壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

機会費用

2010年09月14日 | 考えたこと・調べたこと
先日、このようなことを書きました。

約200回の自転車通勤によって、通勤の交通費を11万円ほど削減した。爽快なツーリングで気分がよく、金額換算するとその効用は10万円ほどになる。

ひとつ、忘れていました。機会費用です。もし電車通勤していたら、本が読めます。その読書という喜びが、自転車通勤によって失われました。この読書の喜びの損失が、約15万円。ツーリングの効用の10万円と差し引きし、約5万円の損失となります。交通費の実費削減分もあるので、かろうじてプラスというところでしょうか。

ま、ツーリングの効用も、読書の喜びの機械損失も、適当な数字ではありますが。

『雑談力』を読んだ

2010年09月14日 | 読書(ノンフィクション、実用)
大の苦手としている雑談について学びたいと思い、読みました。『雑談力 誰とでも無理なく話せる』(武藤清栄監修、明日香出版)。

以下、引用。
いわゆる「仕事人間」「会社人間」は(中略)、人生の尺度が仕事だけ、おまけに無駄が嫌い、負けず嫌い、自己顕示欲が強い(中略)。(こうした人は)まず仕事が速い。歩くのも速い。もたもた喋っている相手には、「何が言いたいんだ」と問い返してしまう。出世も速い。何でも速いんですが、死ぬのも早いんです。(引用終わり)

死因は、虚血性心疾患や脳血管疾患です。恐ろしや。私は、「何が言いたいんだ」と聞き返す程ではありませんが、「で、どうしたの?」程度には聞き返すかも。仕事も歩くのも速く、無駄が嫌いな、合理主義者だと自認していますが、そうした性格が寿命を縮めていただなんて……。ショックです。

無用の用。これからは、一見無駄なバカ話をもっとしたいな、と思いました。