水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

伊吹冠雪Ⅱ

2013年07月14日 17時19分42秒 | 風景

                            伊吹冠雪Ⅱ 水彩30号

    蒼天に雪煙を噴き上げる伊吹山のこの景色に出逢ったのは2005年1月3日。年末から積もった伊吹山の冠雪を求め、JR近江長岡へ向う。バスは出たあとだったので、駅前の案内で三島池を確認して徒歩で30分。頂上は雲で厚く覆われていたが、やがて運よく晴れ渡たる。先着のカメラマンがパチリパチリ。

  この作品は2006年に京都水彩会初出展の50号を思い切ってリメイク。冬の伊吹山の特徴を出すために明暗を強くして彩色してみました。右半分のゴツゴツした山肌は重い表現ができて気に入っている。しかし、左の採石場の斜面はなかなかむずかしい。また、山巓を吹き抜ける風が表現できない。いずれまた大作で挑戦したい。今月24日からのみずゑ会の作品展に出展の予定。

   蒼天へ雪噴き上ぐる伊吹かな   惟之

   御鏡の如く雲みせ伊吹かな

   ごつごつと雪肌みせる伊吹山

   冠雪を池に映して伊吹吐く

   ゆりかもめ群れて池辺の雪ごとし

   

   

 

 

コメント (2)
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