暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

バタフライ・エフェクト The Butterfly Effect

2012年07月10日 22時46分34秒 | 洋画>★★
2003年/米/エリック・ブレス&J・マッキー・グラバー監督/アシュトン・カッチャー エイミー・スマート ジョン・パトリック・アメドリン ウィリアム・リー・スコット エルデン・ヘンソン
2012年7月10日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
エヴァンには3人の幼馴染がいた。13歳になる頃には、その中の一人女子ケイリーとイイ仲になっていた。しかし彼女の父親と兄トミーはちょっと難のある人物で、ちょいちょい事件を引き起こす度にたいていエヴァンの記憶は一時的に飛ぶのだった。彼は記憶障害の対策として、日記を綴る習慣を勧められ身に付けた。エヴァンの父親は狂人で病院に入っていたが、まあそのアレで死亡して、エヴァンは母親と共に転居しケイリーとも離れ離れになりました。
時は流れて7年後。大学生になったエヴァン(カッチャー)はデキも良く、自身の記憶障害をテーマに研究をするモテ男くんとなっていた。ところが女にせがまれて少年期の日記を読んだらあら不思議!当時に帰って、トミーによる愛犬殺しの現場に居合わせた。あの時の<ああしておけばよかった>を実践し、気が付けば元の20歳。しかし世界は<変えた過去>の影響で変貌し、更に自分自身の記憶も<もしも前>と<もしも後>が重複存在するようになっていた。これはえらいこっちゃ!久々に愛しさがぶり返したケイリーの様子を見に行くと、なんと彼女は自殺してしまっていた。そんじゃまたやり直したい場面に飛んで、ケイリーを助けねば!
こうしてエヴァンの、人生をやり直す試行錯誤が始まったのでした…!!!


なにかっつーと比較の対象になって高評価を目にしてきた今作を、ようやく観戦することができた。
しかし何やらわけ分からんなあと頭をこんがらがらせて観終わった後に咀嚼してみると、そういえばどっかで見たような<過去修正系もしもSF>だったんだと妙に納得。そりゃ「シャッフル」で比較対象になるわな。
ところで、<ケイリーたちと付き合わない>という最終選択をすることで、たぶんエヴァンは記憶も飛ばず日記も付けない少年時代を過ごしたことだろう。そしたら父親は面会に来たエヴァンの首を絞めることもなく、殺されることもなかったのではないのか。あれ?父親も同じ能力を使って過去を修正してきたのだろうから、父親の修正がエヴァンの人生そのものに影響を与えないわけもなくて…???
確かに、何度か見たくなるかも。
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