雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

ルームランナーを作りました

2011-11-19 | 日記

 皆様のご要望にお応えしまして、多機能ルームランナーを開発いたしました。 一歩も戸外へ出たくない、人に接することに苦痛を覚える、そのようなナイーヴな方向けに、既に市販されている機能の上に、さらに「ボランティア機能」を付けました。 

 ボランティア機能とは、付属の「篭」を背負って走り、ボランティア機能ボタンを押しますと、お部屋に散らばっている空き缶とか、ビン、カップラーメンの器、ちり紙、ポリ袋などをマジックハンドが拾い集めて、背中の篭に放り込んでくれます。 さらに優れたところは、篭を背負い忘れた場合ボタンを押しても動作しません。 まだあるんです。カップラーメンの器や、ビン、缶に液体がのこっていた場合は、バキューム機能が働き、内蔵のポリ容器に吸い込んでからゴミを篭に入れてくれます。 まだまだあるんです。 ランニング終了後、ゴミを分別してくれるんです。

 吸い込んだ液体は再利用され、本体横のコックを回すと、栄養ドリンクとして紙コップに注いでくれます。 運動が出来、部屋の片づけも出来、栄養ドリンクまで作ってくれる高機能ルームランナーは、あなたのニーズにぴったりではありませんか? 

 うん、それはいい。 素晴らしい機能ですね。 私も一台買ってみようと思います。 (さくら=偽客)


好きな曲6・家路の歌詞

2011-11-19 | 日記
 ふと口遊んでいる「家路」の歌詞が曖昧だったので、学生時代に使っていた歌集を探してみた。
 (株)学生社発行の「学生歌集・第二集」に、久野静夫さん訳詞の「家路」があったが、 自分が覚えていたのとは少し違っていた。

   1   もりのこずえ、くれそめて、
       ねぐら急ぐ、鳥七つ
       ごともるる、灯の、
       うるみうすれ、またたけば、
       遠き彼方、ふるさとの、
       母のかげの、なつかしや、なつかしや

   2   さぎりこめて、道細く、
       たどる家路、なおはるか、
       しじまもるる、せせらぎの、
       調べ淡く、ささやけば、
       遠き彼方、ふるさとの、
       母のかげの、なつかしや、なつかしや


 赤文字の部分を間違えて「鳥の群れ」「夜ごともるる」と記憶していた。 しかし、「鳥七つ」より、「鳥の群れ」の方が情景的にはいいと思うけれど…。 「夜ごともるる」は、やはり「家(や)ごともるる」の方がいい。

      「家路」(漢字多い版)
    1  森の梢暮れ初めて
       塒急ぐ鳥七つ
       家毎漏るる灯火の
       潤み薄れ瞬けば
       遠き彼方故郷の
       母の影の懐かしや

    2  狭霧込めて道細く
       辿る家路尚遥か
       静寂漏るるせせらぎの
       淡く調べ囁けば
       遠き彼方故郷の
       母の影の懐かしや

開き直って…

2011-11-19 | 日記

 このブログ、閲覧数がどうだの、訪問数がどうだの、昨日比がどうだのと、メッチャ親切だ。 しかし、私はそんなことはどうでもよくて、例え一人の方にでも読んでいただければ、大いに満足である。 暇つぶしと、気を紛らせるのには充分なひとり遊びの場所だと思っている。 特に、亡き妻を思い出して眠れないときは、無理に眠ろうとせずに、開き直ってPCと向き合っている。 主治医は、「いつでも睡眠導入剤を処方するよ」と、言ってくれたが、お断りした。 私の睡眠導入剤は、一杯の熱いコーヒーだ。 逆か?

 以前に作ったブログでは、1日に1人の訪問があるか無いかだった。 しばらく更新をサボって、久しぶりにのどいてみたら、消されていた。 

 写真はカーネーションなのだが、なんだかスシロー(回転寿司)の、生姜みたい。


好きな曲5・「新世界より」

2011-11-19 | 日記

 新世界とはアメリカ大陸。 ドポルザークがアメリカの地から故郷のチェコへの望郷の念にかられて作曲した交響曲第9番「新世界より」。 私はこの4楽章からなる曲を、カラヤン指揮ベルリンフィルの演奏レコードを持っている。 この曲の第2楽章が邦題「家路」または、「遠き山に日は落ちて」である。誰もが口ずさんだことがある筈の歌だ。 

 よく知られているのは、堀内敬三さんの詞「遠き山に日は落ちて」 であるが、私が憶えたのは久野静夫さんの詞「森の梢暮れ初めて、ねぐら急ぐ鳥の群れ、夜ごともるる灯の、潤み薄れ瞬けば、遠き彼方ふるさとの、母の影の懐かしや」 というもの。 わたしの頭に残ってたものなので、もしかしたら少し違っているかも知れない。 長年の間に、ぼやけてしまったので…。