雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

「たこ焼き」好きのたこ爺

2012-06-30 | 日記
 今日(2012.6.30)は雨降り。 昨日は快晴だったので、洗濯をしたり布団を干したり梅雨間の晴天は有難くて忙しい。 昨日よく動いた所為で、今日はのんびりゴロゴロ。 昨日の夜9時からのクイズ番組を録画しておいたのでそれを観たが、クイズの問題がメッチャ難しく、さすがは全国のクイズ番組のチャンピオン揃い、観ていて圧倒されてしまった。 日頃観ているクイズ番組のお馴染みのクイズ王が形無しで、早いうちに脱落していた。 

 ブログの記事は、1日1件が目標だったが、ここにきて件数が日数に負けていた。 阪神タイガースの借金のように、なかなか追いつけないだろう。 件数のことだけを考えるなら、2~3行の文をたくさん上げて追いつくことも追い越すことも出来るが、件数など気にするのはやめて、のんびり続けて行こうと思う。

 小さな「電気たこ焼器」が傷だらけになったので、1台買ってきておいた。 関西では、一家に一台は必ずあるのだそうな。 私もオヤツではなく、ごはん代わりに「たこ焼き」をよく食べる。 たこ焼きソースよりも、昆布だしのつゆにネギたっぷりで食べるのが好きだ。 生地に入れる鶏卵を多くすれば、「明石焼」と同じだ。 兵庫県明石市では、これを「たまご焼き」と言っている。 「たこ」が高価なときは、小さく切った牛すじ肉と「こんにゃく」を甘辛く煮詰めたものを入れたり、それも面倒なら「ちくわ」で我慢する。 関西人は、とにかく「たこ焼き」が好きだ。

 と、書いているうちに雨があがつたようだ。 なんだか、たこ焼きが食べたくなってきた。 近くのスーパーへ出かけて、「たこ」買ってこようかな。

亡き妻が「ぶつくさ…」

2012-06-28 | 日記
 夕餉の食材を買った帰りに、100円ショップ「ダイソー」へ寄ったら、イグサの日除け帽があった。 内側はアルミホイルで、「これはLEDランブのシェードに使えるかも…」と思って買って来た。 早速ソケットと320ルーメンのランプを取り付け、机の上の天井からぶら下げたら、スタンドのように光が直接目に入らず快適だった。 この程度のLEDなら、熱を持たないのでイグサでも大丈夫だろう。

 今夜の食卓は太刀魚の塩焼き、あと野菜をいろいろ買って来たので、おひたしとかトマトと胡瓜のサラダとかを適当に添えて、インスタントみそ汁で簡単に済まそうと思う。 

 仏壇に供える花は、しきみを背にセットされたものが普通なのだろうが、これから暑くなると水を換えてもすぐに茎が腐って萎れてしまう。 塩素で殺菌したり、水換えを朝夕2回にしたり、結構面倒くさいものだ。 そこで、非常識かも知れないが小さな鉢植えをふたつ供えたり、フォトフレームで花の写真を表示したり、信心深い人に見られたら、お説教されそうなハチャメチャぶり。 お供え物と言えば、亡き妻が嫌いだったあまーい和菓子ばかり。 下げたものを食べるのは私だから、つい自分の好みで供える。 妻が私の心の中にいて、「ぶつくさ」いっている。 「血糖値が上がるわ」「太るわ」「そろそろ迎えに行くよ」とか…。

御仏なれど

2012-06-27 | 日記
 与謝野晶子が、

   鎌倉や 御仏なれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな

 と短歌に詠んだ鎌倉の大仏は「釈迦牟尼(お釈迦様)」ではない。 大仏がある高徳院は、浄土宗の寺院であることからも「釈迦牟尼」ではないことがわかる。 浄土宗は法然が開祖であるが、それまでの、生前に「徳を積む」ことで、死後極楽浄土に行けるとする仏の教えを破り、ただ「南無阿弥陀仏」と念仏を唱え続けることで、極楽浄土へ行ると説いた宗派である。 「南無阿弥陀仏」とは、極楽浄土の頂点に立つ阿弥陀様に身を委ねることであり、貧しい故に寺院にお金を寄付したり、物を差し出し徳を積むことが出来ず、さりとて、仏の道や真理を伝えたり、導いたりすることも出来ない無知な民であっても、念仏を唱えることで阿弥陀如来が救って下さると説いた法然上人の教えである。 従って、高徳院の大仏は「阿弥陀如来」なのである。 

 我が家の宗旨は浄土真宗であるが、法然上人の説いた浄土宗を、弟子の親鸞上人がさらにアレンジして、たとえ念仏を常に唱えなくても、ただただ阿弥陀如来を信じておすがりすることで、極楽浄土に行けると説いたもので、広く貧しい農民に支持された宗派である。 

   鎌倉や 仏様だが 阿弥陀さまは イケメンだから 惚れてしまうやろ-

 与謝野晶子さん、だらしない短歌にしちゃって、ごめんなさい。<m(__)m>

金魚に目薬

2012-06-26 | 日記
 脱法(合法)ハーブが取り沙汰されている。 脱法ハーブが原因とみられる交通事故や、吸引した者が意識障害を起した例もあり、最悪の場合死亡した例もあるとか、取り締まるには法の改正が必要になるのだろう。 しかし、化学式を少し変えれば多種多様の麻薬同等の薬物が製造でき、これらをどう規制をかけるのか、興味津々で見届けたいと思う。 (それには、長生きしなくっちゃ(+o+) )

 久しぶりに、我が家の家族「金魚」の登場。 狭い水槽の中で相変わらずまるまる太って、Uターンするのも「どっこいしょ」という感じ。 私がこの水槽を覗き込むと、奥に居てもいつもなら慌てて近くに来るのだが、時には水草が邪魔になって、うまくUターンできないことも。 その焦っている感がめっちゃ面白い。 この金魚が、水槽の底に敷き詰めている小石を口に入れて、わざわざフィルターの吸い込み口のところで「ぺっ」出して積み上げる。 掘った穴はと言えば、自分のお腹に合わせてあり、夜はそこにすっぽりお腹を沈めて眠っている。 年を取ると、いろいろ知恵もついてくるもんだと感心する。

 今日は眼科の外来診察日だった。 1時間待たされて、1分の診察を受け、また受付で15分間待たされて、書類と次回予約の赤紙を貰い、自動支払機の順番を5分程度待たされて金を支払う。 11時に受付をしてから1時間20分強ですべて終了。 これでも、自動支払機でなかった頃と比較すると、20分は早くなっているのだ。 料金業務に携わっていた多くの人々は、もしや幾人かは解雇されたのでは…。

 全部終わったのが昼時だったので、病院の食堂でピラフ(野菜サラダ付)500円也を食べて、院外の薬局で3種類の目薬を受け取って帰ってきた。    

  

セールス・ポイント

2012-06-22 | 日記
(以下はフィクションであり、実在する学校ではありません)

◇私立〇○中学校の場合

 足腰が弱くなった生徒のために、校舎を一階建てにして階段を無くし、床はバリアフリー、廊下には手摺りを付けました。 

◇私立〇○高校の場合

 従来の進学コース、就職コースのほか、新たに婚活コースを設けました。 婚活コースでは、「おバカ」と呼ばれないための一般教養、料理、茶道、華道、裁縫などの教科を配し、女子ばかりではなく、専業主夫を目指す男子も受け入れております。

◇私立〇○幼稚園の場合

 登園では、タレント目指す生徒を募集しております。 歌、トーク、愛想笑いから、泣き真似などを学ばせております。 

◇私立サラリーマン大学の場合

 1に要領、2にゴマスリ、3に抜け駆け、4にお酒、 サリーマンの必須科目のほか、生徒の希望により、つまみ食いコースが選べます。 

◇私立看護師養成学校の場合
 
 国家試験の合格を目指す一般コースのほか、ナース姿のモデルを目指すビデオコースも御座います。


普通に

2012-06-21 | 日記
 露らしく、しとしと雨が降り続いている。 1時間の雨量が大したことはなくても、長時間降り続けば方々で被害がでて来る。 また、空梅雨でも田や畑の作物に被害がでる。 はなはだ身勝手だが、普通に降り続き、普通に明けて、普通の真夏が訪れてほしいものだ。 

 今日の午後、普通に食材の買い物に行ってきた。 今日の夕食は、ズッキーニと小さなバナメイ海老の寄せ揚げにしようかと思って買って来た。 スーバーで売られているバナメイ海老は、タイあたりで養殖されたものだとか、クルマエビの仲間で、安価ではあるが味はブラックタイガー海老と比較して、まあまあかな? (これは個人の感想であり、一般の平均的評価ではない)

 中くらいの鯵が安かったので買って来た。 これは、3枚におろして、南蛮漬けにしようかと思ったが、揚げ物ばかりなので思い留まって、普通の塩焼きに変更した。  

 あとトマトが安売りだったので、小さなダンボールに入ったものを、一箱買って来た。 一生懸命食べないと腐らせてしまう。 明日の麻は、トマトの入ったスクランブルエッグの予定。 雨は、相変わらず普通に降り続いている。  

夢と現実の渚

2012-06-21 | 日記
 少し熱を出したりすると、おかしな夢を見るものだ。 気味が悪い夢から覚めようと努力しているのに、また夢に引き摺り戻されてしまう。 「宇宙の渚」ならぬ夢と現実の渚を彷徨っているのだ。 
 何か得体の知れないものに追われて逃げ回っているのだが、その内「これはきっと夢だ」と思うようになり、目を覚まして手元ランプを点けるが、また直ぐ夢の中に引き戻されてしまう。 完全に目が覚めたときには、全身冷や汗でぐっしょり濡れている。 

 バッタのように跳ぶ夢を見たりもする。 早くこの場所から抜け出そうと、ひょいと屋根の上に跳び上がり、ぴょんぴょんと跳び移っている最中に、跳び上がれなくなってくる。 何故かメッチャ焦ってジタバタしているうちに目が覚めて、暗闇のむなかでホッと胸を撫で下している自分があったりする。

 穴に落ちる夢もよく見る。 落ちる瞬間全身が「ビクッ」と痙攣して、多分「あっ」とか「うっ」とか声をだしているに違いない。 傍に人が居たりすると、相当恥ずかしいだろう。

 妻がまだ自分でトイレに行けた頃、深夜のトイレの中で子供のように声をだして泣いたことがあった。 慌てて行ってみると、真っ青な顔でガタガタ震えており、聞きただしてみると「窓から死神が入ってきた」と言った。 取り敢えず抱きしめて肩や頭を擦り、落ち着かせようとした。 年寄り夫婦がトイレの中で、日本猿さながらにグルーミングしている光景は、例え娘であろうとも見られたくなものであった。 これも体調の悪い時の、夢と現実の渚に見えた夢或いは幻だったのであろう。 このことについては、妻の生きている間は一度も口にしたことはない。  

手作りチキンナゲット

2012-06-18 | 日記
 以前にも鶏胸肉を使った料理に挑戦したが、なにしろ鶏胸肉は国産ものが450g 160円と安価で、しかも脂肪分が少ないので、年寄りにはもってこいの食材だ。 今回は、チキンナゲットに挑戦してみた。 鶏ミンチはフードプロセッサで「あっ」と言う間に出来てしまう。 鶏卵1個とかたくり粉大匙3杯と塩こしょう少々を同時に入れておくと、これで生地は出来上がり。 丸めて押してコレステロールゼロの油で揚げると、ナゲットの出来上がり。 作り立てを食べると、なかなか美味かった。 ちょっと多めに作ってしまったので、残ったものを冷凍保存しておこうと思っていたら、知らぬ間に全部食べてしまった。 カロリーを少なめに作っても、コレステロールを控えめにしても、「食べ過ぎれば何にもならない」と、反省しつつ「ゲップ」。

 近畿地方にも台風が接近しているとか。 神戸は明日の昼ごろだそうな。 外に置いてあるもので、飛んでいきそうな物を片付けておこうと思う。 
 

若者ことば

2012-06-18 | 日記
 今朝は、けたたましいヒヨドリの声で目が覚めた。 群れを成して飛んできて、ひと時賑やかに鳴き交わしていたかと思うと、サーッと飛び去って、後は鴬の声だけになった。 以前、六甲山系の鴬は、鳴き方が下手だと言われていた。 現在、我が家の近くに来る鴬は、奇麗に古来の文字表現さながらに「ホー、ホケキョ」と鳴いているような…、いないような…。

 自分の知っている鴬は、普通に「ホー、ホケキョ」或いは「ホホホホホ、ホケキョ」と枕の部分を小刻みの鳴き方、そして、「ケキョケキョケキョ」と長く鳴く、所謂「鴬の谷渡り」であった。 最近、こちらへ飛んでくる鴬は、奇麗に標準鳴きの時と、「ホホホホホ、ペチョペチョ」とか、「ホホホホホ、ギョギョギョ」なんて自分の耳に聞こえたりして、「お前はさかな君か!」と、突っ込みを入れたくなる。 

 この崩れた鳴き方は、下手ではなくて、人間の若者言葉のように、鴬の「若者鳴き」だと思う。 その証拠に、普通に鳴くときは、本当に奇麗なのだから。 この「ホー、ホケキョ」は、メスを誘っているのだそうである。 さしずめ、「若者鳴き」は、
 「ねえ、彼女っ 俺とホテルへ行かへん?」と鳴いているのか。 彼女の返事は、「ざーけんな! うちがそんなふしだらな女にみえるのか、うちはそんなとこへ、ただでは行かへんで!」六甲山系の鴬は、大阪弁なのであった。

すべてをお金で買えるのか

2012-06-16 | 日記
 夕餉の仕度をしながらニュースでも見ようとテレビを点けたら、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の公開講義が放送されていた。 テーマは「すべてをお金で買えるのか」、途切れ途切れに聞いていたので、詳しくは憶えていないのだが、興味ある例え話が幾つかあった。 

 ある国、ある村(実は、詳しく憶えていないのだが…)に原子力発電の放射能廃棄物処理場を建設しょうと、村人にアンケートを取った。 反対する者が51%、賛成するものが49%だったので、「もし、受け入れてくれたら、相当額の金を村人に出そう」と付け加えて、再度アンケートを取った。 「さあ、結果はどうなったと思うか?」との教授の問いかけに、自分は賛成者が90%以上になったのではないかと想像した。 結果は違っていた。 なんと、賛成者の数が、28%に減ったのだ。
 これは、いづれかの土地に建設しなければならないものだから、自分たちの土地に受け入れようと犠牲心から受け入れようとした賛成者が、お金で取引しょうとする建設推進派に自尊心を傷付けられ、反対意見にまわった所為であると分析されていた。 
 自分は似たような話を覚えている。 原子力発電所の建設にあたり、国から各地方に打診したところ、民意を反映して「自分のところでは受け入れることはではない」「他を当たってくれ」みたいな回答ばかりだった。 そこで国は「受け入れた地方に金をだそう」「原子力発電所が建設されたら、地方の経済効果も上がる」と餌をぶら下げてきた。 とたんに、「私共の方に、ぜひ建設を…」と。 教授の話と真逆だが、何処とは書かないが、そんな国もあったのだ。
 
 もう一つ、教授の話が頭に残っている。 ある国の、ある保育所(またか…)で頭を悩ましていることがあった。 子供を迎えに来る親たちが、決められた時間までに来ずに遅刻する者が絶えない。 保母さんは親の迎えが全員来るまでは帰れない。 保育園としても、保母さんに超過勤務料を払わなければならないので、遅刻した親から「罰金」をとることにした。 これで、遅刻者がなくなるだろうと思っていたら、更に増えてしまった。 つい仕事などで迎えに行くのが遅くなって申し訳けないと思っていた親たちが、お金を払えばいいのだと思うようになり、遅刻を助長することになってしまったのだ。

 いずれも、お金で解決しようとして、逆効果になってしまった話であるが、日本人に当てはまるかどうかは別として、面白い話だと思った。

パッションフルーツ

2012-06-14 | 日記
 最近、朝から晩まで晴天という日がない。 朝、快晴なので布団を干したり洗濯をすると、昼近くに厚い雲が出てくる。 逆に朝どんよりしているので、雨が降りそうだと思っていると、昼から晴れ渡ったり、「天候に、おちょくらとるのか」と、僻んでみたり…。

 話は変わるが、自分は「パッションフルーツ」というものを食べたことも、この手に取ったこともない。 今日、何とはなしにテレビをみていたら、そのフルーツの話をしていた。 二つに切ったところを見たら、「ざくろ」の様で、つる草の実だと聞けば「あけび」の仲間かなと思ったり、そのどちらでもないことは、花を見てわかった。 トケイソウの実だそうな。 自分はこの花さえも見たことがない。 鉢植えの花屋さんで注意深く見たら、珍しくもないポピュラーな花なのかも知れない。 味は甘酸っぱくて、種まで食べられるのだそうだ。 酸味のあるフルーツはあまり好きではなく、強いて食べられるのはバナナを半分くらい。 話のタネにパッションフルーツを買って来たところで、どうも一口食べて吐き出しそうな感じがする。 酸っぱいものは苦手なので…。

 妻が寝たきりになったら見せてやろうと録画したDVDが、バカみたいに溜まってしまった。 自分が死ぬまで見続けても、見終えてしまうことはないだろう。 自分の悪い癖で、集めはじめると止められなくなってしまう。 VHS時代からなので、DVDにして何千枚になるかなァ。 ご丁寧にエクセルでタイトル管理までして、時たま娘などに「この番組、録画してない?」と訊かれたら、すぐさま出してやれる。 しかし、妻も居なくなった今、自分が死ぬとただのゴミだろうな。
  

終身死刑

2012-06-12 | 日記
 また大阪で身勝手で理不尽な通り魔殺人が起きている。 犯人の「死刑になりたかった」は、本当のことだろう。 そう思えるのは、二人の命を奪っていること。 立ち戻って止めを刺していること。 一人では、無期懲役になる恐れがある。 また、独りでも未遂に終わっては、死刑になる可能性が薄い。 こんな計算が犯人の頭に有ったのだろう。 自殺をする勇気もなかったこの犯人、希望や幸せな生活を絶たれた被害者のことや、被害者の家族のことなど、微塵も頭をかすめなかったことだろう。 

 このような身勝手極まりない犯人にも、生い立ちがどうの、犯行時の精神状態がどうのと、情状酌量を求めて弁護されるのであろうか。 被害者家族の心情を思えば、たとえ犯人が死刑になろうとも、憤懣やるかたなき思いは晴れないだろう。 自分は、このような現行犯には、今の日本にはない「終身刑」が適当だと考える。 刑務所で労働させて、その収入は生涯被害者家族に送り届け、労働が不可能になった時点で、死刑に移行する。 この刑を「終身死刑」とでも名付けようか。 そんなことを考えてしまうのは、被害者家族の無念を他人事とは思えず、怒りがこみ上げてくるからである。 (なお、これは個人の感想であり、意見ではない)

  

ごめんな、鳩の母さん

2012-06-11 | 日記
朝起きてベランダのサッシュを開けたら、くさい鳩の臭いが部屋に入り込んできた。 これから暑くなるのに、どうしたものかとインターネットで調べたら、臭いだけではなく、ウィルスやダニや糞などの被害が報告されていた。 中には、鳩からオーム病に感染した人が居たとかで、放置しておけないと痛感する。 人工孵化もかなり難しいらしく、例えサーモスタットを使った保温箱で孵化させたとしても、鳩の幼鳥は親から「ビジョンミルク」を与えられないとすぐに死んでしまうとか。 「自分が育ててやろう」なんて考えたのは甘すぎたようだ。 保険所に相談したら、土鳩を飼ったり殺したりすると「鳥獣保護法」に触れるが、巣を捨てるのはいいらしい。 可哀想だが、巣を取り払って、入ってこないように網を被せてた。 年寄りがオーム病に感染したら、命は無いだろう。 「ごめんな、鳩の母さん」   (T_T)/~~~

 
 
 

鳩の卵

2012-06-08 | 日記
 餌を与えている訳でもないのに、近頃我が家のベランダに鳩がよく来るとなあ思っていた。 もしやと思い乾燥したプランターを調べてみたら、案の定卵を二つ生んでいた。 鳩の卵は、うずらの卵よりやや小さめで、真っ白だった。 小鳩が巣立ちするまでそっとしておいてやりたいし、洗濯物に糞を付けられても困る。 公園に集まる鳩たちの糞害が自治会で問題になっている時だから、鳩の出入りを近所の人に観られたら、苦情が来るだろう。 困ったものだ。 一番厄介なのは、自分である。 有精卵と判っているのに、捨てたり潰したりできない性格なのだ。 無論、鳩を殺すことは出来ない。 自分が殺せるのは蚊とごきぶり、そして、あさりとしじみくらいのものだ。 

 昔、巣から落ちて怪我をした小鳩を、飛べるまで育てたことがある。 餌は市販のすり餌だったと記憶する。 お湯で練って、小鳥の餌やり器て口に入れてやっていたが、すぐに自分で食べるようになった。 たしか記念にVHSで撮って置いたと思うが、真っ白な鳩だった。 
 飛べるようになったので放してやると、一旦屋根に止まって辺りを見回していたが、すぐさま振り返りもせずまっしぐらに山の方に向かって飛んで行った。 その後、童話の中のつばめのように、お礼の金貨を持ってきたことは一度もない。 

 と、いう訳で、もし苦情が来たら、手作りの孵化箱を作り、孵化したら部屋の中で自分が育ててやろうと思う。 

 こんなことを書いていたら、近くに鴬が来て盛んに鳴いている。 もしや、どこかに卵を生んでいるのではないだろうか。 まさか… 。  

盗電? 

2012-06-08 | 日記
 最近見たサスペンス・ドラマでのセリフで、「入水自殺(にゅうすいじさつ)」という言葉を使っていた。 最近では、これを「間違い」とは言わなくなってきているのかも知れない。 このセリフには、二つの間違いがある。 まず、「入水」の読み方だが、正確には「じゅすい」である。 もう一つは、入水の意味には「自殺」の意味が既に含まれている。 従って、「入水自殺」は、「自殺」の意味がダブっている訳だ。 これは、他の物に例をとれば、「えんどうまめ」と同じだ。 漢字に直すと「豌豆豆」となるが、最近では「えんどうまめ」と呼ばれることの方が多いようだ。
 昔は、「間違い」として教わってきたことが、現在ではすっかり言葉に馴染んでいて、年寄りには違和感を覚えさせられる。 自分達は「間違いだ!」と主張せずに、まず慣れなければいけないようだ。

 入院中、目の手術後は暗い廊下を歩くとき、危なっかしかったので、首から下げる防水型のLEDランプを付けて歩いていたら、看護師さんに「それ、市販されているの?」と訊かれた。
  「ジョーシンで売っているよ」
  「幾らだったの?」
  「1300円、なぜ?」
 問うてみると、試供品として看護師さんに配られたのだそうであった。 その割には、これを首から下げている看護師さんを見たことがない。 ははあん、使い勝手が悪いのだな。 メーカー名を見ると、パナソニック。 
 病室には、ベッド毎にテレビが付いている。 自動販売機でカードを買ってテレビに差し込むとスイッチを入れことが出来るようになっている。 ついうっかりテレビを点けたまま寝てしまったり、病室から出て油を売っていると、すぐにまたカードを買わなければならない。 そこで、自分はワンセグを持って行った。 病室でも綺麗に映るし、朝から晩まで付けていても誰からも文句は言われない。 もちろん、携帯の充電、髭剃りの充電とAC電源も使いほうだい。 セコいけどエコノミー。 結構、高額な入院費を払っているのだから、これ位のことをしてもいいだろうと、自分を正当化した。