私の部屋の窓は車道に面している。 上下2車線の両外側は歩道になっている。 バイパス道路ではないので、車通りはそう激しくない。 車が途絶えてシーンとなると、女性の足音が響く。 ブーツなのだろうか、ハイヒールだろうか、まるで馬の蹄(ひづめ)のように パッカ パッカ と聞こえる。 うまく揃って二人であるいてくれると、「暴れん坊将軍2」のオープニングを聞いているようだろう。
テレビを見ていたら、ミストと肌の水分量を測定する小物のCMが流れた。 乾燥している状態の肌を測定すると、単位は知らないが15だった。 ミストをぶっ掛けて測定したら、35にはね上がっていた。 テスト対象役の俳優さん(多分)が「わーすごい!」なんて驚いていたが、これって当たり前じゃないの?
サラダ油を切らしたので、業務スーパーまで買いにいった。 一番安いのがキャノーラ(菜種)油、しかもコレステロールゼロと表示している。 しかし待てよ、これって当たり前じゃないの? コレステロールは、動物の体の中で作られるものだから、植物油には入ってなくて当然。 ひまわり油であろうと、ベニバナ油であろうと、ライス油であろうと、パーム油であろうとコレステロールはゼロ。 しかし、この油で、一度でもとんかつや鶏のから揚げをつくると、コレステロール入りの油になる。 何度も使って古くなった油は、酸化はしていなくてもコレステロールがたっぷりの油ということになる。 油を捨てるか捨てないか迷った時に思い出そう。