水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

第360回 しののめ俳句会

2008年08月16日 14時58分24秒 | 夏の俳句
☆☆☆「秋空の湖岸彩る千日草」☆☆☆
 しののめ俳句会は私が勤務していた会社のOBで続けられてきた郵便俳句会。今月で丁度結成30年になる。本会へは定年の翌年に入会(2003年)した。現在の会員は7名。最近、残念にもお名前を拝見しないが、「朝日俳壇」に投句された4句がそれぞれ選者4名の巻頭句になられた方もおられた。復帰されるのを待っている一人です。
  運営方法は締切日(毎月10日)までに自作7句を準備。郵送された自作を含む全句(7句×7人)の中から、7句を選び選句用紙に記入。次に自作7句を投句用紙に記入し、これらを事務局に送付する。事務局ではこれらを集計して、翌月10日以降に会員に送付される。以下、今月の俳句句報より2点句以上を掲載します。
4点句 
 ・父の日や父の好物食べており 豊子
 ・碁会果て田水の蛙賑やかや  惟之
 ・睡蓮の葉裏にのぞく鯉の口  元彦
3点句
 ・梅漬けてあとは梅雨明け待つばかり 豊子
 ・片蔭にバス待つ人の黙しおり 昌子
2点句
 ・手を取りて三度潜りし茅の輪かな 元彦 
 ・あめん坊水面の雲に遊びける 惟之
 ・十薬の花咲くところそのままに 昌子
 ・うごめきは命の欠片よ金亀子 征夫
 ・万緑と渓流のみの山の宿 豊子
 ・和菓子屋の軒に顔出す燕の子 惟之
 ・夏帽子宵のすし屋で忘れ来し 昌子
 ・一滴の雨漏らしたる破れ傘 道忠
                           以上      
          
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