雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

花梨(かりん)

2011-11-03 | 日記

 花梨の実 ひとつ残して 秋がゆく (nekosuke)

 この写真の花梨は街路樹である。 この実と砂糖を焼酎に漬けてかりん酒をつくる。 しかし、この街路樹の実は、農薬散布してあるとかで「食用不可」と書いたパネルがぶら下がっていた。 花梨の種は梅と同じく猛毒を含むので注意が必要である。 最近の子供は、こんなものに興味を持たないのだろう。 その点、心配はいらないけれど、私たちの子供の頃は「食べられるかな?」と興味を示したのに違いない。 青梅を食べて、腹を壊したヤツも居たっけ。


食卓談義

2011-11-03 | 日記

 カニ蒲鉾がすっかり日本の食卓に溶け込んで、もう 「カニの偽物」 ではなくなっている。 私の若い頃は、このカニカマを使ったメニューを、学食で堂々と「カニサラダ」とか「カニ入りチャーハン」と銘打っていた。 私たちも「カニ」だと信じていたように思う。 

 最近、テレビの料理番組で、料理のチューター役の人が 「永〇園の松茸の味お吸い物」を「小さな松茸が入っている」と言っていたが、あの小片は「しいたけ」であって、何処にも「松茸入り」とは書いていない。 この人は、自分の「思い込み」を不特定多数の人に押し付けているようだ。 

 真っ赤な魚肉ウィンナー・ソーセージも偽物としてデビューした筈だが、すっかり市民権を得て日本の食卓に溶け込んだ。 お弁当にタコ・ウィンナーが入ると、ちょっと華やかになり食欲がそそるそうである。 ところが、私たちの年代は違っている。 あの真っ赤な石油から作られた合成着色料の色は、体に悪いと吹き込まれた年代である。 自分の子供たちにもそう教えた筈だが、やはり真っ赤なソーセージを美味しそうと感じる大人になっている。 

 化学調味料も石油を原料に作られていて体に悪いと教えられた。 現在ではじゃが芋澱粉から作られていて無害だという。 では、何故に「化学調味料無添加」とうたっている食品がたくさんあるのだろうか。 私の中では「謎」である。


爺の料理5

2011-11-03 | 日記

 炊き立てごはんと焼き魚、ほうれんそうのおしたし、味噌汁、香の物、これが日本人の健康的な朝食の標準かな(?) 私はこういうのが苦手で、今朝は残りごはんを「チキンライス」にした。 鶏肉1欠け、玉ねぎ1/4 あれば、簡単に作れてしまう。 小さく刻んだ鶏肉と玉ねぎを炒め、ケチャップを加えて水分をとばす。 冷やごはんを入れて、パラパラになるまで混ぜながら炒める。 火を止めて、粉末中華だしの素で味を調えると出来上がり。 

 今朝は、スープがわりの青汁と、きゅうりの酢の物を添えて全部たいらげた。 ところで、朝飲んだ青汁だが、スーパーで3g 30包入りが300円だったので買ってきたもの。 これだって、大麦若葉100% そこらへんの草原で刈り取った雑草で作った青汁ではなかろう。 製品として販売するからには、時期が時期だけに放射能検査くらいはしている筈だ。 最近は安価なガイガーカウンターが出回っている所為で、素人でも放射能検査ができる。 もし、食品から放射能が検出されたら、大騒ぎになっているだろう。