学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

後で気分が良いことと悪いこと

2023-04-25 16:47:02 | 日記
 喫煙者が吸い殻のポイ捨てをする行為と同じ次元の問題なのだろうか。菓子パンやコンビニで売っているおにぎりの外袋を道に捨てる人がいる。毎日ではないが2,3日に一度という頻繁さである。家の周りを掃除するのも僕の1日の日課だが、いったい誰が、と興味を持った。朝の時間帯を考えるとどうやら中学生の仕業であるという推察が成り立った。家の周りのゴミ拾いは別に気にもしていないが、気になるのは朝の通学時間にパンだのおにぎりを歩きながら食べるということや袋を道に捨てるという行為である。
 昨今の社会問題を反映しているような気がして背景を想像してしまう。例えば、母親が朝早くから仕事に出かけなければならなくて、「おにぎりでも買って食べといて」などという会話が聞こえてくる。いや、単にゆっくり朝食をとっている時間がないのではないか。そんな曖昧な感じで済まそうとは思ったが、やっぱり問題は残る。歩きながらの朝食と包み紙を道路がゴミ箱であるかのように捨てるという行為だ。僕が子供の頃は母親が外で歩きながら食べる行為を厳しく注意したものだ。チューインガムだって包み紙に包んでポケットに入れて家まで持ち帰ったものだ(忘れてガムがポケットに付着して困ったことも)。何が問題なのか。家族の一体感の欠落?公衆道徳の欠如?――あのアメリカの文豪ヘミングウエイは言った。“道義的とは、自分の行いの後で気分がいいこと。非道義的とは後で気分がすっきりしないこと What is moral is what you feel good after, and what is immoral is what you feel bad after. ”