壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

自転車の撤去

2010年09月27日 | 見聞きしたこと
死刑が執行される刑場が、公開されました。受刑者の足元で、奈落へとつながる床を開くボタンは、3つあるそうです。新聞で知りました。執行者3人、お互いに「自分がやったのでない」と思うことで良心の呵責を和らげる効果を狙ってのことだそうです。

自転車撤去で、傷がつくことなどお構いなしに、トラックの荷台にガンガン積んでいく業者と、その自転車を駐輪所で管理する業者が異なる。これも、ひょっとして死刑執行ボタンみたないなものかな、と思いました。自転車を引き取りに行く人の中には、「たった10分の買い物中になぜ」などと詰め寄る人もいるでしょうが、いくら詰め寄られても、撤去したのは別の人、ということで心理的負担が軽減されますから。うまい役割分担ですね。

謹慎明け

2010年09月23日 | 考えたこと・調べたこと
今日が一週間の謹慎明け。この間、酒断ちしました(←ウソ)。

幸い、自転車は無事。フレームのゆがみといった破損もなかったです。撤去について、ネットでいろいろ調べましたが、ワタシ同様、怒り心頭という方も多いようですね。

さて、保管場所に行ってきました。保管所は、土日も含め年中無休(年末年始のみ休み)。時間も平日19時まで、土日は18時までやっています。とてもお役所仕事でありません。行ってみると、「株式会社E」と刺繍した作業着のおにいさん、おじさん2人が店番(?)をしていました。泣く泣く引き取り料3000円を払うと、「株式会社E」名のレシートをくれました。

後日、町中で撤去トラックを見かけました。ボディには「○○区自転車撤去中」といった文言が、ドア後方には小さく「株式会社F」と書かれていました。

これら会社は公務員がお手盛りで作った会社でないか、あるいは公務員が天下っていないか。調べてみようと思います。

自転車泥棒

2010年09月15日 | 街ネタ
今朝、某所に自転車を停めていたところ、1時間半ほど離れていた間に、消えていました! 泥棒です。ショック。さっそく交番に届けると、泥棒でなく、撤去でないか、とのこと。区の回収車が、違法駐車の自転車を持ち去るのだそうです。それは知っていました。しかし、予告ぐらいあっていいものを……。悔しい。

周りを見回すと、目立つ位置に予告看板などありません。堂々と停めてある自転車もあるし、中には予告の紙が貼られた自転車もある。抜き打ちで狙われたと思える節があるのです。

確かにヒドイと思いますが、一方で、撤去者は、ただ職務に忠実なだけです。彼らに怒りをぶつけても仕方ありません。この怒り、どう収めようぞ。まさに虚血性心疾患のリスクを高めてしまいました。

あんまりバカなことをブログに書いているから、神様が忠告してくれたのかもしれません。しばらくおとなしくすることにします。

機会費用

2010年09月14日 | 考えたこと・調べたこと
先日、このようなことを書きました。

約200回の自転車通勤によって、通勤の交通費を11万円ほど削減した。爽快なツーリングで気分がよく、金額換算するとその効用は10万円ほどになる。

ひとつ、忘れていました。機会費用です。もし電車通勤していたら、本が読めます。その読書という喜びが、自転車通勤によって失われました。この読書の喜びの損失が、約15万円。ツーリングの効用の10万円と差し引きし、約5万円の損失となります。交通費の実費削減分もあるので、かろうじてプラスというところでしょうか。

ま、ツーリングの効用も、読書の喜びの機械損失も、適当な数字ではありますが。

『雑談力』を読んだ

2010年09月14日 | 読書(ノンフィクション、実用)
大の苦手としている雑談について学びたいと思い、読みました。『雑談力 誰とでも無理なく話せる』(武藤清栄監修、明日香出版)。

以下、引用。
いわゆる「仕事人間」「会社人間」は(中略)、人生の尺度が仕事だけ、おまけに無駄が嫌い、負けず嫌い、自己顕示欲が強い(中略)。(こうした人は)まず仕事が速い。歩くのも速い。もたもた喋っている相手には、「何が言いたいんだ」と問い返してしまう。出世も速い。何でも速いんですが、死ぬのも早いんです。(引用終わり)

死因は、虚血性心疾患や脳血管疾患です。恐ろしや。私は、「何が言いたいんだ」と聞き返す程ではありませんが、「で、どうしたの?」程度には聞き返すかも。仕事も歩くのも速く、無駄が嫌いな、合理主義者だと自認していますが、そうした性格が寿命を縮めていただなんて……。ショックです。

無用の用。これからは、一見無駄なバカ話をもっとしたいな、と思いました。