猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

カルミナ・ブラーナ 6月8日 於:伊那文化会館

2014年06月10日 | バレエ、ダンス(公演、レッスン他)



有名な曲だし、壮大なスケールの冒頭がCMなどにも使われたことがあるので、絶対に皆さん、一度は耳にしたことのある曲だと思うのですが・・・

大好きな合唱組曲 (世俗カンタータ) 『カルミナ・ブラーナ』 の公演に、

習っているカルチャーセンターのバレエ講座に、
時々来て一緒にレッスンをしているCさんが出るというので見に行って来ました。


今、Bというカルチャーセンターの 「大人バレエ講座」 で教えてくださっている、
M先生が主催している 「バレエ・スタジオU」 で、
子供たちを教えているというCさんとHさんが、たいていいつも私たちのクラスでレッスンを一緒に受けているのですが、

大人クラスの受講生は現在私を含めて4人なのだけど、みな初心者なので、
CさんやHさんのような方がいらっしゃるととてもいい見本と刺激になるのですが、

中でもCさんは見るからにバレエダンサーな体形と雰囲気、技術を持っていらっしゃるので、見ているだけで幸せな人です。 

そのCさん、昨年12月に二人目のお子さんを出産されたのですが、9月か10月頃まで一緒にレッスンしていて、
今年の4月からの講座をもう一緒に受けています。 

( キャリーに入れた赤ちゃんを一緒にスタジオに連れてきたり、なんと置いて来たり・・・  )

す、すごい・・・  



それはともかく、伊那の一般から募って作られた公演のための合唱団、公演のための舞踊団、そして伊那の市民オーケストラによる “手づくりの演奏会” ということで、

過去にメサイア(ヘンデル)、第九(ベートーヴェン)、レクイエム(モーツァルト、フォーレ) などを合唱と演奏、
今年の 「カルミナ・ブラーナ」(オルフ) で第10回目を迎えるそうです。


「カルミナ・ブラーナ」 大好きな曲なので、すごく、すごぉーーーく楽しみにしていたのですが・・・、

初めて行った伊那文化会館 (後でわかったのだが、習っているカルチャーセンターのすぐ隣のような場所であった) 駐車場がわからなくて、何度もぐるぐる回って、やっと止めた場所は会館から凄く離れていて、

やっと着いた時は精根尽き果ていていて、席も自由席だから満杯で、どうにか空いてるところを見つけて座って、
ほっとして、初めて部台を見たら 

舞台上にオーケストラのセットが乗っていて、まず驚いた。   

ガーン、オケが乗ってるぅ~ 

てことは・・・

バレエが主役ぢゃないんだ・・・  

私の見たバレエが中心の舞台 (2000年3月26日 東京文化会館大ホールにて上演された、佐多達枝 演出・振付 オルフ祝祭合唱団(のちにO.F.C)公演のもので、大好きな堀内充さんが出ていたので見に行き、大変感動して、O.F.C の大ファンになった) と違って、

「オーケストラが主役」 だったこと、

しかも、カルミナは短いからと、第一部にオーケストラだけのベートーヴェンの演目が急きょ加わったそうで、それがプログラムに全く載っていなかったため、

第一声の曲が流れてきたとき、

えっ、えっ          

カルミナブラーナ、冒頭から入ってない?     

(にしても、大好きで何度もCDを聴いた曲だから、全く聞き覚えのないフレーズであるはずがないと思うのだが・・・)
 
と、ゆーんで、まずアセッて、面食らった。      

( あとで、別の場所で見ていたらしい、ピアノ教室のさんど先生に聞いたら、全く違う曲だったとわかって、さすがはピアノの先生だと感心したり、プログラムに載っていなかった不親切さを恨んだり・・・ ) 

そして、途中、ちょっとウトウトしちゃった。(^^;)) 


楽しみにしていたバレエは、オースケトラセットの前に 「リノリウム」 というバレエ専用の床材を貼ったわずかなスペースだけで、すごく狭くて踊りにくそうだったうえに 

なんとオケの舞台を引き立てるための舞台装置?(演出)なのか、上手床に赤いバラの置物(造花)まで置いてあって、さらにスペースが狭くなっていたこと  

などが、かなぁーーーり  残念で、わたしゃ内心怒りさえ覚えたが 
(おまけに駐車場を案内する人が、いる意味がないくらい不親切なうえに失礼極まりなかった。私は初めてで全然場所わかんない人なのに   余りにも腹が立ったので、終演後にたまたま、6月16日の白鳥バレエの発表会チケットを同会場で取ったので、つぃ、話のついでに会館の人に文句を言ってしまった。)



それらを度外視? すれば、「おお、運命の女神よ!」 の大合唱からスタートするくだりは体中がゾクゾクするし、

とにかく、一時期繰り返し聞いていた大好きな合唱組曲だったから、また、合唱自体が好きなので、本当によかったです。


Cさんは、相手役の若い男性がリフトするシーンもあったためか、ご本人は産後のストレスで痩せたと言っていたけど、
私が思うに、頑張ってダイエットしたんじゃないかなー、

元々スリムなのに、しばらくぶりにお会いしたらいっそう細くなってて、びっくりしたけど   

相変らずウットリするような踊りを見せてくれて、すごぉーく素敵でした。   

一緒のスタジオで習っている方だと思うと、いっそう素敵に見えて・・・   


後で聞いたところによると、最初はもっとバレエの出番がなかったので、Cさんが文句を言って、あれでも、増やしてもらったのだそうですよ。


やっぱり、伊那フィルハーモニーが主役で、合唱が中心の舞台みたいで、
Kからも、さんど先生の入っている合唱団の二人が毎週伊那まで通って出演されたらしいので、

(  それ自体はとても素晴らしいことで、何もなくて聞いたら、それだけで感動する話です。
そして伊那フィルには、さんど先生の合唱団代表のK先生ご子息で、合唱団のピアニスト、指揮者のご兄弟も出演されていたので ) 

そんなこともあって、さんど先生は共通のお友達と見に行かれていたのですが・・・

そして、知り合いが多く参加されていたのと音楽が中心なので、かなり満足されたご様子でした (演奏だけでなくて、バレエ「も」あったのが、花を添えてよかったねーって) が・・・


ワタシ的には、そんなんで、大変失礼ながらも、ちょっと物足りなかったかなぁー。   




“手づくりの演奏会” ということで、ロビーには、客を送り出した後にすると思われる打ち上げの席が準備されており、それはそれで、とても温かい雰囲気でした。

音楽会の趣旨も素敵ですしね。


来年の演目は 『くるみ割り人形』 だそうですが、レッスンの時にお聞きしたら、Cさん、早くもクレームをつけていたので・・・ 

( プログラムをよく見たら、バレエ部分の演出・構成はカルチャーで教えているM先生、ダンサーも、主としてスタジオUの生徒さんのようでした。
持ち回りなのか、来年の担当は同市内の別スタジオ中心みたいです。
バレエってねー、スタジオや先生間で、いろいろある世界よ。  )


さて、見に行くのは、どうするかな。   










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