壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

マーケティング講座に参加した

2010年09月01日 | 見聞きしたこと
先日、首都大学東京の社会人講座、マーケティング入門に参加してきました。講師は、福岡市を拠点に活動されている、コンサルタントの早嶋聡史さん。通常の講座は90分ずつ4~6回ですが、土曜のまる1日をかけた短期集中講座です。

STP分析や4Pなど、専門的なことはさて置き……。あるDIYの店。お客さんが駆け込んできて、「ドリルを下さい」という。さあ、店員はどう対処するか。「用途は何ですか」「穴は、どの程度の大きさですか」。聞くべきことはたくさんあります。でも、慌てているお客さんは要領を押さえた返事ができません。

そして、やっと判明したドリルの用途は、「自宅のドアを壊す」でした。カギを紛失してしまったそうです。チョット極端ですが、中にはこんな慌て者もいるのでしょう。

この場合、お客様へのソリューション(解決)提供としては、ドリルを売ることでなく、合鍵コーナーを紹介する等、です。つまり、お客様の望み(ニーズ)を知り、それに応えることの大切さを示しています。

講座は、7~8名ずつ4グループに分かれ、グループごとに話し合うなど参加型で、楽しかったです。終盤には、班ごとに、「国産ミネラルウォーターを売り出す4Pを考える」という、演習もありました。我が班は、女性向けに美しくなる水を強調と基本路線を決めたのですが、中には飲料でなく、洗剤のいらない洗濯用水として利用するといった斬新なアイデアを出す班もあり、面白かったです。また参加してみようと思いました。