日曜日のクリスマスに思い出したことがあった。昔、大学でクリスマスは“クルシミマ〜ス(苦しみます、クリスマ〜ス)” だと言って学生を笑わせていた英語の先生がいた。アメリカの各家庭ではクリスマスツリーや子供達へのプレゼントの買い出しで苦しんでいるという話で教室を盛り上げていた。だいぶ気に入ったジョークなのだろう、何度も何度も繰り返すものだからいつの間にか学生の顰蹙(ひんしゅく)を買っていたのを思い出したのだ。
まあ、昔の思い出はさておいて、僕はいつもどおり、周りの観察に余念がない。商業施設の変わり身の早さには驚かされる。月曜日に出かけたスーパーとホームセンターは、前日の日曜日はクリスマスムードでポインセチアの赤と緑と音楽がウキウキ感のある雰囲気を作り出していた。昨日の月曜日にはツリーもポインセチアもすっかり撤去されて跡形も無く消えて、今度は正月商品の展示が大半の売り場を占めるようになっていた。利益優先の世界では当たり前のことと言えばそれまでだが、戦争や円安の影響で物の値段が上がっていることに輪をかけて、今度は正月の特別価格で家庭がクルシミマ〜スだ。やれやれ…生きにくい世の中だ。ついでに、もう一つ気がついたことがある。新聞に入るチラシにカメラの広告がなくなってきたことだ。スマホ普及で一時期の、クリスマスと写真、お正月とカメラ、などという組み合わせの広告が姿を消した。スマホ写真の手軽さと便利さに勝るカメラは無いということか。スマホ写真は撮ったその場で即座に友人に送って共有できる。この時代、大層な一眼レフのカメラなどは売れなくて“苦しみま〜す”。
まあ、昔の思い出はさておいて、僕はいつもどおり、周りの観察に余念がない。商業施設の変わり身の早さには驚かされる。月曜日に出かけたスーパーとホームセンターは、前日の日曜日はクリスマスムードでポインセチアの赤と緑と音楽がウキウキ感のある雰囲気を作り出していた。昨日の月曜日にはツリーもポインセチアもすっかり撤去されて跡形も無く消えて、今度は正月商品の展示が大半の売り場を占めるようになっていた。利益優先の世界では当たり前のことと言えばそれまでだが、戦争や円安の影響で物の値段が上がっていることに輪をかけて、今度は正月の特別価格で家庭がクルシミマ〜スだ。やれやれ…生きにくい世の中だ。ついでに、もう一つ気がついたことがある。新聞に入るチラシにカメラの広告がなくなってきたことだ。スマホ普及で一時期の、クリスマスと写真、お正月とカメラ、などという組み合わせの広告が姿を消した。スマホ写真の手軽さと便利さに勝るカメラは無いということか。スマホ写真は撮ったその場で即座に友人に送って共有できる。この時代、大層な一眼レフのカメラなどは売れなくて“苦しみま〜す”。