雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の、ど凡人俳句「聖夜」

2017-12-15 | 俳句
   ◇メリークリスマス! 寿ぐ神は 外来種

 神「コラーッ 我、天地創造の神をアメリカザリガニみたく詠みやがって」
 爺「あっ、噛み付き神や」
 神「爺め、神罰が下るものと覚悟しておれ」
 爺「へん、日本にはなぁ、八百万柱の神々が在しますのじゃ、外来種のザリガニなんて、黒集りで一瞬にして骨にして貰いましょうぞ」
 日本の神々「コラーッ爺、わしらを軍隊蟻みたくぬかしおって、天罰を下すぞ」


 
  

猫爺の、ど凡人俳句「破調」

2017-12-01 | 俳句
   ◇プラタナス 落葉(らくよう)の枝(え)に 千の鈴

 プレバト特待生のI君、彼の「破調」の句がかっこいい。猫爺も彼のような句を詠んでみたいと思い、上の句を破調にしてみた。

   ◇落葉(らくよう)のプラタナス 枝(え)に千の鈴

 だめかなー。
 
   ◇冬の朝 音量高き 灯油売り

 猫爺の住む地域には、二社の灯油売りの車が廻って来る。不思議な事に同じ18ℓなのに値段が300円も違うのだ。灯油には小売相場というものがないのか? 

 買った灯油は、玄関まで運んでくれるのだが、そこから裏の物置までは自分で運び入れる。年寄りにはこれが緊いのだ。ちょこっと運んでは休憩。ちょこっと運んでは茶を一服。蝸牛と競争したら負けそう。
 
   ◇疾し月日 黄金の落ち葉 消えて冬

 月日の流れが疾いのは、カップラーメンなどの賞味期限で分かる。まだ買って間がないと思っているのに三ヶ月も経つていたり。「わっ、これなんか一年以上過ぎている。食べられるかな?」 と、お湯を注いで箸をつけてみたが、油分の酸化臭が「ツーン」。98円惜しんで一命落とすのもかっこ悪いから食うのは止めておこう。