雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

爺の料理7・油ものの後始末の巻

2011-11-16 | 日記

 夕餉が済んだ。 ほうれん草と豆腐の味噌汁、手作り鶏むね肉の竜田揚げ(ばったもん)、納豆、甘酢らっきょう、煎りニラ玉、以上。 竜田揚げは、そぎ切りにしたむね肉を料理酒と中華だし粉をもみ込んで暫く置いていたものを、揚げる直前に小麦粉を入れて混ぜ合わせたもの。 揚げおわったら、油が熱いうちにストッカーに移し、空になった天ぷら鍋に直接キッチン洗剤を少し入れ湯を注ぐ。 使った揚げカス取り用のストレーナーでくるくるかき混ぜて泡立てる。 湯を捨てたら、スポンジたわしでサッと洗い、水を張って熱いストッカーを入れて冷やす。 手に油が付かないし数分で後始末ができるので、冷凍とんかつ1枚揚げるのも、全く面倒くさくない。

 


あたりまえ

2011-11-16 | 日記

 私の部屋の窓は車道に面している。 上下2車線の両外側は歩道になっている。 バイパス道路ではないので、車通りはそう激しくない。 車が途絶えてシーンとなると、女性の足音が響く。 ブーツなのだろうか、ハイヒールだろうか、まるで馬の蹄(ひづめ)のように パッカ パッカ と聞こえる。 うまく揃って二人であるいてくれると、「暴れん坊将軍2」のオープニングを聞いているようだろう。

 テレビを見ていたら、ミストと肌の水分量を測定する小物のCMが流れた。 乾燥している状態の肌を測定すると、単位は知らないが15だった。 ミストをぶっ掛けて測定したら、35にはね上がっていた。 テスト対象役の俳優さん(多分)が「わーすごい!」なんて驚いていたが、これって当たり前じゃないの?

 サラダ油を切らしたので、業務スーパーまで買いにいった。 一番安いのがキャノーラ(菜種)油、しかもコレステロールゼロと表示している。 しかし待てよ、これって当たり前じゃないの? コレステロールは、動物の体の中で作られるものだから、植物油には入ってなくて当然。 ひまわり油であろうと、ベニバナ油であろうと、ライス油であろうと、パーム油であろうとコレステロールはゼロ。 しかし、この油で、一度でもとんかつや鶏のから揚げをつくると、コレステロール入りの油になる。 何度も使って古くなった油は、酸化はしていなくてもコレステロールがたっぷりの油ということになる。 油を捨てるか捨てないか迷った時に思い出そう。