猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

ローザンヌ大賞の二山君を見に伊那へ・・・(白鳥バレエ学園発表会)

2014年06月17日 | バレエ、ダンス(公演、レッスン他)



6月15日(日)、同級生Aiくんのお葬式の後、

伊那に、あの、今年2月にローザンヌ・バレエ・コンクールで大賞を取った二山治雄君 (プログラム左上切抜き部分) が賛助出演するというので、
『白鳥バレエ学園・伊那教室』 の発表会を見に行って来ました。

( 二山君は、現在17歳の高校生で月曜から金曜までは、主催者の塚田たまゑ先生の家に下宿しながら長野にある 「白鳥バレエ」 の本部でレッスンを積み、土日は松本の実家に戻って、たぶん松本教室でもレッスンして月曜の朝に長野の高校に出向く、という生活なのです。 
「白鳥バレエ」 は、長野県内各地に支部があるので、ローザンヌから帰国後、本部のある長野はもちろん、松本や伊那などでの発表会賛助出演や凱旋公演がありました。 )

13時からだったので、オープニングに少し遅れましたが、
そのあと、延々17時までやったので (発表会なので、それぞれの見せ場があり、全部で三部構成だった)、
充分堪能できたのですが・・・



パソコンのことで疲れていたし、Ai君が亡くなってショックだったので、行くのをやめようか、とチラと思ったりもしたけど、行ってよかったです。



だって、発表会という予想を遥かに上回って? 

バレエは、感動的に素晴らしかったです。   

さすが、ローザンヌほかの賞に多くの入賞者を出す白鳥バレエだけあって、発表会なのにレベルは高いし、

二山君も、こんなに出て大丈夫かしらん?と思うほどたくさん出てくださって大満足でしたし ※注   

久しぶりに見た、バレエの発表会は、
大抵どこの発表会でもやるような 「ヴァリエーション」 や 「パ・ド・ドゥー」 (第一部・バレエコンサート) があって、

華やかなのと、たいてい知っている曲ばかりなので、懐かしかったり嬉しかったりして、本当に楽しく、

あー、やっぱりバレエっていいな、と思いました。   


他に、第二部に、信濃の民話より創作されたという、和風創作バレエ 「飯綱姫流物語」、

第三部は 「コッペリア」 より第3幕と、ちょー長かったけど、内容も盛りだくさんでした。



色々詳しく書きたかったのですが、諸事情で、簡単なご報告までということになってしまいましたが、

二山君のことは、またいつかどこかでもうちょっと詳しく触れられるとよいです。


ごめんなさい。  






※ パ・ド・ドゥー・・・バレエ作品において、主役級の男女2人の踊り手によって展開される踊りで、作品中の最大の見せ場で、物語のクライマックスであることが多い。

男女二人が登場し、一緒に踊る序章の部分である 「アダージョ」、「男性ヴァリエーション」、「女性ヴァリエーション」 (各一人ずつで踊る高い技術を誇る見せ場)、二人一緒に踊る華やかな 「コーダ」 の4部構成からなっている。

※ ヴァリエーション・・・発表会などで踊られるものは、上記男性又は女性のソロパート、またはパ・ド・ドゥーの中の一人で踊る部分の抜出し。


どちらも、技術を誇る見せ場で、高度なテクニックが必要なため、また、曲が短いので、一人、または二人の成果を見せる発表会にうってつけの作品でもある。

なので、 「全幕物」 を見ていなくても、発表会でおなじみのため、パ・ド・ドゥーやヴァリエーションの曲 (場合によっては踊りの中身も) だけははよく耳にし、知っていたりする。




 この日の二山君の出演演目

 オープニング (全員)

 第一部 バレエコンサート
・「グラン・パ・クラッシック」 より、ヴァリエーション (ソロ)
・「ラ・バヤデール」 より、ク゜・ラン・パ
  ソロル(ソロ)

 第二部 創作バレエ 「飯綱姫竜物語」(全三場)
 第二場 ゆうやけの飯綱 祭りの宵
・光りの精(ソロ)
・忍者の踊り(男性6人のコールド(群舞)の一人)

 第三部 「コッペリア」 より第3幕
・戦いの踊り(グラン・パ・ド・ドゥーのひとつ前の、男性8人のコールドの一人)
・コーダ(第三部出演者全員のうちの一人)

オープニングとコーダを覗いても実に5演目に出演しており、そのうちソロは3つも。  

こんなに出ていただいて、きゃー    もんでしたが・・・

いくら17歳でも、だいじょーぶかしらん・・・と。  

ローザンヌで賞を取った 凱旋(+お礼奉公?)と、この年の秋からアメリカへ一年間留学が決まっているのでその壮行を兼ねてだと思います。

普通はこんなに出ませんからね。

でも、お安いチケットで沢山見れちゃって、ちょーお得&贅沢、満足  でした。



 補足ですが、第二部創作バレエ、6人の群舞の中にいても二山君は遠目からでも目立つのですぐわかったのですが、

さすがに第三部の8人のコールドでは、皆さん似たようなお顔立ちでよくわからず、え゛ー、二村君、どこどこ とアセりました。     

ですが途中でハッと、  

そうだ   顔ではなくて脚を見ればいいんだ   

と気づきました。

案の定、二山君の脚は誰よりも 付け根から180度に開いて いて、 
膝の入り具合も筋肉のつき方 も、他の生徒さんより 群を抜く美しさ             

一発でわかっただけでなく、何でそれにもっと早く気が付かなかったかなぁ~、と悔やまれるほどに美しかったです       


 皆さんも、バレエを見に行かれたら、ぜひ男性も女性も 『美しい脚』 (「足」ではなく「脚」です) にも、注目してくださいね。      

ただし、バレエをよく知っている人 (できれば体験者だとなおいい) でないと、その脚の美しさ (一般のただ細くてスラッとしたのとは全く違います) も、
その技術がいかに素晴らしい (大変なこと) かも、本当の意味ではわかりにくいのが難点なんですが・・・。

残念だなぁ~。    













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