暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

モンスターズ・ユニバーシティ Monsters University

2016年03月19日 21時36分52秒 | 洋画>★★
2013年/米アニメ/ダン・スキャンロン監督/(声)田中裕二 石塚英彦 青山穣 一柳みる 嶋田翔平 宝亀克寿 佐藤せつじ 塙英司
2016年3月12日 フジ 土曜プレミアム

【あらすじ】
小学校の社会科見学以来、マイク(田中)は<こわがらせ屋>になることを夢見続けてきた。そして遂に憧れの<モンスターズ・ユニバーシティ>に入学、こわがらせ学科を専攻したのだった。同学部には親の代からのこわがらせエリート、ジェームズ・P・サリバン(石塚)も入学。吠え声だけで優等生のトップカーストに君臨していた。
ところが学期末試験、<才能>と<勤勉>の対立からマイクとサリーが小競り合い。二人揃って学部を除籍となってしまう。なんとしてもこわがらせ屋になりたいマイクは、<こわがらせ大会>に優勝することに復学の望みをかける。一方のサリーも、親の失望を恐れ復学を熱望。マイク率いるポンコツ軍団<ウーズマ・カッパ>に渋々ながら参加する。果たしてカースト最底辺のウーズマ・カッパチームは、並み居る上位カーストチームを下して優勝することができるのか。そしてマイクとサリーの友情は、如何にして育まれたのか…!?


分かりました。マイクとサリーは、<かかし>と<ライオン>なのだ! してみると「インク」のブウはドロシーで、学長は魔女なのだ。ロズがグリンダでランドールはノーム王、とかそんなことを言い出すとオタクメーターが崖っぷちを乗り越えるのでこの辺にしておくが、アメリカ人の潜在意識には確かに「オズの魔法使い」が存在する。
で、昨日の観戦により「インク」への失望が混じり、しかもサリーの初期人格があんな感じだったのでどうにも思い入れることができず。今作の殿堂入りはスルーとする。だいたい、定石では冒頭に登場した<マイクに帽子をあげたお兄さん>は、後にマイクと再会せねばならんのだが。そしてマイクは、次のチビッコに帽子をあげて憧れを託さねばならない。ここんとこが甘い。
でもまあ、制作部のオタク礼賛姿勢は伝わりました。ていうか、ホラーもアニメもオタクのジャンルなのに、アメフト部みたいなのがトップカーストってのがリベンジ入ってるなー。
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