ブレイブストーリー

2006年／邦／千明孝一監督／宮部みゆき原作／（声）松たか子　ウエンツ瑛士
2007年5月5日 フジ 土曜プレミアムステージ

【あらすじ】
亘少年（松）の家庭に、崩壊の危機！亘は、転校生芦川（ウエンツ）から＜願いを叶える扉の向こうの世界＞の話を聞く。
そして自己中心的平和な家庭を取り戻そうと、扉の向こう、ファンタジックロールプレイング的世界に飛び込んだ！
トカゲ、猫、竜、義士らと仲間になり、５つの珠を集めるのだ！

宮部みゆきという作家の名前は聞いたことがあったが、まさかこんな小説を描いていようとは思いもよらなかった。
こういう内容ってゲームならそこそこ楽しめると思うのだが、ただの映像として流すというのは…？？？
そらー確かに絵はキレイだ。彩色もクドくなく、ＣＧも効果的。でもなあ。見てるだけだと、主人公の成長が実感し難い。なんで映画なんぞという媒体に乗っけてしまったのだろう。何でゲームじゃないんだろう？？？あ、ゲームにもなったみたいね。って当たり前だ。ゲーム屋に売るつもりで書いたとしか思えない内容だもの。

この記事を書いている現在は、観戦してから１週間ほど経過しているのだが。もう細かい内容忘れてますわ。オチはどうだっけなあ。芦川の妹が生きていたってのは覚えているが、三谷家は？
はー。ま、どうでもいいか。何か科学的な世界解説も期待できないし。
ところで、松たか子のミスキャストはともかく、どうしてこのテの映画は配役を豪華にしたがるのかね。勝負のしどころが違うだろって。

ビタースウィート Big Girls Don't Cry

2002年／米・独／マリア・フォン・ヘランド監督／アンナ・マリア・ミューエ　カロリーネ・ヘルフルト
2007年5月4日 テレ朝シネマ・エクスプレス

【あらすじ】
カティとステフィは仲良し女子高生。ある日夜遊び中に、ステフィの父が浮気をしている現場を目撃してしまう。
相手の女に復讐してやろうと、彼女の女子高生の娘テッサを陥れる悪巧み。
しかしステフィはやり過ぎた！テッサをポルノスタジオへ誘い込んだら、ポルノの監督は殺人犯。間一髪でテッサを助けたカティ。娘を傷付けられた怒りでステフィ宅に乗り込んだ父の浮気相手のお陰で、ステフィの両親は離婚。
人を呪わば穴二つ、悪女街道を転がり落ちるステフィの辿り着くその先は…！？

男漁り、クラブ通いにいそしむ女子高生が恐ろしくなる。
私には無縁の世界だから空想ファンタジーにしか見えないが、実際は日本でもドラッグが流れている訳だから、あながちあり得ない話でもないだろう。剣呑剣呑。
しかし、サラダごときでヒステリーを起こすカティの母ちゃんも恐かった…。