壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

こたつ保有率、46位の都道府県は?

2014年01月22日 | 見聞きしたこと

以下、ネットのニュースより。

エイチームのグループ会社である引越し侍はこのほど、同社が運営する引越し比較・予約サイト「引越し侍」の利用者へ実施したアンケート結果を元に、「都道府県別こたつ保有率ランキング」を公開した。

同調査は2012年12月~2013年1月にかけて、同サイトを利用の上、実際に引越しをした人を対象にインターネットアンケートにて実施。回答者の中から、無作為に5,000サンプルを抽出した。(引用終わり)

さて、どの都道府県が、こたつ保有率が高く、どこが低いと思いますか?

47位は沖縄県。温かい地域だけに、暖房器具の必要度は低いようです。
意外なのは、46位の北海道。

北海道は、めちゃくちゃ寒いか。そのため、たとえば二重ガラスなど、家の構造がそもそも違うようです。で、暖房方法も、大型ストーブで「部屋全体を暖める」のだとか。なるほどね。

近ごろの都会の家は、鉄骨コンクリートなどで出来ており、設備も発達して空調もばっちり。いわゆるま「魔法瓶の構造」です。隙間風が入る昔の家でない。だんだん「北海道化」していくのでしょうね。







目医者に行く

2011年10月10日 | 見聞きしたこと

9月30日(金)、なんだか左目が痛い。小石が入ったような、ゴロゴロ感がある。水で洗うが、治らない。アカンベーをして、人に見てもらうが、異物は入っていないという。

2~3日して治まった。ところが、10月7日(金)、再び痛み出した。やけにまぶしさを感じる。視力が落ちた。翌8日(土)、ついに眼科に行った。

黒目に、鉄粉が刺さっている、という。ひえ~。

目薬の麻酔をして、ピンセットで取ってもらった。こわかった。

1週間も放置していたため、角膜が傷み、傷口周辺が白濁しているという。レーザーメスで削ってもらった。目の内部にまで炎症が起き、白血球が雲状に散らばっているという。内部まで器具を突っ込めないので、これは自然治癒を待つしかない。

術前に、医者は、「取りますか? 取りませんか?」と聞く。もちろん取ってもらうしかない。「あとは僕を信用してもらうしかない」と言う。ぶっきらぼうな言い方だが、仕方ない。別の医者に行くわけにもいかない。変にバカ丁寧な言い方をされるより、よほど信頼できそうでもある。

もちろん医術の上手い下手と、説明の丁寧さや人格は無関係とは分かっている。愛想のない店が、やけに美味かったりもする。素人には医者の技術は分からない。信頼するしかないのだ。

◆教訓>いつもの変調と違う変調を感じたら、すぐ医者に行け。

幸い、目は順調に治っているようです。



大学がES指導に力を入れるワケ

2011年10月06日 | 見聞きしたこと

企業の採用場面では、学生に、履歴書だけでなく、エントリーシート(ES)というものの提出を求めます。これには、いくつか狙いがある。

1)過重な課題を出し、「とりあえずエントリー者」を減らし、手間を省きたい。
2)過重な課題でも挑戦してくる熱意ある学生を採用したい。
3)ESに書かれた内容や構成から、学生の資質や知的レベルが分かる。

一方、学生を送り出す大学は、就職率を上げるため、学生にESの書き方などを、懇切丁寧に指導しています。最近は、上位大学も含め、どの大学も面倒見が良くなった。こうした変化は、知っていました。

それにしても、なぜ、大学が面倒見が良くなったか。たぶん、学生を多く集めるためだろうな、大学も経営だから。4年後の就職を心配する学生(つまり大学にとって客)も多いし。単純にそう思っていました。

しかし、ほかの理由もあったようです。以下、本日の読売新聞より。

「(人材採用支援会社の)リクルートワークス研究所によると、ESの普及はこの十数年。(中略)背景には(企業の)大学への不信感があると見る」

企業の大学への不信感とは……。かなり驚きました。大学は、この不信感を払拭するため、ES指導に力を入れているんですね。

入り口は広げなければならないし、出口は質を保たなければならない。同記事も、「そのESの指導に大学が力を注ぐとは皮肉なことだが、傍観できない実情も分かる。大学には、つらい時代だ」と結ばれていました。


ある中国料理店にて

2011年09月21日 | 見聞きしたこと

複数の中国料理店を経営する会社の代表と、同氏の店で会食をしました。かなり成功された方です。メニュー開発、接客、クレーム対応など話が盛り上がった中で、こんな話が出ました。

売れているメニューが美味しいのか、美味しいメニューが売れるのか?

POS(販売時点情報管理)データからは、「売れているメニュー」は分かるが、「美味しいメニュー」は読み取れないよ、というのが同氏の話でした。つまり、過去に売れたモノは分かるが、これから売れるモノは分からない、というのです。

今後に売れるものを知るには、どうしたらいいか? 現場の嗅覚、センスが大切だと同氏は言います。

ちょうどそんな時、ある家族連れがテーブルを立ち、レジへ向かいました。親がレジで会計をしている間、小さな子どもがテーブルに戻ってきて、どんぶりのスープをすすった。「お行儀が悪いでしょ、こっち来なさい」。お母さんの声が聞こえてきます。

テーブルには、複数の料理のどんぶりが並んでいます。親兄弟で別々のメニューを頼み、分け合ったようです。

「見た? あの子にとっては、あの料理が『美味しい』んだよ」と同氏は言います。

以上、ぼく自身の話でなく、ある経営コンサルタントに聞いた話です。

多くの客のうちの一例、しかも子どもですが、正鵠を射た「読み」だと思います。鋭い観察眼であり、だからこそ飲食業で成功できたのでしょう。小売や飲食ではPOSデータも重要ですが、現場の意識、観察眼、センスも大切ですね。