の英語の文章のold をyoung に入れ替えてみると、やっぱり若いという事は素晴らしいことだと教えてくれる。

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