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アイランド The Island

2010年10月31日 22時52分35秒 | 洋画>★★
2005年/米/マイケル・ベイ監督/ユアン・マクレガー スカーレット・ヨハンソン ショーン・ビーン スティーヴ・ブシェミ
2010年10月31日 テレ朝日曜洋画劇場

【あらすじ】
時は2019年(だったかな?)。完全管理された、清潔で規則正しい生活を強いられる人々。彼らの希望は、汚染された地上で唯一浄化が済んだ楽園<アイランド>への移住権抽選に当選すること。連日不可解な夢に悩まされていたリンカーン・6・エコー(マクレガー)もまた、アイランド行きの当選を心待ちにしていた。
そんなある日のことでした!
迷い込んだチョウチョを追って立ち入り禁止区域に侵入してしまったリンカーン・6は、アイランド行きになった人々の末路を目撃してしまった。地上が汚染されたことも、アイランドという楽園があることも真っ赤な嘘。自分たちは組織スペアとして生み出されたクローンで、<アイランド行き>は即ちオリジナルへのドナーになる日が到来したことを意味していたのだ。
リンカーン・6は、仲良しになっていたジョーダン・2デルタ(ヨハンソン)を伴って施設の脱出に成功。施設職員マッコード(ブシェミ)の協力を得て、オリジナルに会うためロサンゼルスへと向かった。一方人道面の問題を避けるためにクローンが人体として機能していることを秘密にしている組織は、脱走した2体を処分すべく追跡していた。
果たして彼らの運命は、クローンたちは基本的人権を手に入れることができるのか…!?


冒頭の雰囲気は、「THX-1138」。あの雰囲気を利用して、近未来的世界観を再構築、医療倫理問題を絡めたシナリオ設定と、クローンのアイデンティティなんぞという使い古されたプロットにアクションを散りばめたような作品だった。
ユアンよりスカヨハより何よりブシェミが素敵だったので、途中退場は痛かった。スタイルがいいのよねー。ロックンローラー体型。脚に見とれる。
千昌夫のホクロは今、ユアン・マクレガーに転移しつつあるのだろうか…などという下らない妄想をして困ったもんです。クローンってそんなとこまでコピーされるものかなあ。
よくよく考えると、クローンに社会生活を送らせる必要はなくて、羊水の中で寝かせたまんまにしとけばいいんじゃないだろうか。と、「コーマ」を思い出しながら考えてしまったのでした。

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