暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

バベル Babel

2012年02月04日 21時57分51秒 | 洋画>★★
2006年/米・仏・メキシコ/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督/ブブケ・アイト・エル・カイド サイード・タルカーニ ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット アドリアナ・バラッザ 菊池凛子
2012年1月2日 テレ東新春ロードショー

【あらすじ】
モロッコの山羊飼い兄弟アフマド(タルカーニ)とユセフ(カイド)は、父親が買ったライフルで試し撃ちをしていたのだった。
リチャード(ブラピ)とスーザン(ブランシェット)の夫婦は、モロッコに夫婦の傷を修復する旅に出ていたのだった。ユセフの放った銃弾は、スーザンに当たった。致命傷ではないものの、救急搬送しなければ出血多量で生死に関わる重症なのだった。
サンディエゴのリチャード邸では、不法就労メキシコ人乳母のアメリア(バラッザ)がお留守番をしていた。息子の結婚式に出席する為、推定7歳と5歳のチビたちを連れて帰郷する。
東京在住のチエコ(菊池)は、聾唖の女子高生。サカっちゃってしょうがないが、母親の死が精神的ストレスになっている。父親のヤスジロー(役所広司)は、アフマドたちの父が買ったライフルの元もとの所有者なのだった。


<バベル>といえば、「バビル二世」!じゃなくて、聖書のエピソードだっけ?言語が通じなくなった、その末にある悲劇を描いているのかな。見る前は勝手に、神話的古代ストーリーなんだと思い込んでいた。そうじゃなくて、一丁のライフルを巡るいくつかのエピソードが描かれていた。
おそらくブラピに一番ギャラが支払われたのだろうけど、主役とは思えなかったので先頭には置きませんでした。主人公は誰というか、その<ライフル>ってとこか。
アカデミー賞他各国各種の助演賞にノミネート(一部受賞)されて一時期騒がれてた菊池凛子は、聾唖の女子高生だった。あんなに脱いじゃって…チクビが濃いですぞ。
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ナイトミュージアム2 Night at the Museum: Battle of the Smithsonian

2012年02月03日 23時34分18秒 | 洋画>消化試合>SNL
2009年/米・カナダ/ショーン・レヴィ監督/ベン・スティラー エイミー・アダムス オーウェン・ウィルソン ロビン・ウィリアムズ ハンク・アザリア
2012年2月3日 日テレ金曜ロードショー

【あらすじ】
ラリー・デイリー(ベンスティ)は、自然博物館の警備員を辞めて発明家として成功、忙しい日々を送っていた。そんな折博物館はリニューアルすることになり、展示物の友人たちがワシントンのスミソニアン博物館へ移送されてしまった。
ところが、移送されたジェディ(オーウェン)から救助要請の電話が。石版もスミソニアンに運ばれ、アクメンラーの兄カームンラー(アザリア)が動き出し、石版を手に入れようと移送組を襲いだしたんだとか。ラリーは警備を突破して博物館の地下倉庫へ到着、仲間たちと再会するが、石版を守るためカームンラー軍団に追い回されることに。
カームンラーは石版を使って、冥土の軍隊を呼び込み世界征服をする腹づもり。イワン雷帝にナポレオン、アル・カポネと同盟を組む。一方女性による単独太平洋横断飛行のアメリア・イアハート(アダムス)はラリーを助け、ジェディはカームンラーの人質に。果たしてスミソニアンの、そして世界の平和はどうなってしまうのか…!?


ベン・スティラーの新作「ペントハウス」を観に行こうかなー、と思っていた折の放送。だけどペントハウスの宣伝は、ちょっともなかった。あれ?そういう意図での放送じゃなかったのか…。
ベンスティはオーウェンとのアツアツぶりを見せ付けられるようになってから、俄然株価が高値推移。内部確変状態なのだ。ブランドン(ジョナ・ヒル)とのやりとりなんか、超カワイかったわ。オーウェンとの絡みが少なくて、消化不良気味だなあ。
ラリーが大ダコの脚を掻い潜って逃げようとするシーンは、ゲームウォッチ<オクトパス>のパロか…。好きそうだな。
シナリオは、前作をパワーアップさせようという意気込みではあるのだが、如何せん<やりすぎ>の感は否めない。
基本的に<歴史パロディ>であるが故、アメリカ史に暗い僕ら日本人では楽しさ半減かな。「イブの息子たち」(青池保子)を思い出しました。
しかし、天下のスミソニアン博物館をあんなめちゃくちゃにしちゃって…。
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四川のうた 24 City(二十四城記)

2012年02月01日 22時43分44秒 | 洋画>★★
2008年/中/ジャ・ジャンクー監督/ジョアン・チェン
2012年1月20日 テレ朝シネマ・エクスプレス

【内容】
四川省の成都。そこで50年にわたり繁栄してきた国営工場「420工場」の歴史に、幕が下ろされようとしている。工場は移転し、跡地は再開発されてマンションや商業施設に変わるのだ。かつてこの工場で働いていた労働者たちが、それぞれの思い出をカメラに向かって語り始める。1957年の瀋陽からの移転、軍需景気に沸いた時代、文革、そして労働者の子供たちの時代…。工場に関わった人々の言葉から、中国現代史の一面が見えてくる。
<goo映画様より引用>

先日「長江哀歌」を観たばかりで、またジャ・ジャンクーがきた。シネマエクスジャ・ジャンクー祭り。相変わらず中国社会に斬り込む内容で、コメントしづらい。
まあ変にストーリーを押し付けられるよりかは、こんなドキュメンタリータッチのが好きなので悪くはないですな。
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