naumiの日常

naumiと愛猫アリソン・キャメロン・立夏(りっか)【故なつ・うめ・みお】、そして同居人のアホ彼との日常

くろの災難

2012-12-20 19:15:51 | 



こんにちはー、くろですー。

あのね、ぼく、またケガしちゃったの、てへぺろ。

自分じゃケガがどんなのか見えないからわからないけど、おかあさんが言うには

『梅干が入りそうな穴が開いている』

んだって。

梅干って何かな?

それはともかく、ぼくはまたおかあさんに捕まって、病院に連れて行かれたの。

知らないひとばかりで、怖くて固まってたんだけど、今回ちょっと粗相しちゃって、道中キャリーバッグの中でウンP漏らしちゃったの。

しかも柔らかめだったもんだから、毛皮にいっぱい付いちゃって…。

そしたらね、知らないひと達が、ぼくに急に暖かいお水をいっぱいかけたの!

ぼく初めてだったから、すっごく驚いて大暴れしちゃったの。

終わったあとも、ぼくはプンプンで、おかあさんが話しかけてもシカトしてやったよ。

その日は洗うだけで終わったんだけど、ぼくが病院を出るころにへらへらしながらやって来た、すとーかーのオバチャンもシカトしてやったよ。




そしたらね、家に帰ったら、おかあさんはぼくをヘンな入れ物の中に閉じ込めたんだ!

出してよーって何回言っても、中でお水やゴハンを散らかしても、困った顔をするだけで出してくれないんだよ。

その夜はおかあさんが入れ物の横に布団を敷いて寝てくれたんだけど、ぼくも疲れて時々はうとうとしたんだけど、何回も出してーって言ったから、おかあさんは寝不足だ…とぼやいてたよ。

朝になってから、おかあさんは前に足をケガした時にいたお部屋に移してくれたんだけど、お昼くらいにぼくはまた車に乗せられ、病院に。

ちくちく縫われたけど、また知らないひとばかりだったから、怖くて動けなかったよ。

そのまま、これまたヘンな入れ物に入れられたんだけど、他にもわんちゃんやねこちゃんがいて、おかあさんもいなくなって、見知らぬひとが何人も出入りするもんだから、もうぼくは怖くって怖くって。

その夜のゴハンは、昨日の夜からほとんど食べてなかったし、見知らぬひとが口元までわざわざ持ってきたからちょびっとだけ食べたけど、あとはハンストだよ。

おしっこはしたけど、ウンPは我慢したよ。

見知らぬひとが入れ物の入り口を開けるたびに、シャーッと威嚇してやったよ。

ぼく、おうちに帰りたいよう…。




どのくらい時間がたったのか、見知らぬひとがぼくを入れ物から出そうとするから、やっぱり威嚇してやったよ。

すると、年齢不詳の怪しげなオバサンがやってきたんだけど、そいつにもやっぱり威嚇してやったよ。

そしたらぼくは、白いタオルで包まれて、そのままキャリーバッグに入れられたんだ。

キャリーバッグの中でも、怖かったからウウウ~とうなってたんだけど、気づけば車の中で、しかも動いてる!

あれ、もしかしてもう病院じゃない?

キョロキョロして、もぞもぞしてたら、あの年齢不詳の怪しげなオバサンが見えたんだけど、よーく見たらすとーかーのオバチャンだったよ。

いつもの可愛い声で鳴いたら、オバチャンはメロメロだったけど、おかあさんはどこ?




やっぱり怖くてドキドキしているうちに車が止まり、また別の車に乗せられたんだけど、そこにはおとうさんとおかあさんが!

オバチャンの身振り手振りの話に、ふたりとも爆笑してたけど、ぼくはウンPが出そうだから、早くおうちに帰りたいなあ。

すとーかーのオバチャンがいなくなり、また車が動き出し、ぼくは無事におうちに帰ってきたよ。

おかあさんがぼくのお部屋に暖かい毛布や、ダンボール箱なんかを用意してくれていたから快適。

ゴハンもモリモリ食べて、ウンPもモリモリ出たよ。

そんなこんなで、ぼくはまだ首にヘンなカバーを付けられていて、お部屋に閉じ込められているけれど、元気ですごしてます。

もう車に乗って行きたくないなあ。




えっ、おかあさん、また車に乗るの?

しかも途中から、すとーかーのオバチャンも一緒なの?

ぼく、緊張するよー。

あっ、この間引っかいちゃった先生だ!

また何かされるのかな…こわくて動けないよう…。





ということで、6日(木)にケガをしたくろは、その日のうちに病院に連れて行かれました。

しかし、ウンPまみれのため初体験のシャワーで洗ったせいで、それはもう興奮して大暴れだったとかで治療は何もせずいったん家に戻りました。

(先生や看護助手の方もあちこち流血の惨事で母平謝り。でも先生達は消毒すれば大丈夫ですから、と笑顔だったとか)

そこで母は、いつもくろが療養している部屋は離れなので寒かろうと、私がみーさんが仔猫の頃に使っていたゲージ(畳半畳くらいはあるので大人猫でも大丈夫)に入れて台所兼居間に置いたのですが、そんなものに入ったことのないくろは大鳴き。

それでもなんとか翌日の7日(金)に治療が出来たのですが、母は山奥は寒いからとくろを数日入院させることに。




しかし、くろはゴハンも食べないし、誰かが来ると威嚇して騒ぐので(鋭利な爪は縫う時におとなしかったので、その時にパチパチ切られた)ストレスが溜まってかえってよくないからと、9日(日)の午後に退院することになったのです。

そう、これが私がマラソン大会が終わったあとに発生した急用なのですよ。

会場から大急ぎで帰宅し、痛む足でなんとか病院に着くと、先生がくろちゃんはとても怒っているので、私にキャリーバッグに移してくれないか、と頼みます。

えっ、そりゃムリムリ、私には全然なついてないもん!とも言えず、行ってみると初めてみる勇ましさでシャーシャー怒るくろの姿が。

こんなに興奮してかわいそう…よりも、すっげー、くろって男らしいとこがあるんだー!と感心しましたよ。

だってねえ、いつもしまと取っ組み合いをするたびに、負けてヒニャーと情けなく鳴いているんだから。

しかし鬼のような形相で威嚇するくろを、例え母がいても触るのは難しいかも。

で、なんとか介護助手の方がタオルで包んで移してくれて、ようやく退院。

体重5.3キロの猫を持って階段を下りるのは、痛む足にはキビシイー!




なんとか車に乗せてしばらく走っていると、もぞもぞ動いて可愛い声で鳴きます。

(しまもくろも鳴き声は仔猫のごとく可愛い)

その様子にへらへらしながら、両親と待ち合わせしている駐車場へ。

くろの病院での様子を話したら、ふたりとも大笑いでしたが、くろはトイレを我慢しているのでしょう、なんだかもぞもぞ。

なのですぐに帰しましたが、家に着いたくろは、上記のようにゴハンもモリモリ食べ、それは見事なウンPを出したそうです。

くろは元々真冬でもほとんど倉庫とかで夜を過ごしたり、雪の上をルンルン走るような寒さに強い猫ですから、離れの部屋が少々寒くても、毛布やダンボール箱があるのでさほど問題はなかったんですねえ。

それに早く気づけば、イヤな入院もさせなくて済んだのに、と母はちょっぴり反省してました。

(うん、費用もかかるしね←カードで支払ったけど多分私持ち…)




そして、退院から1週間後の16日(日)に連れて来るように言われて来たのですが、またしてもくろが引っかいた先生が担当に。

(ここの病院は電子カルテなので、どの先生が見てもすぐに対処できるようになっている)

くろの傷口をチェックし、消毒液をぬりぬりする間、くろは怖くて固まっているんですが、先生もいつ暴れ出すかとドキドキだったらしく




「うん、今日はおとなしいねえ」

「しみると怒るかな…うん、怒らないねえ、いい子だねえ」




と何回も言ってました…。

普段は本当におとなしくていい子なんですよ…。

引っかいたりしないし、噛んでも甘噛みでちっとも痛くないんですよ…。

本当にスミマセン…。

次回、注射した抗生物質の効き目が切れる20日(木)過ぎに来た時に、傷口がうまくくっついて炎症も起こしていなかったら、エリザベスカラーは外してもいいそうです。

そしたら自由に外に出られるようになるのですが、母はお世話に手がかからなくなる反面、またケガをするんじゃないかしら…という心配も増えます。




しかし、梅干が入りそうな穴って、猫同士のケンカなのか?

はたまた、イヌか、イノシシか、シカか、タヌキか、イタチか、ハクビシンにでもやられたのか?

(実家の周辺にはこれだけの生き物が出ます)

くろはしゃべってくれないのでわかりませんが、ケガだけは気をつけて欲しいものです。







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