以下、ヨミウリオンラインより。
乳幼児が歯磨き中に歯ブラシをくわえたまま転倒し、口を負傷する事故が相次いでいるとして、消費者庁と国民生活センターは28日、「歯磨き中は、保護者がそばに付き添って」などと注意喚起した。
同庁などが全国13の医療機関から事故情報を集めている「医療機関ネットワーク」には、乳幼児の歯磨き中の事故の報告が2010年から今年1月末までに49件寄せられている。歯磨きしながら歩いていて転んだり、踏み台から落ちたりして、口の中にけがを負ったというケースで、ブラシの先端が頬やのどに突き刺さるなどして、手術や入院を要した例もあった。年齢別では、1歳児が最も多く、23件を占めた。
同庁などが2月、0~3歳児がいる保護者1200人を対象に行ったインターネット調査では、こうした事故が起きていることを知っていた人は約30%にとどまった。(引用終わり)
この記事、違和感を受けません? というのは、歯ブラシは昔からあります。形状も昔から同じ。「最近の歯ブラシは先がとがって、よく磨けるけど危険」なんてこと、ないでしょ。
なのに、なぜ「相次いでいる」のか。考えられる原因を上げます。
1)最近は、親が子どもの歯磨きを見守らなくなった。
2)最近は、親が子を叱らなくなった。注意しなくなった、躾けなくなった。
3)最近は、幼児が活発に動くようになった。注意多動性なんたらの子が増えた?
4)やわらかい畳の間が減り、堅い床が増えた。
5)最近は、子どもが弱くなった。少しの刺激でキズになるようになった。
6)最近は、子どもが鈍くさくなった。鈍くなり、とっさに身をかわせなくなった。
7)逆の見方。昔は歯磨きする子の絶対数は少なかったが、いまは多くの子がキチンと歯磨きをするようになった。母数が増えれば、事故も増えますね。
8)その他。
ざっと7つの仮説を立てました。さて、実態はどうなんでしょう。ぼくは、2)あたりが真相と思いますが、意外と7)かもしれませんね。
「あるくみるきく」読者の皆さんは、どう考えられますか?