雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

好きな曲6・家路の歌詞

2011-11-19 | 日記
 ふと口遊んでいる「家路」の歌詞が曖昧だったので、学生時代に使っていた歌集を探してみた。
 (株)学生社発行の「学生歌集・第二集」に、久野静夫さん訳詞の「家路」があったが、 自分が覚えていたのとは少し違っていた。

   1   もりのこずえ、くれそめて、
       ねぐら急ぐ、鳥七つ
       ごともるる、灯の、
       うるみうすれ、またたけば、
       遠き彼方、ふるさとの、
       母のかげの、なつかしや、なつかしや

   2   さぎりこめて、道細く、
       たどる家路、なおはるか、
       しじまもるる、せせらぎの、
       調べ淡く、ささやけば、
       遠き彼方、ふるさとの、
       母のかげの、なつかしや、なつかしや


 赤文字の部分を間違えて「鳥の群れ」「夜ごともるる」と記憶していた。 しかし、「鳥七つ」より、「鳥の群れ」の方が情景的にはいいと思うけれど…。 「夜ごともるる」は、やはり「家(や)ごともるる」の方がいい。

      「家路」(漢字多い版)
    1  森の梢暮れ初めて
       塒急ぐ鳥七つ
       家毎漏るる灯火の
       潤み薄れ瞬けば
       遠き彼方故郷の
       母の影の懐かしや

    2  狭霧込めて道細く
       辿る家路尚遥か
       静寂漏るるせせらぎの
       淡く調べ囁けば
       遠き彼方故郷の
       母の影の懐かしや

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2 コメント

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この歌詞を私も、、 (verdavojeto)
2016-05-31 20:42:51
探したのでした。

早速見つけて下さったブログ仲間の「てんとう虫」さんのお陰で、うやむやがハッキリしました。
私達、同じ頃同じ歌を憶えたでしょうね。
書いておいて下さって、感謝です。

蛇足ですが、
「鳥の群れ」についての私の考えは、やはり「鳥七つ」が良いです。これは三つでも五つでも構わないと思いますが、「群れ」となるとかなり多数になり、歌詞の侘しさとは無縁な感じになってしまうのです。

この他のお好きな曲も読みたかったのですが、カテゴリーにはなっていないようなので、又別の日にでも訪問させて頂きます。
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わざわざ返信有り難うございます。 (verdavojeto)
2016-06-01 21:47:58
私が歌うのは私だけのためなので(若い頃は訓練すればオペラ歌手にもなれると言われたにもかかわらず、です)本当は歌詞はどんなでも構わないのですが、昔懐かしく敢えて検索してみました。
やはり多く出て来るのは二木紘三さんがメンションしている歌詞のようでした。
ブログに書いておいて下さったお陰でてんとう虫さんに見つけてもらえましたし、こん後も折々拝読に上がります。
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